このSを見よ!15巻ネタバレ

漫画、このSを見よ!の最終巻である15巻のネタバレあらすじです。

最終話まで濃い目のネタバレを書いていますので漫画版が読みたいという人はこの方法を使って先に読んでくださいね♪

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147話から最終話|ネタバレあらすじ

鴨門に頼んで鳳の大奥様を呼び出すことが出来た倫。

呼び出し場所である会議室にさっそく向かいます。

鳳の母親にスティグマをかけることが出来れば千鶴を解放することが出来る。

しかしそれ以前に千鶴は突然、義理の母から離婚するように言われます。

さらに、祖母の治療に関しては最期まで面倒を見るという念書付きです。

何故そんなことになったのか?

それは鳳の母の代わりに会議室にやってきた人物が知っていました。

「親父!?どうして!?」

倫の能力は父の異伝と言っても過言では無く、スティグマを使った女は父の言いなりにもなるのでした。

鴨門とから情報を得たようで息子のやり方では千鶴を救いきれないと思い喝を入れに来たようです。

倫も父には聞きたいことが山ほどあり、千鶴の父や自分の母の事を問いただしました。

そこで語られた母の過去は想像していたものと全く違いました。

「令子はお前の母さんは・・・母さんじゃあなかった。」

父から語られる衝撃的な事実、それは母が性同一性障害だったということです。

身体は女であっても心は男だったのです。

ひょんなことから父の痣を見てしまった令子。

そこから8年間はずっと女として倫の父に寄り添ったのです。

2人が結婚してすぐ、千鶴の父、茂も結婚し子をもうけます。

しかし、千鶴が4歳になることには夫の浮気癖で相当夫婦仲は冷え切っていました。

そんなある日、茂に父は言われたそうです。

「いつまでその力で千鶴を縛ってるんだ!?」

2人は口論になり掴み合いの喧嘩をしますがそれがきっかけで父も令子を解放することを決心します。

そんな時に令子は一度だけ女として妻になるなら「子供をつくろう」と言います。

こうして生まれたのが倫でした。

「倫は間違いなく僕たちが望んで生まれてきた。お前の為なら父さんはなんだってするよ」

あまりの予想外の出来事に戸惑っていると千鶴が会議室に入ってきました。

鳳とのことはもう心配しなくて良いと伝えるためです。

実は倫の父はすでに鳳の母をスティグマの虜にしており、あられもない姿を写真に収めていたのです。

これが出回れば病院での立場は急転、なので彼女の生理が終わり、力が解けても言いなりになるしかないのです。

これからは父も出来る限り協力してくれるとのことで倫と千鶴の間には何の隔たりも無くなったのでした。

あっという間に問題が解決した二人は伊豆へ旅行にやってきました。

露天風呂付の宿でラブラブな二人、ですが倫に突然、男を感じてしまい突き飛ばしてしまいます。

その後の布団でも急に吐き気を催し拒絶反応を示します。

「私たちを遮るものは何もない筈なのに」

その夜、千鶴は置手紙を残し部屋を出て行きます。

不穏な空気を感じてハッと目が覚めた倫。

書かれていたのは自分が倫の足枷にしかならないということ。

”私は遠へ去ります”

そんな言葉が倫をさらに不安にさせます。

興観光した岸壁、予想した通り彼女はそこで今にも飛び込みそうにしていました。

必至に呼び止める倫、しかし彼女はすでに決心しているようで近づかせようとしません。

”このままでは本当に大切な人を失ってしまう”

倫は最期の手段に出ます。

「千鶴!!このSを見よ!!」

最終巻の感想

結局、倫はスティグマの力で千鶴の自殺を止めて、父と同じ人生を歩む。という末路でした。

2人は一緒に暮らし始め当たらな生活を送っています。

千鶴の父と倫の母の死の真相については、エピローグとして2人目線の物語が描かれていました。

最期まで綺麗にまとまっていて面白い漫画でした。

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