光が死んだ夏3巻のネタバレあらすじと、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね。
見た目は完璧な「ヒカル」ですが、確実に人ではない内面を感じながらもよしきは「ヒカル」に寄り添い、いつもの日常を過しています。
理解を示すことで少しずつ距離は縮まる中、埋められない価値観の溝を実感するある事件が発生します。
ついに朝子もヒカルに核心をつく質問をして・・・!?
光が死んだ夏|3巻12話ネタバレ
山に入った田中は、山の中で光の物だと思われる鞄を拾い武田家へ。
その頃、朝子と結希はコンビニ前で他愛もない会話をしていました。
家に帰ろうとした時、踏切から変な音が聞こえたきた朝子。
結希には別の道から帰るよう忠告します。
一方、浴槽の中で掴み合いになるよしきとヒカル。
ヒカルが一度油断したせいでよしきの中に霊が入りよしきを盾にしているのです。
なんとか霊をよしきの外に出し始末することができたヒカル。
我に返ったよしきは自分のしてしまったことを謝ります。
ヒカルを水に沈める手の感覚だけ覚えていて頭から離れず、よしきはまたいつかヒカルを手にかけるかもしれないと怖くなります。
夜の踏切に近づき、霊を始末する理恵。
本来むやみにこんなことはしたくありませんが、こうも増えては仕方ありません。
理恵はよしきのことを心配していました。
光が死んだ夏|3巻13話ネタバレ
先生に配られたプリントに書いてあった「沼男」について議論するよしきたち。
沼男の話はまさに光の境遇と似ていました。
人間は新陳代謝をしていて数年前と同じ細胞ではないことから同一人物だと話す朝子に対し、一瞬でも二人が存在していることから同一人物ではないと話す巻。
本当の男は沼の中で死んでしまったけれど、はたから見ればずっと同じ一人なわけで、何がその人をその人たらしめるのかよしきは解りませんでした。
巻たちの中では光は生きていて、別の見方で見れば光とも言えます。
遡ること数日前、田中たち4人は三笠の家に集まっていました。
ふざけた調子の田中の言動に武田は、死者が出たのは田中のとこの会社が立ち入ったせいかもしれないと怒鳴りますが、むしろ何も知らない大企業が開発を進めていた方がよっぽどやばかったと話します。
それを止めた田中の会社に感謝をして欲しいくらいでした。
その会社の実態は実は誰も知りません。
田中は山で拾った光の鞄の中に入っていた「人の頭」だったものを3人に見せます。
これは強力な魔除けの力を持っていて、これがあれば大抵のやばいものは近づけないはずです。
最初、山のケガレが無くなっているのは、魔除けの力だと思った田中ですが、それにしては広範囲すぎると考え直します。
そして安地を作る為に三笠家と神社に張っていた結界が傷つけられていたことから「アレ」は山に降りてきていると確信したのです。
晃平(光の父)の言う通りになってしまったと頭を抱える3人。
田中は「アレ」を炙りだす作戦にでます。
光が死んだ夏|3巻14話ネタバレ
田中は結界を作るために内臓をひとつ持っていかれていて、何個も作ることはできません。
田中は霊感などなく、これは会社の推奨するやり方より圧倒的に強いやり方ですが、その代償は大きいものでした。
田中はある場所に置いてあった祠を蹴飛ばし、自分の血液をつけた鈴をその下に投げ入れます。
これはいわいる猟犬で、アレを追うための儀式でした。
週末、よしきたちはヒカルの家にお泊りに行きます。
ヒカルに部屋に行ってゲームをとって来て欲しいと言われたよしきは久しぶりに光の部屋へ。
部屋はなにも変わっておらず、よしきは部屋にあった帽子を見て小さい頃を思い出します。
父とはろくに話してこなかったよしきですが、あの祭りの日、父に「あの山には入らんように」「連れていかれんで」と言われた時のことはやけに憶えています。
しかし父に関してあまり良い記憶はなく、よしきはあんな大人にはなりたくないと思っていました。
棚からゲームをとると、挟んであった紙切れが落ちてきます。
紙はなにかをこぼしていてカピカピになっていて、強引にメモを開くと、光の字で何かを書いていました。
文字はところどころ見えず「ヒチ」「忌堂の役目」など断片的にしか読めません。
よしきはそのメモを自分のポケットの中へと入れます。
夜になり皆が花火を楽しむ中、チャッカマンが切れてしまいます。
ヒカルが買いに行くと言うので、朝子もついていくことに。
ヒカルと二人きりになった朝子は「あなたは一体誰ですか?」とヒカルに聞いて・・・?
