可愛そうにね、元気くん2巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
クラスメイトの八千緑七子をモデルに人知れず凌辱漫画を描いている廣田元気。
クラスのアイドル・鷺沢守に知られてしまい、普通ではない三角関係ができあがってしまいました。
さらに八千緑七子の弟・励一が絡んでくることでさらに歪さを増していき・・・。
では2巻のネタバレです!
8話|約束
元気が絆創膏を持って戻るとなにやら変な雰囲気が流れていました。
まさか・・・!と考えた元気の予想は的中。
次の瞬間、八千緑に「漫画描いてるって本当なの?」と聞かれます。
バラされたと思い「ごめん」と謝る元気ですが、八千緑にはまだどんな内容の漫画かまではバレていませんでした。
わかりやすく元気がホッとしたのも束の間、鷺沢の提案で今週末に元気が参加する創コミイベント(同人誌即売会)に八千緑が来ることになってしまいます。
鷺沢は元気から奪った原稿を勝手に入稿していたのでした。
なんとかバックレようと考える元気ですが、鷺沢に秘密を握られている限り逆らうことはできません。
そんな中、八千緑の弟・励一が元気を訪ねて学校にやってきます。
9話|八千緑励一
美術室で元気が遊びでアニメの絵を描いている所に、励一がやってきます。
励一は和菓子王子と呼ばれるほどの誰もが認める爽やかイケメン。
励一は姉のお見舞いに来てくれた人がどんな人なのか気になって、元気を見に来たのです。
わざわざ姉の為に学校まで来るなんて随分仲が良いんだな。
そんな印象でした。
励一は元気の絵を褒めちぎり「これからもよろしくね」と帰って行きました。
励一は元気の絵を見て確信します。
姉をモデルに凌辱漫画を描いているのは、元気だということに。
10話|保健室
体育の授業で怪我をした元気が保健室に向かっている途中、曲がり角で遅刻してきた八千緑とぶつかります。
元気の怪我を見た八千緑は、いつもお世話になってばかりだからと手当てをしてくれます。
八千緑に鷺沢との関係を聞かれ、あたふたしながら交際を否定する元気。
すると八千緑は変わりやすくほっとした表情を見せます。
元気は勇気を出して八千緑のことは友達だと思っていると伝えます。
ここで言わないとずっと友達だと思ってもらえそうにないからです。
八千緑は顔を赤くして想像以上に喜んでくれました。
クラスメイトから友達へと一歩前進した元気。
創コミの解決策は見つかっていませんが、とりあえず幸せに浸ることにしたのでした。
11話|ちゃんとした人
結局、何も対策できないまま創コミ前日になってしまいました。
家でボーっとしていると、とつぜん鷺沢守がやってきます。
守は明日元気が逃げないように釘を刺しに来たのです。
守はあっという間に元気の妹と仲良くなり、晩御飯も食べていくことに。
パックご飯に、ツナ缶という質素な食事を見た守は、2人に手料理を振るまってくれます。
普段は上から目線で無茶振りしてくる守なのに、料理は美味しいし、しおらしいし、なんだか調子が狂う元気。
妹はすっかり守に懐き、守はお泊りしていくことに。
元気と妹が寝静まった後、守はそっと起きて元気の寝ている隣に寝ころびます。
そして元気のことをじっと見つめて頭を撫で微笑みます。
「はやく私のものになればいいのに。」
12話|胸を張れない
ついに創コミ当日がやってきました。
鷺沢は手際よく設営を完了させ、売り子をいつも買いに来てくれる数少ない元気の同士・腹パンさんにお願いし、八千緑と合流します。
人混みのせいで守とはぐれてしまった元気と八千緑。
守を捜しがてら元気は会場を案内するのですが、その光景はまるでデートの様。
自分の好きな空間を目を輝かせて受け入れてくれる彼女に、嬉しいと思った反面、元気はとても後悔しました。
なんで俺の作品は他人を傷つけるものなんだろう、と。
ボーっとしながら歩いていると、八千緑とはぐれてしまいます。
13話|待ち合わせ
元気とはぐれて困っていると、タイミングよく最初にはぐれた守を見つけます。
鷺沢の提案で、2人は元気のスペースを目指すことに。
一方、はぐれてしまった元気は、スペースに戻って急いで本を隠しに行くことに。
しかし辿り着いた時にはすでに2人の姿が。
焦る元気ですが、すでに本は完売しておりなんとかバレずに済みました。
イベントが終わり、八千緑とは分かれ元気は鷺沢に連れられファミレスへ。
すると2人がいるテーブルに八千緑の弟・励一がやってきます。
14話|警告
偶然を装い近づいてきた励一。
しかしこれは奇遇なんかではありませんでした。
励一は今日元気が売りに出していた「六千緑さんが体罰教師にボコられる本」をどさっと机の上に置きます。
早い時間に完売していたのは、励一が全て買い占めたからでした。
「人の姉ボコる漫画描いて金儲けしてあまつさえイベントに本人呼んで楽しんでたんだ?」
励一は姉を描いていることに怒っているわけではありません。
むしろ「前ページどの七ちゃんもちゃんと可愛い」と元気の絵を褒めます。
励一が言いたいのは、どうしてお前みたいな奴(元気のこと)が姉と楽しくお出かけなんかしているんだということです。
励一は金輪際、元気が姉に近づかないように約束させます。
元気は励一に命令され八千緑に直接電話で「正直迷惑だった」「もう話しかけないで」と告げます。
15話|卑怯
元気に突き放された八千緑のダメージは相当でかく、学校の階段で1人涙を流すほどでした。
その様子を見た小柴川先生は、元気に事情を聞きます。
事情を知った小柴川先生は「卑怯だな、元気くんは。本当はホッとしてるんだろ。」と言います。
思ってもない事が言えたのは、これは弟に言わされているという逃げ道があったから。
口では八千緑さんを傷つけたくないとか言って、本当は自分の事しか考えていなかったのです。
それに気づくことが出来た元気のすることはひとつ。
その前に、前からひっかかっていた励一について調べることになります。
16話|相談
一方、守は落ち込んでいる八千緑に声をかけ慰めます。
そして八千緑の家へ行き、さりげなく弟について探りを入れます。
部屋を掃除していると、隠しカメラを発見。
トイレに行くふりをして守が行った先は、励一の隠し部屋でした。
その部屋には隠しカメラの映像、そして壁一面に張られた八千緑七子の写真が。
励一は重度のシスコンだったのです。
部屋に帰って来た励一に守は「ただいまは?励一くん」と不敵の笑みを浮かべるのでした。
3巻へ続く
感想
2巻では重度のシスコンである八千緑さんの弟が絡んで来て更に面白くなってきました。
リョナ、ドS、そしてシスコンに腐女子・・・。
主要キャラはみんな性癖のヤバイ人しか出てこないみたいである意味スリリング。
そして百合なのかお節介なのか只のドSなのか判らなかった鷺沢さんが、まさかの主人公を好きという設定とても良きです。
ますます鷺沢さん押しになってきました。
たまに見せる切ない表情に胸が締め付けられます。
そして次回、似た者同士の励一と鷺沢さんのやり合いが早く見たくてたまんない!笑
漫画を読みたいと思った方は、ぜひ無料で読む方法を参考にしてくださいね♪