あらすじも遂に7話まで来ました!!

ここまで読んでくれて本当に感謝です。

前回の話しからすでに数カ月が通過したところから今回ははじまります。

いきなり「えッ!?」っていう展開なんですが今回も内容濃いんで是非読んでいってくださいね♪

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第1部|第7話

「うっううううう

富士楼の隠し部屋では女の呻き声が響き渡っていた・・・

その声を出していたのは道子と名乗り生き延びたお梅だった。

お梅は子を身ごもっていたのだ。

今にも生まれそうな状態だったが手助けをする者はいない。

道子はこれが聡一の子だと信じかたくなに中絶を拒否したのだ。

お梅は富士楼に戻されてから、足抜きを図った女や下の病気を持った者達が入れられる隠し部屋で客を取らされ続けていた。

何度も痛めつけられたにも関わらず、よく堕りずにここまで大きくなったものだと周りは感心する。

これが富士楼一の名器と歌われた女の果てか

「ガン!!」意味も無く番台の男がお梅の腹を蹴り飛ばした。

それほど隠し部屋の女郎達への扱いは酷かったのだ・・・

「出てきたらその桶に入れちまいな」と吐き捨て男は去って行った。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

という声とともに赤ちゃんが出てきた。

しかしすでに息はしておらず、肌もなんだかどす黒かった。

冷たくなった赤ん坊を愛おしそうに抱きお梅は涙をながすのだった・・・

妊娠の疲れも癒えぬ間にお梅はまた客を取らされていた。

道子という名に変えたにも関わらず、かつての夕湖だと言うことは客も周知の上でそれが安値で抱けるとあって客は途切れなかった。

そんな夕湖に見受けの話しがでる。

直吉はその話を自分の胸の内に秘めていたのだ。

直吉もまた夕湖の事を人一倍愛していた・・・

そんな時、直吉が街を歩いていると「グサッ」

軍服を着た男が直吉にナイフを突き刺した!!

道子と名乗らせてお梅をかくまっているのは直吉だと知った軍関係者の報復だった。

この時代には、軍関係のモノには何をされても手出しできず、富士楼の番台達もただ直吉の回復を祈る他なかった・・・

武子こと九条はさらに美しさに磨きがかかり、日々、お座敷に呼ばれていた。

それどころか九条がいる席では必ず商談が上手くいくと北海道中の評判を集めるほどになり、こぞって政治家や実業家達は武子に声をかけた。

権力者とはそれなりに体の関係も持つようになった武子

そして遂に後ろ盾が十分に整った武子は幕西から女将を追い出す計画を進めていくのだった・・・

お梅は、赤ん坊に見立てた自作の人形を抱き、すでに自我が崩壊しかかっていた。

直吉はそんな姿を見かねて見受けの話しをする。

「見受けするか?それともあの男を待ち続けるか?」

そう問われたお梅

「この体を見ろ!!」

直吉が作ったこの体、自分をもう一度本部屋に戻せ!!

そして幕西一の女郎にしたてろ!!と女郎としてのプライドだけは捨てなかった・・・

まとめ

この辺りから、話が急展開過ぎて中々文章だけでは分かりずらいかもしれないですねー

読んでいても一回じゃ理解できないんで・・・

さらに物語は加速していき次話では見受け話は本格的に始まります。

そして武子の野望も着々と進み始め・・・

次話もお楽しみに♪

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