学園封鎖3巻ネタバレ

3巻1話ネタバレあらすじ

「ドカッ!!」

「ぼ・・僕はバケモノじゃない!」

自分の頭を床に打ち付け少し正気に戻るも目はまだ血を求めていた

鬼灯はそんなことお構いなしにブチブチと秋吉のハラワタを引きちぎり草太に差し出すのだった・・・

弓道場では、弓を向けられた柚芽が「誰?止めてください!」と懇願する。

「あれ?柚芽ちゃん?」そこに居たのは一つ上の先輩坂井だった。

他の皆も合流し、先輩が俺の話をよく聞いてくれという

「3年生は反乱をもくろんでいる。そしてもうすぐ戦争になる」という内容だった。

こんな装備でテロリスト相手に勝てるはずがない!

委員長の葵は反対するが、先輩の話はさらに続く

この計画は、全て神埼久遠が仕切ると説明する。

神埼はプロのゲーマーで世界的な大会でも優勝をしているかなりの秀才らしい。

アメリカでは陸上自衛隊のウォーゲームにも参加しているという噂もあった。

しかしそれがテロリスト相手にどこまで通じるのか・・・

葵は、神崎に微かな希望を抱くのだった。

武安はテロリスト達との元をやっと抜ける事ができ、すぐに草太と別れたトイレに向かう!!

しかし草太はすでに居ない為、音楽室においてきた有紀を迎えに行くのだった・・・

二人は一度教室に戻ることにした。

「モグモグモグ」

草太は夢を見ていた、武安に彼女が出来たこと、自分が桜井の事が好きで早く告れと言われたこと本当に何気ない一日の断片だった・・・

「はっ!!」

気がつくと草太はさっきまで秋吉だった肉の塊にがっつき!むさぼり喰っていた!

「何をしてるんだ!」

正気に戻り、罪悪感に包まれるが、鬼灯はそんな気持ちを抱く必要は無いという

私達の渇きは麻薬中毒など比ではないほど

悩ましいのは好きな人にほど欲求が強くなることだがそれを乗り越えなければ人間を超えた存在にはなれないと淡々としゃべる

「何が人間を超えただ!」

怒り狂った草太はそのまま鬼灯に殴りかかる!

そしてその拳は軽々と鬼灯の胸を貫くのだった。

「貴様!よくも・・・!」

鬼灯に反撃されそのまま数メートル吹き飛び壁に打ち付けられる!

血は出るものの、何とか動くことが出来た。

鬼灯に呼び止められるも草太は校長室から逃げ去るのだった・・・

鬼灯は草太に負わされた傷が思ったよりも深く、追いかけることが出来なかった。

しかしこのLYCHウィルスに感染した者どうしであれば頭に直接話しかけることが出来る。

このウィルスは未完成品であるひとつの副作用がある

それは定期的に人肉を摂取する必要があるということだ、それを怠れば、自我を失いお前が今まで見てきた者のようなバケモノに変わってしまう

どうするかは自分で決めるんだ、と・・・

3巻2話ネタバレあらすじ

「ふざけんじゃねーぞ!」

焼きそばパンを食べながら女子に肩揉みをさせる巨漢

テロリストに支給された銃をちらつかせながら俺の為にもっと食糧をだせと喚き散らしている。

そう彼が3年の支配者に選ばれたのだ!

「いい加減にしてよ!」勇敢にもクラスの女子が反論するが、その巨漢の男をさらに苛立たせ

そばに居た別の女子生徒に「そのうるさい女をひっぱたけ」

と命令するのだった

突きつけられた拳銃に怯え、「ゴメン!」と謝りながら振りかぶられたハリ手

「バチッ!」

それを見て居られなかった男子、柳恭が間に入り代わりにビンタを受けた

支配者の男はその行為にさらに腹をたてお前がその女を打てと命令する!

すでに目は血走っておりいつ銃を発砲してもおかしくない状態だった

「撃てよ」

「どうせ空砲だろ?」

そう言いながら教室に入ってきた男

支配者の男は今度はそいつに銃口を向けるが怯むどころかまっすぐにこっちに向かってくる!?

