サエイズム4巻

サエイズム4巻(最終回)の結末ネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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異常なほどの束縛癖をもつ真木冴と、その支配から逃れたいと願っている国木美沙緒。

二人の関係に気がついた新聞部の大門蘭は、好奇心から二人に近づきます。

蘭の介入によって冴はより暴走をはじめ・・・!?

4巻|ネタバレ

あの日、美沙緒と冴が別荘に戻ると、そこには気持ちよさそうに眠っている蘭がいました。

蘭自身もよくわからないのですが、神が助けてくれたのです。

そしてそれからは何事もなく数日が過ぎ、あの夜の騒動には不自然なほど誰も触れないまま、蘭と美沙緒の2人だけ先に東京に帰ることに。

蘭は五体満足かは別として古海はまだ生きていると思っていました。

家に帰ってから二日。

あれ以来、冴から何の連絡もありません。

今まで2日も連絡がないことがなかったので美沙緒は不安でした。

そんな中、古海から手紙が届きます。

古海は自分にもしものことがあった場合に、「高梨江奈」のノートを託しておこうと考えていたのです。

一緒に入っていた古海の家の鍵をもって記された住所へと向かいます。

古海の家の前にはベースを弾いている男がいました。

”真木家”関連かもしれないので警戒して隠れていると、男はメモを残して去っていきました。

メモには「JICHO連絡待つKACHO」と書いてありました。

メモを気にしつつも後から来た蘭と合流し、家の中へ入りノートを手に入れる美沙緒。

するとベースの男が部屋に入ってきました。

「あんた誰?」

蘭はベース男を見て驚きます。

「まさか、シバコー!?」

シバコー(斯波光策)は蘭の知り合いで、蘭が美沙緒に会わせたがっていた人物でした。

小さい頃、隣に住んでいた光策と蘭はよく遊ぶ仲でした。

遊ぶと言ってもおとなしい光策を蘭が引っ張り出して連れまわすといった感じです。

5歳の頃、家の近くの「ババハウス」と呼ばれている廃屋を探検しようと蘭が誘うのですが、いつもは大人しい光策が声を荒げて「絶対行かない」と言うのです。

光策のそんな剣幕初めて見たものだから蘭も驚いてとりあえずその日は中止にしました。

ちょうど二人が行こうとしていた時間に、老朽化していたババハウスはぺしゃんこに倒壊したのです。

そのようなことは2度もあり、蘭は光策には凄い力があるのだと確信します。

その後、光策は引っ越すことになり、蘭は必死で光策を引きとめようとします。

光策は困った様子で引っ越し当日2つのブレスをくれます。

「オレがいなくてもソイツが必ず蘭を守ってくれるから。」

それから蘭はことあるごとにそのブレスに守られてきたのです。

光策の力があれば美沙緒を助けることができるかもしれないと、蘭は考えていたのでした。

光策と古海はバンド仲間でした。

売れなかった光策たちのバンドを一気にメジャーに導いてくれた天才なのです。

ところが三週間前、古海から一方的にバンドを脱退すると言われ、連絡が取れなくなったので、引き戻すために家の前で張り込んでいたのです。

蘭は冴の謎をつきとめるために、光策は古海を助け出すために、美沙緒は冴の魔の手から逃れるために、それぞれの目的のため3人は力をあわせることに。

まず光策の力で校内に隠し扉を見つけることができます。

何か所も見つかったことから松谷中は真木家によって改造されていたということが分かります。

真木家は想像よりはるかに強大な力をもっていました。

そうなると外的要因による排除は不可能、公権力さえもアテにできません。

つまり脱真木作戦はいわば美沙緒の”受動人間”の殻を破るのみ。

美沙緒が”能動人間”になり冴が自発的に離れるように仕向けるしかないのです。

