降り積もれ孤独な死よの漫画を無料で読む方法と、1巻全話ネタバレ感想を紹介します。
空き巣の通報を受けとある屋敷へ入った刑事の冴木仁。
彼が屋敷で見た衝撃の事実とは・・・!?
詳しいネタバレの前に、まずは無料で読む方法から説明しますね。
降り積もれ孤独な死よを無料で読む方法
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降り積もれ孤独な死よ|1巻1話
2006年、とある豪邸に近所からの通報で警察の捜査が入ります。
中はひどい荒らされようでしたが、暴行や争った形跡がないことから、家主の留守中に空き巣が入ったのだと疑われます。
家主名前は「灰川十三」年齢は40歳半ばで、現在は連絡が取れていません。
もともと人付き合いのある男ではなかったようで、数年前から近隣住民にも姿を見られていないよう。
捜査に駆け付けた刑事・冴木仁は、数年空き家だったにしては手入れされていることに気が付きます。
中には有名な絵画の贋作が飾られてあり、飾ってある花は全て造花でした。
この作り物で飾られた家を奇妙に感じる冴木。
一人で住んでいたという話でしたが、なぜか家には子供部屋もありました。
それも一人ではなく何人も。
映画のDVDが散らばっている中、冴木タイトルのない真っ黒なカバーのDVDを見つけます。
軽い気持ちで再生した冴木は、その映像を見て驚きます。
映像は屋敷の地下室を撮影したもので、地下室には子供が監禁されていたのです。
子供は無惨なほど痩せこけていて、部屋の隅には積み上げられた子供たちの死体の山がありました。
どの遺体も骨と皮だけに痩せ細っており、おそらく食べる物も飲む物も与えられず、監禁され続け餓死したのでしょう。
生き残った子供がふと遺体の方へと手を伸ばします。
残り僅かな命を繋ごうとその子供は腕にかぶりついたのです。
地下室からはそうやって死んだ子供の遺体が13体見つかりました。
県警はその日のうちに「逮捕・監禁」と「死体遺棄」の容疑で灰川十三を全国に指名手配します。
この映像を見た冴木は過去に自分が受けた虐待を思い出します。
冴木の父はドアの開け方、足音の大きさ、声の低さでその日の機嫌がわかる人間でした。
機嫌は「悪い」「すごく悪い」「最悪」の3段階あり、その日の機嫌は最悪で、そういう時は部屋の片隅に隠れて息を殺してただひたすら「僕を見つけないで」と祈るしかないのです。
父からの虐待の傷は今でも冴木の背中に残っています。
殺された13人の身元を調べる刑事たちですが、調べた限り十三に結婚歴もなければ出生届や認知届も出ていませんでした。
そんな中、十三のことを「私の父なんです」と言う女性「蓮水花音」が現れます。
父と言っても血の繋がりはなく、養子に入っているというわけでもありません。
彼女は4年前まであの屋敷に住んでいた子供の1人でした。
ニュースを見た花音は、自分が知っていることを話せば子供たちの身元がわかるかもしれないと思い警察にやってきたのです。
花音は十三との出会いから話を始めます。
12年前、母子家庭の花音は育児放棄をされ常に飢えに苦しんでいました。
いつものようにお腹を空かせていた花音は、少しでも満たそうと外の雪を食べていました。
「俺だったらやめておくね。雪というのは見た目は綺麗だが中身はばい菌でいっぱいなんだよ、お嬢さん。」
その声に振り返ると、そこには剃り上げた頭に全身黒づくめの格好、相貌の半分近くは大きな傷に覆われた十三がいました。
降り積もれ孤独な死よ|1巻2話
十三に対する花音の第一印象はまさに「死神」。
十三はお腹を空かせた花音の前に現れては食べ物を残していきました。
そんなことが何度か続いたある日、十三は花音を連れスーパーへと入ります。
「今から俺がやることをよく見ておけ」そう言うと十三はスーパーの品物を万引きしました。
「やってみろ」と言われ躊躇する花音。
しかし十三の言葉に心動かされ初めての万引きをするのです。
それから十三は花音に万引きの手解きをしてくれました。
最初は下手だった花音ですが、その後は万引きの腕をメキメキと上げ地元のスーパーを荒らしまくるようになります。
そして初めの悪印象はいつの間にか消え、花音は目の前の十三に親しみを覚えるようになっていました。