「ぱぁん!」銃声とともにその男の拳が支配者のアゴにクリーンヒットするのだった

「人質に実弾を与えるバカがいるかよ!」

神埼久遠!彼の登場でクラスの空気は一瞬で変わるのだった

久遠達は反乱をおこす為、2年と同じく武道館と弓道場に武器を集めに行っていた。

そして今後は本格的に作戦を練るため、3年の各クラス委員長を会議室へ集めるのだった

3巻3話ネタバレあらすじ

藤崎は、支配者の最初の任務として脱出ゲームに参加する5人を指名するよう命令されていた。

中の良い奴を優先すべきか、でももしかしたら命をかけたゲームなのかもしれない・・・

そんなことを考えていると聖に話しかけてくる女子生徒が一人

クラスは別だが顔は知っていた。

彼女が話があるというので人気のない教室の外まで二人で出ていく。

「自分勝手だと思うけどゲームに参加する人に私を選んで欲しい!」

そして「もちろんタダとは言わないは」と聖の手を自分の胸に押し当て「好きにしていいのよ」と言うのだった。

「何を!?」戸惑う聖

その時、「聖?」と武安がタイミングよく帰ってきて何とかその場は落ち着いた。

教室に戻った武安と有紀はこれまでの出来事をクラスメイトと話す。

そして武安が掴んだ、生物兵器の事、敵のリーダーがそれを自分に注射したことなども皆に話すのだった

武安もゲームの内容まで分からないと言っていたが、今回は自分達のクラス以外から選ぶことで話はまとまる。

ふと有紀に「変態!」と言われ反論するがそんなクラスの皆も武安が帰ってきたことでなごんだ空気に安心しているのだった・・・

次に話出したんのは委員長だ

さっき弓道場で3年と出会い反乱をもくろんでいることをクラスメイト達に話す。

しかし、クラス内の意見が揃うはずもなく賛成派、反対派であっという間に討論になる

そんな時、教室の入り口近くでその話を聞いていた桜井はとぼとぼと歩いている草太を見つけ駆け寄る!

草太は不意に鬼灯が言っていた「好きな人にほど欲求が強くなる」という言葉を思い出しその場を走り去ってしまう

あわてて追いかける桜井

食堂の方に入っていくのを見かけ桜井も後を付ける、今はすでに日も暮れているため電気をつけていない食堂内は真っ暗だった・・・

ふと後ろに気配を感じ「野原クン!」と振り向くがそこに居たのは!?

ナイフをちらつかせたテロリストだった・・・

3巻4話ネタバレあらすじ

草太を追いかけ、夜の食堂に来た桜井

しかしそこに居たのは、テロリストの男だった!?

「酒を探しにきたがもっと良いモノがあるとはな!」

そう言いながら逃げようとする桜井の髪の毛を掴み乱暴に投げ飛ばした!!

「ジィィィィ」倒れ込んだ桜井にズボンのチャックを下ろしながら近づいてくるテロリスト・・・

「お願離して!」そんな涙の訴えを聞いてくれるはずもなく、制服の中を手で弄られる!

必死に抵抗しようとするが「バチン!」容赦なく顔に飛んでくる平手!

「助けて 野原クン」桜井は心の中でそう叫ぶ他なかった・・・

ふと横を見ると!?

「草太が!!」

「見世物じゃねーあっち行け」と一括するテロリストだったが

草太は一向に引こうとはしなかった。

それどころか、目には怒りを灯し

「殺してやる!」そう言いながらテロリストに向かって突進していくのだった!

「ポンッ」テロリスト向けて放たれた草太の拳は難なくいなされた

そして「ズバズバズバ」っとナイフで腕を数か所切られそのまま机に頭を打ち付けられた

圧倒的な戦闘力の差に成すすべがない草太

首元にナイフを突きつけられる!

しかし、桜井があわてて駆け寄り「どうか野原君を殺さないで」と懇願する

「じゃあ何でも言うこと聞くな?」桜井はその要求に頷くしかなかった・・・

「スパッ!」桜井が要求を飲んだにも関わらずテロリストは草太の首を切り裂く!?

「やっぱだめだ!抵抗されないと犯してもつまらん!」

草太はそのまま倒れ込み動かなくなった・・・

桜井はされるがまま、全てを諦める。

そんな時、「ドカッ!」急に首根っこを掴まれるテロリスト!

振り向くとさっき首を切り裂いたはずの草太の姿が!?

「ゴキャッ!」草太の拳はいとも簡単にテロリストの顎を砕いた

「殺してやる」すでに意識の無いテロリストを草太は殴り続ける!

