さるまね2巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね。
見様見真似で人の動きを模倣する猿が村へとやってきました。
その猿は投石や解体、そしてついに銃の使い方さえも覚えてしまいました。
可畏はこれ以上の被害を防ぐべく村人に銃を全て捨てるように頼むのですが・・・!?
さるまね|2巻8話ネタバレ
銃の使い方を見た猿たちは銃を撃つ真似をしてこちらを見ています。
「俺のせいで」と絶望する宇陀の隣で可畏は銃を地面に撃ちつけ破壊します。
銃を奪われる前に全ての銃を破壊しようと考えたのです。
狩猟はできなくなってしますが、死んでしまっては元も子もありません。
銃のほとんどは小屋の中にあるのですが、その小屋には水分が隠れていることを思い出した可畏は急いで水分の元へ走ります。
その頃、小屋では水分がよそ者の男に犯されかけていました。
そこにさっきの猿たちが集まってきます。
男は猿に怯え逃げていき、水分は猿たちに囲まれてしまいます。
小屋に向かう途中、銃声を聞きつけたバラタが何事かとやってきます。
可畏は村の銃を全部壊す協力を求めるのですが、まだ猿のことを知らないバラタは「飢え死にさせるつもりか」と反対しています。
そうこうしている内に一匹の猿がやってきてバラタの持っていた銃を奪います。
可畏は猿が模倣すること、危険であることを必死で訴えますが、村人は信じてくれず笑われてしまいます。
すると猿は銃を使い、そこにいた吾平の顔面を打ち抜きます。
さるまね|2巻9話ネタバレ
弾は一発しか入っておらず、続けて撃つことができなくなった猿は、バラタの腰にくくりつけてある火薬と弾に気付き奪います。
宇陀の真似をして弾と火薬を詰め、次は喜助を狙いますが、可畏のおかげで耳が千切れただけですみます。
猿は他の猿の合図で小屋の方へと走っていきました。
小屋には大量の猿、そして服がはだけた水分がいました。
水分の姿を見て怒りが爆発した可畏は、猿たちを殴って水分の側へ。
猿たちも小屋の中に入って来て銃を探しています。
銃に気をとられている内に、まずは水分を安全な場所へ連れて行こうとした可畏ですが、小屋の扉を閉められてしまいます。
幼馴染の吾平を殺された喜助は猿たちに復讐する為、小屋ごと全て燃やすつもりです。
さるまね|2巻10話ネタバレ
助けを求めに行ったバラタが小屋に戻った時には、小屋にだいぶと火が回っていました。
微かに聞こえる可畏の声に気付き、村人たちと共に助けようとしますが、喜助に邪魔されてしまいます。
喜助はもう正気ではないのです。
水分だけでもなんとかして助けたい可畏ですが、煙のせいでもう意識が遠のきそうです。
その時、宇陀が扉を開けて助けに来てくれます。
3人が小屋の外に出た次の瞬間、火は火薬に点火し大爆発を起こします。
自分を責める宇陀に、可畏は「宇陀が来てくれなかったら何も出来なかった」「お前が守ってくれたんだ、ありがとう」と伝えます。
しかし喜助はそれを許しませんでした。
さるまね|2巻11話ネタバレ
喜助は宇陀に暴力を振るいます。
助けようとする可畏ですが、煙の吸い過ぎで体が動きません。
宇陀を助けたのは元頭領(宇陀の祖父)でした。
宇陀は自分が勝手に銃を持ち出し使ったところを猿に見られてしまったことを打ち明け謝ります。
周りは子供のやったことだと宇陀を庇いますが、喜助だけは許せませんでした。
喜助は宇陀を生贄にして残りの猿も狩ると言うのです。
それを近くで聞いていた水分は喜助に平手打ちをし、宇陀のことを守ります。
身重の水分に刃物を向ける喜助を村人で押さえつけ、村のルールを守れない喜助を追放することに。
二度目の爆発音のどさくさに紛れて喜助は逃げ出し、その途中よそ者の男に出会います。
さるまね|2巻12話ネタバレ
一刻後、牛の刻、小屋はようやく鎮火。
小屋の中にいた猿たちは丸焦げとなり全滅していました。
しかし可畏は猿の数が足りないことにすぐに気が付きます。
可畏は昔から獣において物覚えがよく、一度見ただけで数や顔の見分けがつくのです。
宇陀が銃の引き金を引いた時、屋根の上にはちょうど20匹いました。
なのに猿の死体は15匹なので5匹足りないのです。
アグニの家に入った解体と投石を覚えている猿が3匹いて、その内の1匹は宇陀が撃ち殺したので、もし残り2匹が行き残っているとしたら最悪です。
これ以上の死人を出さない為にも、2匹の猿を村人で手分けして見つけることになります。
その頃、復讐心に燃える喜助は、よそ者の男・伊邪凪と一緒によからぬことを考えていました。
さるまね|2巻13話ネタバレ
猿を利用し村人全員を従わせる為ある物を調達する喜助。
うまくいった褒美に女が貰えると聞いた伊邪凪も喜助に協力しています。
一方、猿を捕まえる為に罠を仕掛ける可畏たち。
まだ猿を見ていない村人は半信半疑で「猿如き」と甘くみていました。
その時、死体に集まる猿を発見します。
暗闇の中、光を当てると猿が2匹死体を解体していました。
さるまね|2巻14話ネタバレ
解体する猿を目の当たりにした村人は腰を抜かして驚きます。
猿2匹は間違いなくアグニの家にいた解体できる猿でした。
村人の又彦たちは、猿が真似をするのを逆手に取りあえて猿の前で馬鹿な動きを見せて覚えさせます。
予想通り猿は又彦の真似をして踊り始めました。
油断している隙に後ろにいた村人2人が1匹の猿を取り押さえます。
「武器はダメだ」と忠告する前に、刀で猿の四肢を断ち最後に喉を掻っ切って殺してしまいます。
その様子をじっと見ていたもう一匹の猿。
可畏の「離れろ」と言う忠告を聞かず、さっきのようにもう一匹の猿の前で踊っていると、猿が合図で仲間を呼びだし、あっという間に取り押さえられてしまいます。
そしてさっき見ていたことを真似して、刀で四肢を断ち最後は喉を掻っ切って又彦を殺してしまいます。
猿は他の猿にも刃物を渡し、その真似をやらせます。
猿たちは人の動きを真似するだけでなく、猿同士伝達もできるのです。
さるまね|2巻15話ネタバレ
このまま放っておけばどんどん伝播していく危険があると感じた可畏。
覚えた知識を持ち帰らせないために、猿を追い込み罠に落とす作戦にでます。
いつもの狩りのように全員で取り囲み罠に追い込んでいく可畏たち。
一匹も散らさないようじりじりと追いこむ中、もどかしくなった岩太が灯りとして使っていた火を猿に向けます。
しかし逆に火を奪われ岩田の方が追い込まれ罠に落ちて死んでしまいました。
ことごとくやられていまい戦意を無くす村人ですが、可畏だけは諦めませんでした。
猿を逃がしてしまえば全員殺されるだけ。
家族を守るためにも絶対にここで仕留めるつもりです。
さるまね|2巻感想
興味や好奇心で真似をしコミュティで共有する姿は、非行に走る子供のようですね。
猿ももちろん怖いですが、警戒するべくは同族である人間ですね。
悪意に満ちた人間ほど怖いものないよ~!
面白かったのでぜひ漫画の方も読んでみてくださいね♪