漫画ピンポン１巻ネタバレ感想

少年スポーツ漫画『ピンポン』１巻ネタバレ感想と無料で漫画を読む方法を書いています！
この漫画は幼馴染のスマイルとペコが卓球で頂点を目指す青春スポーツ漫画です。
漫画から先に読みたい人は、ネタバレ感想をスルーして漫画を無料で読む方法を見てくださいね！

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ピンポン　１巻　ネタバレ

片瀬高校の卓球部に所属する星野裕（ペコ）と月本誠（スマイル）。
二人は小学生時代からの幼馴染で、一緒に卓球を続けてきた仲。

卓球の腕ではペコが頭一つ抜き出ているものの、スマイルも部内ではトップ実力者で、両者は親友であると共に良きライバルであり続けた。

そんなある時、ペコは雑誌で辻堂学院が上海ジュニアユースの選手を留学生として呼び寄せたという情報を見て、スマイルと共に見学へ行くことになる。

そこで出会った孔文革（チャイナ）と、試合を行なうことになったペコ。

上海ジュニアユースのエリート選手の実力の前に、１ポイントも取れずに敗北してしまう。

チャイナに敗れ落ち込んだペコは、学校をサボってタムラ卓球場へと入り浸るのだった。

一方その頃、いつものように卓球部で練習をしていたスマイルは、顧問である小泉丈に声を掛けられていた。

彼はスマイルが無意識のうちにペコに対して手加減して打つ癖があるのを見抜き、スマイルに秘められた才能を磨けば全国でも通用する選手になると考えた。
しかし上を目指す意思を持たないスマイルは、小泉の申し出を拒否。彼のコーチングを無視し続けた。

その後も小泉はしつこくコーチングを続けようとするが、それに耐えきれなくなったスマイルはとうとうキレて、練習中に帰ってしまう。

ペコがスマイルを慰める一方で、二人のいない卓球部に前年度の卓球全国大会の優勝者、風間竜一（ドラゴン）が訪れる。

ドラゴンもまた、スマイルの秘められた才能に気がついており、是非とも自分のいる海王学園に引き抜きたいと考えていたのだ。

この時はスマイルが不在だったため、結局は本人に話を伝えないまま、ドラゴンは帰ってしまう。

依然として小泉のコーチングを拒否し続けるスマイル。

これに痺れを切らした小泉は、スマイルに試合を申し込んだ。スマイルが勝てば、小泉は手を引くことを約束。逆に小泉が勝った時は絶対服従しなければならない。

すでに六〇歳を過ぎている小泉だが、その実力は本物。スマイルの弱点を徹底的につくスタイルで試合を終始優勢に運んで行く。

しかし試合の最中にふっ切れることの出来たスマイルは、秘められた才能の片りんを開花。

圧倒的な実力で巻き返された小泉は、スマイルに敗北すると共に、彼の才能が本物であったと確信するのだった。

感想・まとめ

まずこの作品には二人の主人公がいます。
自信家でお調子者だけど、実力によって周囲からの信頼を買っているペコ。
クールで無口な性格だけど、周囲に協調するのが苦手なせいで苛めに遭うこともあるスマイル。
相反する二人が、異なる道を選びながらも同じ卓球の世界で頂点を目指していく。そんな彼らの友情の在り方が、この作品の魅力であるのだと思います。

１巻の段階ではスマイルが中心となって物語が進んでいる印象を受けますが、これはあくまでも物語の一旦です。
ここからペコの活躍の場面も増えていきます。

あと、この作品では主要の登場人物にペコやスマイルなどのあだ名が付けられているのも特徴です。
そしてこのあだ名のセンスが中々に独創的と言いますか、とても格好良いです。
『ペコ』の由来はお菓子が好きだから。某お菓子会社のマスコットキャラからです。
一方の『スマイル』の由来は、無口で笑わないからという所から・・・格好良すぎですね！