当時の花音にとって「明日餓死するかもしれない」という心配をしなくて生きていけるようになったことが何よりも助けとなり、何かを教えてもらうという初めての経験が嬉しかったのです。
十三は他にも狩りの仕方や、動物の解体の仕方、喧嘩の仕方、猫の縄張りの見つけ方から尾行の仕方まで、生きる為に必要なことを教えてくれます。
このように十三は花音のような恵まれない子供達に救いの手を差し伸べ、生きる術を教えていました。
屋敷には花音を含め十三に養育されていた子供が19人。
殺された13人の子供達はその子供達の誰かという可能性があります。
降り積もれ孤独な死よ|1巻3話
十三に連れられ屋敷へと入る花音。
そこには長男のノッポ、次男のタケル、末っ子のサトル、長女のマヤが住んでいました。
兄弟といっても血は繋がっておらず皆花音と同じ十三に救われた子供達です。
正直に言うと花音は複雑な気持ちでした。
”私の十三”は私だけの十三ではなかったからです。
十三を自分だけの”お父さん”だと密かに思っていた花音は、他の子供の存在に少しショックを受け嫉妬を覚えました。
しかし朝のお味噌汁の匂いに、魚の焼ける音、笑い声が響く食卓に、ご飯の後は皆夜遅くまでカードゲームやボードゲームをして遊んだり。
屋敷で起こる全てのことが花音にとっては新鮮で眩しいものでした。
なによりもう1人じゃない。
ただそれぞれ深い傷を負っているせいか、飼っていたハムスターが流しに詰めこまれ死んでいたりそんなこともありました。
誰が悪戯をしたのかわかりませんが、似たようなことは他にもありました。
もしかすると今回の事件の犯人は、子供達の中にいるかもしれないのです。
4年前、原因はわかりませんが十三はある日突然人が変わったように家族全員を遠さげるようになり、家族全員バラバラになってしまいました。
冴木は花音から貰った19人全員が映っている写真を見て驚きます。
写真には冴木の腹違いの弟・瀧本蒼佑が映っていたからです。
降り積もれ孤独な死よ|1巻4話
身内が捜査対象者の中にいるかもしれないという理由から冴木はこの事件の捜査チームから外されてしまいます。
しかし弟が殺されたかもしれないのに、大人しくなんてできるはずもなく冴木は実家に向かうことに。
車に乗ると、助手席には花音が乗っていました。
本部に内緒で単独行動している弱みを握られてしまった冴木は、仕方なく一緒に蒼佑の安否を確認しに行くことに。
正直、蒼佑がまだ小さい頃に家を出た冴木が、蒼佑と一緒にいた時間はほとんどなく思い出らしい思い出もありません。
最後に蒼佑にあったのは、7年前の父親の葬式の時でした。
蒼佑の腕の傷に気付いた冴木はすぐに父親が原因だと気付き、「ごめんな、蒼佑。でももう大丈夫だ、兄ちゃんがいるから」と抱きしめるのですが、蒼佑には「はあ?ずっと昔に俺を置いて逃げ出した奴が何言ってんだよ!?」と突き放されてしまいました。
冴木は蒼佑に対して大きな後悔があり、だからこそ今度は絶対に助けてあげたいのです。
実家に着きインターホンを押すと、中からは蒼佑が出てきます。
降り積もれ孤独な死よ|1巻5話
蒼佑の元気な姿を見て一安心の冴木。
蒼佑は事件について花音と同じく「父さん(十三)は犯人じゃないよ」と言い切ります。
冴木が来たのはただの捜査ではなく、心配して来てくれたのだと知った蒼佑は、頭を下げて7年前のことを謝ります。
蒼佑はあの時の発言を後悔していて、ずっと謝りたいと思っていたのです。
兄弟の蟠りも解けひとまずは安心の冴木。
殺されたのは予想通り十三と共に暮らしていた19人の子供のうち13人でした。
検視の結果では、犯行は2年にわたり順々に行われていた様子。
生きている6人は、「蓮見花音」、「瀧本蒼佑」、長男ノッポこと「東優磨」、長女「沖島マヤ」、三男「川口サトル」そして詐欺罪などで服役中の次男「神代タケル」です。
事情聴取では気味の悪いことに全員が「灰川十三は犯人ではありません」と供述しています。
その後、警察は灰川十三の身柄を拘束することができたのですが・・・!?
2巻へ続く
降り積もれ孤独な死よ|1巻感想
予想できない先の展開にすごく引き込まれあっという間に読み終えました。
「親愛なる~」の方も面白かったですが、さらにクオリティが上がっているように思います。
サスペンスが好きな方は絶対はまると思うので是非無料で読んでみてくださいね♪