漫画版「ぼくらの」の完結巻である11巻のネタバレあらすじを紹介しています。
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60話から最終話|ネタバレあらすじ
たった一人のパイロットとなってしまった宇白は中々寝付けづ一人夜の公園のベンチに座り込みます。
そこへコエムシがやってきます。
孤独になって改めてこの世界に救う価値があるかどうか分からなくなったと話す宇白。
するとコエムシは励ましと自分の過去を教えてくれました。
難しい事は考えずに自分にとって大切な人間を助けたいか、助けたくないか。
少なくともその力があるのだから
父や妹を助けろと言います。
実際、コエムシがパイロットだった時はサポート役がずさんで13人以上のパイロットを契約させてしまったことで色々といざこざがあったようです。
中には自暴自棄になった生徒がココペリや他の生徒を切りつけるという騒動もあったのだそうです。
少し心が軽くなった宇白は家に帰ることにします。
すると父は玄関で出迎えてくれました。
このまま息子が居なくなる気がして寝るに寝れないのです。
「おまえにどうしても謝っておきたかった。」
しかしその謝罪を聞き入れる前に、無情にも時間は来てしまい、コックピットに転送されてしまうのでした。
呼ばれる寸前に宇白は撮影を頼んでいました。
自分たちの戦いを記録して生き残った人々に伝えて欲しいと願ってです。
今回はアウェーでの戦闘となるようですが場所は市街地でした。
それなりに場数を踏んでいる相手ですが周りの避難が終わってい無いにも関わらず攻撃してきます。
宇白は始めこそ躊躇していましたが相手が住民の被害に無頓着な攻撃をしてくるので苦しむ人間を減らすためにも自分を奮い立たせます。
応戦しはじめると徐々に宇白が押し始めます。
相手の腕を切り落としとどめを刺そうとしますがその時、敵のコエムシがコックピットに乗り込んできます。
「あなたでしたか」
それだけ言うと消えてしまったのでが手に持った球体を開けてしまった宇白。
すると相手のパイロットは転移で姿を消すのでした。
本来負けてる側はコックピットから出られない拘束状態になるのですがそれを宇白が開けたことで逃げることが出来たのです。
このままだと48時間経過後に両方負けになる。
相手を探し出す唯一の方法はこの地球の人間を全て殺すことです。
自ら招いた失態を自ら解決することを決めた宇白。
出来るだけ苦しまないように無数の光線で人々を貫いていきます。
無差別殺戮を始めた宇白はそのストレスから嘔吐してしまいます。
多くの人を殺すことになってしまったものの無事、敵のパイロットを殺すことができ、指名を全うします。
それから数日後、誰も居なくなったコックピットに久々に人が現れます。
人間の姿に戻ったマチの兄とコエムシとなった佐々見一佐でした。
引継ぎ戦は彼が行うようです。
「妹の尻ぬぐいが出来るのは俺しかいねぇだろ」
新たな地球で新たな11人を見つけいよいよチュートリアルが始まります。
「ジアース発進!!」
少し恥ずかしそうな顔で彼はそういうのでした。
-完-
感想とあとがき
ここでネタバレの補足をしておくと結局、この戦いの意味や黒幕は自然現象ということでまとめられていました。
いい意味でこの漫画のテーマが守られていたので納得の最後でした。
宇白の葛藤やマチ兄の想い、最終巻に素晴らしい作品だったので是非、漫画でも読んでみて下さい。
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