ドンドンとテロリストの顔が変形していく!すでに息は絶えているようだが草太は全く止めようとしない

桜井は止めてと必死に叫ぶが全く聞こえていないようだった。

そっと草太を抱きしめ「もうやめて・・・」やっとの思いで草太を止めることが出来た出来るのだった・・・

3巻5話ネタバレあらすじ

鬼灯の元を訪れたテロリスト幹部のケイ

草太と争った跡を見て少し恐怖していた。

ココに来た理由は自衛隊から渡された通信機を鬼灯に渡す為だった。

あちら側のお偉いさんが色々と聞きたい事があるそうだ

さっそく通信をつなげる鬼灯、向こう側では吉永信幸という人物が出た、どうやらこの指揮を前面に取っている言わば大将なのだそうだ

そして大将は確信に迫る「LYCHを使ったか?」

しかしすでに大将は鬼灯が自分に打っていることを勘づいていたためさらに本題んに入るのだった

「我々の任務は感染者が外へ出ないよう防ぐこと・・・人質など眼中にない」

はっきりといそういうのだった。

「人質などとは全く次元が違う所に私達の望みはあるんだよ」

要求を聞いた鬼灯は血相を変え、「あなた達見たいなクズと取引しないわ!」と言う

しかし鬼灯は組織内にある不信感を抱いていた。

それに答えてくれるのであれば考えなくも無いと言い出した。

その問いとは、組織内にいると思われる裏切り者の名前だった・・・

体育館では死体を埋めた2年3年と1年の生徒達が集められていた。

集めた理由は今日解放される1人を決めるゲームを行う為だった。

ゲームに参加したい一年は壇上に上がるように!

内容が分からないだけに一人も動こうとはしなかったが「負けても殺したりしないよ」という鬼灯の一言で一斉に動き出すのだった

壇上には人数分のグラスが!?

そのグラスに自分の血を一滴づつ入れていく鬼灯

そしてゲームを行う生徒達に飲ませた

ゲームは一対一のタイマン形式で行われるようで机の上には1~6までの数字が書かれたカードが置いてある。

プレイヤーどうしがじゃんけんをしかった方から好きな数字のカードを引いていく

そしてその数字に書かれているのはリボルバー(銃)に弾を込めれる数、それと引き金を引く順番だった・・・

要は1と書かれたカードを持っているプレイヤーは最初に引き金を引くことが出来るが弾は1発しか込められないということだ

それを少ない数字から順に行っていく。

狙う場所は心臓

生徒達は説明と違うじゃないかと騒ぎ始める

それをよそに「絶対に死なないから大丈夫」と鬼灯は言う

「なら中身は空砲かな?」「カチ!」っと最初の引き金を引く!

弾は出ない

そして相手の番、込められる弾は2発

ゆっくりと引き金を引くと・・・「バァン!」

激しい銃声とともに目の前には首を銃で貫かれた生徒の姿が!?

「はい次!」

「早くしないと最後の一人まで終わらないわよ」淡々とゲームを進める鬼灯に生徒達は絶望するのだった・・・

3巻6話ネタバレあらすじ

体育館で初めの銃声が鳴り響くころ・・・

生徒会室に集められた3年の委員長達

集まった理由は反乱を起こす為の作戦会議をする為だった。

少し遅れて登場する久遠、さっそく独りが「本当に勝算があるのか?」と尋ねる

久遠は「勝算?いいや全然」と答え、素人が武装したテロリストに敵うわけないだろと吐き捨てるのだった

しかし、勝てはしなくても逃げられる方法はあると続ける

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」

そんな中国の思想家の言葉を口にしながら自分が持っている情報を話す

敵の配置、武器、移動導線それらを全て知っているとすれば?

テロリストの内部に協力者がいる。

そう堂々と話すのだった・・・

その間も体育館では着々とゲームが進められていた!

そして最後の二人の対決が「バァン!」と激しい銃声とともに終了した・・・

「仕方ないじゃない・・・」勝ち残った女子生徒はゲームに参加していない生徒達に向けてそう嘆いた。

「約束通り解放する」そういって女子生徒は校門の方へと歩む

各教室にいる生徒達もその行動を見ていた。

解放は本当だったのか誰もが皆、脱出への希望を持つのだった。

校門を出た生徒はすぐさま外に居た自衛隊に保護される。

その脇で一人、鬼灯と連絡をとる人物が!?