そこで人目が多い、ディズニーランドで作戦を決行することに。

作戦当日。

冴と二人でディズニーに行く美沙緒。

美沙緒は怯えながらも冴の言いなりにはならず拒否し続けます。

冴の怒りはどんどんヒートアップしていき、美沙緒の「私を自由にして」という言葉でついに崩壊します。

「悲しい。美沙緒にも消えてもらわなきゃいけないんだね。」

能動作戦前日。

古海は現・名増財閥当主・名増貴光と話をしていました。

名増財閥は政界、財界に隠然たる権力を持ち続ける世界でも有数の巨大コンツェルン。

名増家の歴代当主は全員血の繋がりのない入り婿で、選ばれしものが”ある女”を娶ることを条件に全ての財産と権限を受け継ぐのです。

そのある女とは「真木冴」でした。

「冴」は代々真木家の長女に受け継がれる名前で、真木家の中心にはいつの時代も侵すべからざる聖域として「真木冴」が君臨しています。

宗教と同じで神を敬うのに理由などいらないのです。

「真木冴」は完ぺきな美貌と高い知性と並外れた身体能力を持って生まれる代わりに、生きる力が著しく弱く「自らの欲望が満たされない時、冴の肉体は衰弱しやがて滅する」そう伝えられています。

なので真木家の人々は冴の欲求を叶えるために「キグルミン」という特殊部隊をつくりました。

大掛かりな我儘を通すため年に1度だけ全てのキグルミンを総動員する権限が「冴判」なのです。

18歳になると「冴」は次代の「冴」を産み命が尽きます。

18年以上は生きられない遺伝子なのです。

察しのとおり真木神は現「冴」の父親、そして貴光は「冴」の夫。

「私は私の代でこの家を絶やそうと思っている。」

貴光は狂った一族を自分の代で葬り去ろうと考えていました。

今回の美沙緒達の作戦に可能性を感じ賭けてみようと思ったのです。

能動作戦前日に貴光はキグルミン全員に毒を盛り動けなくさせています。

なので作戦当日、冴が発動しようとしても協力者は現れないのです。

自らの欲求が満たされぬ時、冴は死を迎えます。

最も大きなダメージを与えるのは”愛する者による強い拒絶”。

なぜ貴光が古海に全てを教えるのか?

それはせめてもの罪滅ぼしでした。

高梨江奈を死に導き自殺を自走したのは彼なのだから。

作戦当日、キグルミンを呼ぶ冴ですが、当然誰も現れません。

「もういい。私が自分で美沙緒を別荘に連れて行くから。」

冴は美沙緒の腕を掴むのですが、美沙緒は振りほどきます。

「冴ちゃんなんて大っ嫌い!!」

美沙緒に拒絶され冴は身体のあちこちから流血が止まりません。

「じゃあ仕方ないね。私の手で美沙緒を消してあげるよ。」

その時、神が現れ冴を止めようとするのですが、冴の蹴りで倒れてしまいます。

冴は美沙緒に向けて刃物を振りかざします。

「これでお別れだね。バイバイ・・・。」

危機一髪、古海が助けに入ったおかげで助かりました。

同時に冴は落雷に打たれ丸焦げになり死んでしまいました。

18歳で子を産み必ず死ぬことが定められた運命。

冴の実態を知ったものは同情するのですが、江奈を死に追いやった事実は決して許されるものではありません。

あんなに怖い思いをさせられた美沙緒ですが、なぜか冴のことを考えると涙が止まらないのです。

ありがとう。
わたし、冴ちゃんのおかげで強くなれたよ!!

完結

感想

最終巻にして新キャラも登場し予想以上の展開で楽しめました。

今回で謎だった部分が全て解けてすっきり。

結局冴は自分自身が何者であるかわからないままの結末。

冴の悲しい運命を知って見方が変わりました。

最後まで冴に悪意がなかったため、墓標で美沙都が感謝する気持ちも少し共感できます。

ネタバレでは全てを書ききれず省略している部分も多いので、ぜひ漫画も読んでみて下さいね♪

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