光が死んだ夏|3巻15話ネタバレ
幼い頃から普通の人には聞こえない声が聞こえていた朝子。
朝子の家系は霊感があり、みんな見えたり聞こえたり。
朝子は見えないけど「聞こえる」子でした。
中学に入る前、仲良しの結希と一緒にいる時また嫌な音が聞こえてきます。
いつも通り無視していた朝子ですが、その音は結希のことを追いかけているように聞こえました。
思わず朝子が「ダメ」と声を出すと、霊は「アブナイ」と発します。
前を歩いていた結希を引き止めると、結希の目の前をすごいスピードでトラックが通過します。
霊が教えてくれなければ結希は事故に遭っていたでしょう。
その時朝子は、あっちの世界の人たちは怖いけど、必ずしも悪いモノばかりではないと感じます。
それが頭にあった朝子は、霊と対話できてもおかしくないはずだとヒカルに話しかけたのです。
偽物であることがバレてしまったヒカルは、朝子に近づき殺そうとします。
追いかけてきたよしきに声をかけられ、バッと朝子から離れるヒカル。
朝子は意識が飛んでそのまま倒れてしまいます。
ヒカルが朝子を殺そうとしていたことに動揺が隠せないよしき。
ヒカルは命の価値がわかっておらず、死んでるのも生きてるのもさほど変わらないと思っていました。
ただよしきのことは特別に思っていて死んで欲しくないと思っているのは本当です。
矛盾しているヒカルの考えによしきは理解が追いつきません。
松浦を殺したのもヒカルだと確信し嘔吐してしまいます。
そんな中、倒れていた朝子が目を覚まします。
光が死んだ夏|3巻16話ネタバレ
朝子は起きるなりまっさきに光のことを心配します。
朝子は、行方不明だった光が帰ってきてから時々おかしな声が聞こえていました。
やばいのに憑りつかれていると思っていたのですが、それはよしきを守っている時もあって、むしろ一緒にいた方が安全かもしれないと思っていたのです。
やからもしかしたら話が通じるかもと光の中におるであろう霊に話しかけたのでした。
つまり光が偽物だとはバレていません。
霊感があることを初めて友達に打ち明けた朝子は「頭おかしい奴やん」「二人ともごめん忘れて」と気まずそうにしています。
気分を悪くしたよしきは自分の家に帰り、その夜ヒカルの心は命について悩みます。
翌日、よしきはいつも通り光を迎えに来て「今日学校さぼろうか」と言い、二人は映画館へ。
てっきり怒っていると思っていたよしきは優しく、ヒカルは不思議に感じていました。
よしきの家に戻り漫画を読んでいると、突然よしきに刃物で腹を刺されたヒカル。
よしきは今日最初からこうする気で、最期くらい楽しい思いさせてあげようと思ったのです。
戸惑うヒカルを見てよしきはうずくまり「やっぱ死なんのな」「死なんのやったら殺してくれ」と訴えます。
感情がぐちゃぐちゃになり、またグロイものが溢れ出そうになったヒカルですが、ぐっと耐え自分の中に手をつっ込んで半分を引きちぎりよしきに渡します。
これでヒカルは簡単に人を殺せない位小さくなってしまいます。
理由がなんであれよしきはヒカルに初めて居場所をくれた人物で、ヒカルにとってはそれがすごく重要なことでした。
ヒナのすり込みにすぎませんが、それでもヒカルにとってはよしきが大切なのです。
よしきは今度こそヒカルにどこまでもつき合う覚悟を決め、ヒカルの半分を受け取ります。
そしてヒカルの望みがここに居ることなら、ヒカルが一体何者なのかを調べることになり・・・?
4巻へ続く