「協力感謝する」鬼灯にそう言っているのは自衛隊、大将の男だった

「クズどもが!」鬼灯は大将に要求された事を思い出しそう言う。

「私達が望むのは人質ではなくLYCHのサンプルだ」

今回の解放は自衛隊のその要求に答える為に行ったに過ぎない

そして体育巻は閉鎖される。

今は死体となった感染者達と1年生を残して・・・

3巻7話ネタバレあらすじ

2年の教室では何やら校庭に向かってゲーム機を向ける野口の姿が

武安は全くゲームはしないので何をしているか分からなかったがどうやら撮影をしていたようだ

テロリストが学校を占拠してから撮影を始めていたらしく武安はこれをゲームを参加したものに託し外のメディアに伝える作戦を思いついた!

クラスのみんなで明日のゲームに参加するのは誰にするか話し合う

「もしかしたら危ないゲームかもしれない」

クラスメイト達は不安がるが武安には有る考えがあった

もしもの場合、鬼灯と話していた望みをその負けた者の救出にしようと考えていたのだ

武安の言葉でクラスはまとまり、それぞれ野口のゲーム機にそれぞれ外部へ伝えたいメッセージを入れることにする。

そしてそれを託すのは国会議員の父を持つ、鈴木香菜子だ。

皆それぞれ両親や友人、マスコミなどに向けてメッセージを録画していく

全ては明日、香菜子にゆだねられるのだった・・・

3巻8話ネタバレあらすじ

武安達がゲーム機にメッセージを録画した翌朝・・・

桜井と草太は職員の休憩室で一夜を過ごした。

そして確信に迫る「首の傷はどうしてなんともないの?」

草太は正直に打ち明けた・・・

自分はおそらく生物兵器になっている

「LYCH?」桜井はなぜかその言葉を口にした。

「なぜそれを!?」草太が問いかけると

「実は・・・私・・・」そう言いかけたところで校内放送にさえぎられる

これよりシャワー室の利用を許可する!というものだった。

桜井と草太も一度、教室に戻ることにするのだった・・・

クラスメイト達は皆、草太がいることに戸惑いざわざわと騒ぎ出す。

ゾンビになったんじゃ無かったのかよ!と言い出す者までいた。

そんな中、武安だけは「ポン!」と草太の肩を叩き冗談を言って場を和ませるのだった・・・

桜井は草太がテロリストを殴り続けていた光景が目に焼きついて離れなかったが決して誰にも喋ることはなかった。

グラウンドも解放され生徒達は各々自由に校舎から出ることが出来き、ある程度の自由が与えられた。

草太と同じクラスの一之瀬は体育館に連れて行かれた妹を心配し侵入出来る所は無いか?

そんなことを考えていた。

武安はふと、柚芽と3年の坂井がテラスで話している姿を目にする。

「神埼先輩に合わせてください!」3年でも武安の事は噂になっているようで、向こうも会いたがっているようだった。

そして対面する二人

「今日はクラスの代表としてではなく先輩の計画を聞いたうえで賛同するか阻止するかを決めに来た」そう堂々と言うのだった。

話しは長くなる・・・

「君は脱出しようとして撃たれた生徒、彼を殺したんのは誰だと思う?」と話し始めた。

丁度そのころ、体育館ではゲームで死んだ人達を調べる生徒が!?

犯罪研究部の連中だそうだが正気じゃないなと周りは話す。

「ビクン!」部員の一人が死体が脈打つのを確認しあわてて部長に報告に行く!

「え!?」振り向く部長の足を何者かが掴んだ!?

それはすでに死んでいるであろうゲームの被害者の一人だった・・・

「ぶちぃ!」捕まった女の子はそのまま成すすべなく首の肉を食いちぎられた!

他の死体達も動き出し体育館は大混乱となる。

生徒達が出口に群がる中、男子生徒の柿木はタオルを被りガラスを突き破った!?

そして「一之瀬!」と彼女の手をしっかり握り間一髪のところで渡り廊下まで逃げることができるのだった。

「成功すれば全員生き残れる」武安と久遠の話も華僑に入っていた。

「先輩の案は極端すぎる!」

何とか成功させるしかないな!と武安も決心したようだ。

「反乱はいつ始めるんです?」

「今夜0時だ!」

ココに武安、久遠の最強タッグが誕生するのだった・・・