風夏の最新刊が発売されたので早速読んでみました。

ここではネタバレを紹介していますがこのマンガは1冊丸ごと無料で読むことも出来るので漫画版を読んでみたいという人はこの方法を試してみて下さいね。

17巻ネタバレあらすじ

風夏17巻ネタバレ

「おかしいじゃないですか!ヘッジホッグスを造った人が自分から抜けるなんて!?」

身を乗り出してそう言う風夏とゆうにヘッジホッグスのメンバーは話を始めた。

片鱗は6人で活動するようになって半年ほど経ったころライブでそこそこ客も増えてきて10代限定のフェスに出てみないか?と言われる。

優勝すればプロデビューが出来る可能性もありそれに喰いついたのは西部だった。

もちろん出るにはオリジナル曲が必要で翌日メンバーはスタジオに集められた。

そこで彼が作った曲をみんなで聞いた。”Climeber’s High!”いつかメンバーが揃ったらやろうと思っていた曲らしくかなり完成度の高い曲だった。

だがニコはサビが物足りないし歌詞がダセェと言い出し即興でベースを弾く。

それに触発された他のメンバーたちも気になる部分に自分なりのアレンジを加えていき曲はさらに良いモノへと変わっていった。

見事、フェスで優勝し6人でのデビューの話が来た。そんな絶頂の時に西辺はみんなを集めた。

「俺はヘッジホッグスを日本一、世界一のバンドにしたい。だから俺抜けるわヘッジホッグス」

何冗談言ってるんですか急に!!と信じようとしないメンバー達

それでも辞めると言い張る西辺にさすがにタマが突っかかる。

「これ以上つまんねー冗談言うなら前歯へし折るぞ?」

流石にこれ以上不味いと思ったのか西辺は「ウソでした!!どっきりだよ」と場を和ませた。

しかしその夜、みんなが寝静まったころ、一人部屋を出る西辺。

だがニコだけは気付いていた。「どこ行く気だよ」そう言って彼を呼び止めたのだ。

そこで彼は正直に話した。自分一人がヘッジホッグスの足を引っ張っていることを・・・

ギターソロではミスを連発、ボーカルとのセッションじゃタマは歌いにくそうにしているし何よりニコがオレに遠慮しているのが気に入らねぇ!

ヘッジホッグスを愛しているが故にヘッジホッグスを去ることを決意した男はニコの目から見ると最高にかっこいいバンドマンだった・・・

ヘッジホッグスの過去を知った二人、ゆうはヘッジホッグスも自分たちと同じたとえそこに居なくても伝えたいという思いで曲を作っていたのだと知る。

そしてヘッジホッグスはそんな自分たちの過去を知ったBlue Wellsに全てを託す事を決意し西辺のホワイトファルコンを風夏に譲った。

その頃、兄のつてを頼ってロンドンへとやってきたサラはやっとの思いで兄の知り合いがやっているというライブハウスに到着する。

そこにいたのはなんと”西辺 誠”だった。

早速彼に案内されライブハウスに向かうがそこは日本のライブハウスとは違いお酒も飲めるライブパブのような店だった。

そこでは真ん中にステージがあり気が合えば客同士でもセッションする事もあるのだが客は音楽に厳しくバイトの女の子リカコもたまに演奏するそうなのだが最初のころはブーイングの嵐だったと話す。

そうこうしているうちに西辺はステージに上がると今日のオープニングはサラが飾ると強引に舞台に引き上げる。

たまたま居合わせた客とセッションすることになったのだが曲はヘッジホッグスの”Climeber’s High!”だから大丈夫だろうと楽観視していた。

だがいざ曲が始まると原曲とまったく違うアレンジ、それなら!と自分もアレンジを入れて対抗するが客からはブーイングの嵐ですぐに部隊を下ろされてしまうのだった。

代わりに入ったのはバイトのリカコ、彼女は舞台に立つと顔つきを変え自分では思いつきもしないアレンジを交えて弾いて見せた。

”来てよかった、私はもっと上手くなれる”サラはそう確信するのだった。

その頃、風夏たちは・・・

二人っきりだというのに全く手を出してこないゆうにスタミナ料理を振る舞おうとスーパーで食材を物色する風夏

いくら鈍感でもスッポンは無いか?と思いながらも想像が膨らむとついつい手が伸びてしまう。

その頃、家では涙を流しているシェリー!?すると彼女は突然、ゆうに抱き付いた。間が悪く買い物から帰ってきた風夏がそれを目撃してしまい修羅場に突入してしまう。

なんとか落ち着き理由を聞いてみるとたまが歌えなくなったとニュースで知ったシェリーは大慌てで事実を確認しにいったがそれが本当でショックだけど目の前で泣くのは嫌だからゆうの住所を調べ勝手に上がり込んできたらしい。

でもそれだけが理由じゃなくBlue Wellsがヘッジホッグスから曲を託されたというのも聞いて「やるからには世界一の曲を作れ」と活を入れに来たらしい。

するとふとゆうが書いている詩を見つけ英語が多いことを指摘する。

「英語もロクに話せないくせに英語の歌詞を歌う気なの?」

「決めたわ!私が住み込みでじっくりネイティブの英語を教えてあげる」

こうしてゆうのハーレム生活が始まるのだった。

17巻|感想・レビュー

風夏17巻はあと数話、ゆう達とシェリーの共同生活の話があってそのあと他のメンバーの修行話が各1話づつサラサラッと書かれています。

次巻からはついにパワーアップしたメンバーで新曲をやるようですがそこに立ちはだかるのはやはりあの魔女!?

Blue Wellsがライブを出来る日はやってくるのでしょうか?次巻も発売され次第書いていきたいと思います。

この漫画は無料で読むことも出来るのでマンガ版を読んでみたい人はこの方法を使ってくださいね。