ギフト±7巻

ギフト±7巻

ギフト±7巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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変わらずクジラを狩り続けていた環だが変化が生じ始める。

悪人への明確な嫌悪。それは環から冷静さとすべての命に向けられていた感謝の言葉を奪う。

環はなんの為に生れてきたのか?

その壮絶な真相が明かされる・・・!?

ギフト± 7巻 ネタバレ

琢磨の話によると真琴の死後、冷凍保存された受精卵を使って代理出産で生まれてきた子。

それが”たまき”だった。

体外受精で望まれて生まれてきたのならなぜ環には戸籍がないのか?

フリーライターの廣瀬は「人間として生まれてこなかった」からだと予想。

秋光正がプティシャトンに通っていたのは売春のためではなく”臓器提供者”の母親を探しに行っていたからでした。

先天性の心臓病を患っていた秋元渉と適合検査の結果、一番相性の良かった真琴。

当時渡は15・6で真琴の心臓ではサイズが合わない。

だからその真琴に子供を産ませその心臓を移植することにしたのです。

つまり環は人間としてではなく、臓器として心臓を摘るためにのみ造られた子供。

この時から琢磨は臓器売買をしている”タカシ”と秋光崇が同一人物かもしれないと一人悩むように。

その頃、崇は眠っている環を犯そうとしていました。

このまま環の心が戻ってしまえば、琢磨の元へ行かれてしまう。

だったら自分が完全に破壊してやろうと考えたのです。

環の服を脱がし入れようとした時「たくませんせぇ」と呟かれ肝心な時に役に立たなくなってしまいます。

動揺といら立ちを発散するため崇は梨世を呼び出しむちゃくちゃにします。

用心深くいつもは必ず避妊をする崇が初めて梨世の中で出した。

梨世は任務の為着々と崇と信頼関係を築いています。

崇にされたことを気付いていた環は、崇の為にもペースメーカーを付けることを決意。

不安定な心臓のままでは完璧な仕事は出来ないと考えたのです。

「あたし達はこれからも”クジラ”をもっともっと捕り続けないといけない。」

脳死移植は合法か?それとも殺人か?

それが環や崇たちが”クジラ狩り”を始める原点でした。

心臓移植をしても未だ目が覚めない渡のことを周りは脳死だと言っていました。

しかし崇は臓器移植はアリだと考えるが脳死移植には反対でした。

痛みや意識があるかもしれない無実の人間を合法的に切り刻む脳死移植という名の処刑だと考えていたのです。

そこで崇は代替手段として、処刑されて当然の犯罪者をターゲットに。

臓器を取り出す強靭なメンタルの人間としてまだ小さい環を抜擢。

見れば見る程に母親にそっくりな大きな瞳にのぞきこまれた時、崇は「環が欲しい」と思います。

本当は崇の心臓が移植されるはずでした。

移植に最も適した心臓のために崇は造られたから。

しかし崇が移植できる歳になっても渉の体力では手術に耐えられないと判断され正式に秋光の養子に。

渉にもしもの事があった場合の後釜として。

そして渉の新しい心臓として今度は環が造られた。

だが、渉は手術をするのが遅すぎ植物人間状態に。

「やっと出逢えた。造られた者同士遺伝子よりも濃い絆に。」

崇は自分と同じ境遇の環に運命を感じ環と一緒に復讐することを考えます。

環のおかげで初心を思い出すことのできた崇は、梨世に環の心臓にペースメーカーを埋め込むことを託し手術は無事成功。

しかし梨世は手術時に環の心臓の細胞サンプルを採取していたのです。

ペースメーカーをつけてから初めての解体は松川議員。

今まで以上にナイフの筋に迷いがない環を見て崇は複雑な感情。

そんな中、リュウから加藤に連絡が。

「恐らくこれが最後の頼みです。オレに会って下さい!」

リュウの言う頼みとは・・・!?

⇒8巻へ続く

7巻 感想

環やタカシの出生が明らかになった第7巻!

臓器売買というメインテーマに沿っているので話しがより整ってきました。

少しずつですが確実に物語は進んでおり今巻も面白かったです。

ネタバレでは省略している部分も多いので是非漫画の方を無料で読んでみて下さいね♪

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