食糧人類4巻ネタバレ

食糧人類-Starving Anonymous-の4巻ネタバレあらすじや感想を紹介しています。

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ここからはネタバレです。4巻には24話から33話までが収録されていました

24話

捕まってしまった伊江たち3人は意識を取り戻し暴れます。

夕凪の会に改造するという桐生はバケモノが死んだ映像を見せ「これが貴方たちの罪です」と説明します。

伊江たちがバケモノの事を知らないと言うことで説明する桐生。

「アレは神だ」

他の星から宇宙船に乗ってこの星に来られた。と説明し近年深刻化する温暖化現象は彼らの御業だと説明します。

地球を人質に取られている人類に出来ることは絶対的服従のみ・・・

その彼らの欲求を満たすために作られたのがこの施設”ゆりかご”なのです。

説明を終えるとインスピレーションが沸いたのか3人を一体の阿修羅のように改造するようです。

淡々と準備が進められ手術服を身に纏う桐生、点灯された照明に映し出されたのはありとあらゆる刃物と工具でした・・・

25話

3人が辞めてほいいと懇願しても聞く耳を持たない桐生におぐっちゃんはついに隠し持っていた毒を飲もうとします。

ですがそれにそれに気づいていた夕凪の会が薬を奪い死ぬことすら許されないようです。

桐生の気を引こうと必死に彼の好きそうな芸術の話をしますが稼げた時間は僅か。

周りは夕凪の会となったバケモノたちに取り囲まれ万事休す。

とうとう麻酔が注射され伊江は意識を失うのでした。

26話

もう終わりかと意識を手放す伊江でしたが次に目を覚ますと目の前にはナツネの姿が!?

山引も来ておりどうやらおぐっちゃんが渡されていた薬は毒では無く発信機だったようで異常があったから急変したとのことでした。

桐生はすでに殴り飛ばされ鼻血を出していますがまだ余裕があるようで握力1tというバケモノにナツネの相手をさせます。

しかし持っていた刃物でその化け物を瞬殺するナツネ。

痺れを切らした桐生はその場にいる夕凪の会を総出で襲い掛からせるのでした。

27話

牛刀一本という頼りない武器ながらも兵隊たちを半分ほど倒すナツネ

しかし体力も限界が近づいています。

更にタイミング悪く透明になる事が出来る夕凪の会メンバーが戻ってきたことで腹を食いちぎられてしまいます。

するとナツネはその喰われた腹から手を突っ込み自分の肋骨を引き抜くと次々と兵隊たちの顔面に突き刺していくのでした。

山引も桐生に追い打ちをかけます。

どうやら二人には因縁があるようで「お義父さん」といって山引が近づくと桐生は涙を流して怯えるのでした。

28話

桐生は大学の教授を務めていました。

そこで生徒として在籍していた山引ですがその天才的な頭脳は教授であった桐生がぶち当たっていた壁をいとも簡単に解決します。

更に彼はそれを教授の手柄にして良いと言いその言葉に甘えて桐生は世間に発表したのです。

その後も山引のお陰で桐生の研究所はドンドンと成果を上げていきます。

そんなある日、父の研究所に娘が忘れ物を届けに来たときに山引と出会うのでした。

29話

山引は雨に濡れたと言って上半身を脱いでいたのですが意外にも鍛え抜かれたその体とアマイマスクに娘は一目ぼれしてしまいます。

性的な興奮が収まらなくなった娘はそのまま山引とエッチしてしまうのですがそれは桐生が山引を繋ぎ止める為に巻いた餌だったのです。

そのままトントン拍子に話は進み常識は欠如していたものの天才的な頭脳を手放すのは惜しいと娘と婚約を果たします。

桐生の目論見通り研究所は大躍進を遂げまるで手漕ぎボートような歩みだった研究がジェットエンジンを搭載したかのように進みます。

一躍、時の人となった桐生ですがそれも長くは続かず山引という男の恐ろしさを思い知らされるのでした。

30話

桐生の研究は海外からも評価を受け”100年に一度の頭脳”と賞賛されるほどです。

ですが研究所内での立場が急変します。

教授である山引が居ても挨拶どころか気にもしないのです。

そんな彼らが見ていたのは山引が作った謎の生命体でした。

人の遺伝子にナマコやヒトデの遺伝子を組み込み全く新しいキメラ人類を作り出してしまったのです。

成長すれば今の人間より知能が高くなる可能性があると喜ぶ山引でしたがこの分野は特に倫理に触れるとされ学会にバレると一発でアウトだと桐生が激怒します。

ですが作ってしまった者は仕方が無いと生徒たちは全員、山引のかたを持つのでした。

31話

仕方なく夜中に研究所に侵入しそのキメラを殴り殺すことにした桐生。

これで全て元に戻る。と安堵したのですが翌日、研究所に行くと全員がキメラが死んだことに涙しています。

そこに現れた山引ですが彼はキメラの死を確認すると「次はもっと凄いヤツを作りましょー」と皆を励ましたのでした。

”そうか・・・分かった・・・こいつを殺さなきゃいけなかったんだ”

桐生はすぐに行動し山引を酒で酔いつぶれさせ事故を装うため放射線照射室に放り込むのでした。

「酔いが冷めても二日後、多機能不全で死ぬ」

酔っ払い眠りこける山引にそう言い残し桐生は照射室の扉を閉めるのでした・・・

32話

そのまま夏季休暇を取りロサンゼルスで過ごしていた桐生はその後3週間の講演を終わらせ1カ月ぶりに研究所へ戻ります。

それまでに山引が死んだのであれば桐生のもとに連絡が来る筈なのでまだ照射室に遺体があるということなので第一発見者を装うストーリーを立てます。

出来るだけ腐敗した遺体は見たくないが恐る恐る照射室の窓を除きますがそこに山引の遺体はありません。

それだけでなく彼は普通に生きていました。

再会した彼に事情を聞くと放射線を浴びた後で目を覚まし自分の細胞が壊れていることに気が付いた彼は色んな生物のDNAを使い体を繋ぎ止めたのです。

しかもその実験に参加すると桐生の娘も放射線を浴びてしまい仕方なく二人で注入したと話します。

山引は原型をとどめたものの娘である有希は適合する細胞がメガネザルやアイアイの原猿だったようで猿のような姿になれ果ててしまったのでした。

33話

山引も見た目は普通の人間ですがヤモリの遺伝子を受け継いでいるようで壁に張り付いて見せます。

そのカオスな状況に思わず逃げ出す桐生、殺しても死なない、研究所も乗っ取られ、家族を猿にされ、俺より優秀、絶対に勝てない。

そう思い知らされただただ逃亡します。

数年後、ホームレス暮らしをしていた桐生のもとにゆりかごの職員が迎えに来て今に至るのです。

そんな宿敵と再会してしまった桐生は手元にあったノミを手に取ると目の前の山引の心臓に突き刺すのでした・・・5巻につづく

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