漫画、柊様は自分を探しているがついに完結しました。

今回は最終巻である8巻のネタバレあらすじを書いていきます。

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8巻最終話まで|ネタバレあらすじ

柊様は自分をさがしている8巻ネタバレ

記憶を取り戻した柊をまるで別人のように疑ってしまう圭二郎。

しかし仲の良さは相変わらずで、いつものようにイチャつています。

そんな二人はガールがエナを吸ってしまった武聖の所へ行きます。

ですがすでに手の施しようは無く、時間をかけて戻るのを待つしか無いそうです。

それがきっかけで天狗と夜叉は抗争に発展してしまいます。

そんなこんなで柊と圭二郎も助太刀することに・・・

夜叉である神城はまさしくバケモノで、重火器を駆使し、猛攻を仕掛ける天狗でしたが、全く歯が立ちません。

仕方なく柊が姿を見せます。

元々の狙いは柊の命、ですがそんなことを圭二郎が許すはずは無く。

持ってきたクイナと日本刀で応戦します。

実は、圭二郎は幼少期のころから現実離れした修行をしており、大昔の忍者にも負けない戦闘力があるのです。

いとも簡単に神城の首を切り落とし、残りの夜叉を始末に行きます。

ですが神城はこの程度では倒れず、すぐに復活するのでした。

その後も全くひるまずに猛攻を続ける圭二郎。

しかし相手は不死身なので流石に分が悪いです。

そんな時、ガールが活動限界を迎えたことで、ジュニアが反乱を起こします。

「神城さんあなたの回路をこの子にあげて下さい」

その言葉と同時に彼女の貫手が神城を貫きます。

まるで生きているかのようなジュニアの行動に感動した神城は本当に自分の回路をガールに譲り渡します。

すると、彼はまるで塵となるかのように姿が消えてしまうのでした。

残った夜叉は今後は柊に手を出さないと約束し、抗争は終結するのでした。

それからは何気ない日常を取り戻したのですが、圭二郎はある日、柊が自分が死ねないことで酷く苦しんでいるのでは?と考えます。

彼女にも一族が居るのだと思っていた圭二郎ですが、確認されている者は折らず、彼女は一人ぼっちだったのです。

居てもたってもいられなくなった圭二郎は彼女の元へ行き、抱きしめます。

しかし、以外にも元気な柊、挙句、痴れ者(しれもの)扱いされるのでした。

ですが圭二郎はその行動が強がりだと確信し、彼女に約束をします。

「俺が殺してやる。」

柊を置いて行ったりはしない、全て自分に任せろと言うのです。

その言葉を聞いた柊は今まで強がっていた態度が崩れ去ります。

「本当じゃな!!約束じゃぞ!?もう一人は嫌なのじゃ。」

大粒の涙を流す柊。

圭二郎だけは見送りたく無かったのだと泣きわめく彼女を優しく抱きしめるのでした。

それから60年後・・・

若かりし頃よりさらに鍛え上げ筋骨隆々となった圭二郎、しかし頭は白髪ですっかりお爺さんです。

柊はあの人変わらぬ美しさを保っています。

今日は久しぶりに自分たちがであった町に帰ってきました。

立派な桜が咲き誇る桜並木の下に腰掛ける二人。

すると圭二郎は意を決したように話し始めました。

「どうやら俺はここまでの様だ。」

あれからも鍛え続けた圭二郎は自分の死期が分かるまでになり、今がその時だと悟ったようです。

ですがそれは約束が違うという柊。

殺せないならせめて、百年は戻れないくらいに引き裂いてから逝けと言います。

「柊、必ず生まれ変わるからまた人を愛してくれ。」

「心に響く名文句だがワシは許さんぞ。」

「っかしーな殺し文句だったんだが。」

「ふっあははははは」

笑い会う二人、しかしその笑い声はいつしか、柊一人の声だけになっているのでした。

ですが彼女の目にもう涙は流れていません。

だってまた次の楽しみが出来たのですから。

”まってるぞ、またお前に会える日を”

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