少年のアビス5巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
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前回、デート中に入った漫画喫茶でチャコに迫られた黒瀬令児。
結局なにもしなかった二人が外に出ると、二人のデートをずっと尾けていた柴沢先生が待っていて・・・。
少年のアビス|5巻ネタバレ
先生を無視してその場から立ち去ろうとする令児ですが、先生に「家まで送ってあげる」と引き止められます。
先生のチャコを見る目は冷たくチャコは瞬時に令児が寝た女だと察します。
渋る令児にチャコは「送ってもらおうよ」と言い車に乗り込みます。
チャコはあの時決めたのです。
令児の特別でいる為にセックスはしないと。
途中で降ろしてもらうチャコですが、令児は「話がある」と引き止められます。
チャコは強引に令児を車から降ろし先生から引き離します。
そして少し歩いた先で令児の頬を強くぶちます。
「学校休んでたんだ。理由はあの先生でしょ?付き合っての?」
令児が助けて欲しいと言ってしまったことを打ち明けると、チャコは「令くんは私が助けるから」と手を差し伸べます。
しかし令児はもう誰にも救われたくなんかないのです。
「オレはチャコに守られたいんじゃない。守りたいんよ。」
チャコはそれ以上なにも聞くことができませんでした。
家に帰る令児ですが、家の前では先回りした先生が待ち伏せしていました。
チャコとの関係を聞いてくる先生に、令児が「そこまで言う必要ない」と言うと先生は豹変し車のクラクションを鳴らし始めます。
「私にここまでさせておいて!?よくそんなことが言えるね!?」
異常な行動に見えますが、本人は自分のことを至って冷静だと思っている様子。
先生は少し落ち着いた後改めて現状を説明します。
「まず、私はあなたの味方!あなたの敵は家族!そしてこの家族を育んだこの町!」
無事に大学に行った後は、自由に好きなように生きてほしいと思っている先生ですが、チャコだけは例外だと話します。
自分の手を離れてもチャコとどうにかなるのだけは嫌なのです。
先生はチャコに嫉妬していました。
令児は「もう無理です、ごめんなさい」と謝り「先生は元の柴ちゃん先生に戻ってこれからも頑張って下さい」と突き放します。
その後、家に帰った令児はネットで青江ナギ芸能界復帰を知ることになります。
ナギが働いていたコンビニへと走る令児。
本当にいたのかさえ分からなくなり、二人が心中しようとした場所まで駆けていきます。
色んな感情が渦巻く中、令児が言った一言は「ナギと死にたい」でした。
その後、弁当を買うためにコンビニに戻る令児。
令児はそこで似非森に会います。
ナギが東京へ帰ったことを令児から聞いた似非森は「キミじゃああの子の灯になれなかったか」と呟きます。
ナギは結局勝手に明るい世界へ帰って行ったのだと思っていた令児。
しかしナギは水に浮かぶ死体のようにただ漂っているだけ。
唯一ナギが意思を示したのは「心中しようか?」と言う言葉でした。
「あの夜に戻りたい」と言う令児に「邪魔をしてしまって本当に悪かった」と謝る似非森。
似非森はどうしてもあの日のうちにナギに会いに行って聞きたかったのです。
「コンビニの裏で出会った少年と何か話したかい?」と。
似非森は一目見て令児が誰かわかりました。
「レイジ、キミに会いたかった。」
その時、令児は額の傷がついた時のことを思い出します。
灰皿を令児にぶつけた相手は・・・。
かき消すように令児は家に帰ると話し歩き出すのですが、似非森と肩がぶつかりこけてしまいます。
自分を心配する令児の顔が一瞬、令児の母の顔と重なる似非森。
似非森は令児に鍵を渡し「熱帯魚に餌をやりに行ってくれないか」と頼みます。
あの部屋は好きに使っていいと。
「東京に行きたいなら連れてってあげる」と言う似非森の真意がわからないまま、令児はナギが住んでいたあの部屋へ。
部屋の机の上には「春の棺」の本に挟まったレイジ宛の封筒がありました。
封筒にはナギの電話番号とお金が入っていました。
一方、チャコは担任と学年主任に「他校の男子生徒と漫画喫茶で不適切なことをした」のが原因で呼び出されていました。
柴沢先生がチャコを嵌める為に、チャコの学校にチクったのです。
柴沢は自分が悪いことをしていることを自覚しています。
しかし軽蔑されても心底嫌われてもいつか自分に感謝をする時がくるとそう思っていました。
学校から連絡を受けたチャコの父親はブチ切れ母のせいにして殴ります。
大事にしたくないという理由で処分は特になく、生徒会長の話が流れただけですみますが、チャコの精神はボロボロです。
チャコからの「助けて」というメッセージを見た令児は、急いでチャコの家へ。
わけもわからず母親に追い払われる令児。
チャコは母を振り切って強引に令児に近づき「あの女にはめられた」と伝えます。
令児は先生に電話しチャコに何をしたのか問いただします。
令児は先生のしたことを責めますが、先生は自分を悪い人間と認めたうえでそれでも自分を味方につけるのが一番賢い道だと説得しようとします。
先生と話してても無駄だと思った令児は、チャコとの約束を果たすために動き出します。
その頃、令児の部屋で「春の棺」を見つけた令児の母。
母はパラパラとページをめくり「あの時私が言ったまんま」と呟いてクスリと笑います。
母が夜勤の為病院へ行くと、駐車場では先生が待ち伏せていました。
先生は劣悪な家庭環境は令児にとってよくないと話し、一千万入っている通帳を見せます。
「令児くんを私に下さい。」
おばあちゃんの施設と兄の保護先を探し、母には家から出て行ってもらって、令児の帰る場所を無くしてもらうのが目的でした。
令児には令児の住める家を用意し、高校卒業までそこで暮らしてもらうつもりです。
”下さい”と言っても令児と養子縁組をするとかそういう話ではなく、令児にただまっとうな人生を用意してあげたいだけなのです。
あっさりと話を受け入れる母に、笑いが止まらない柴沢先生。
母は仕事の休憩中、玄の父が借りているアパートへ行き玄を呼び出します。
「玄、あんた令児に言ったね・・・?」
玄は令児が町を出て行こうとしていたことや、ナギと心中するつもりだったことを話します。
玄の話を聞いて色々と察した母。
母も柴沢先生と令児が寝ている事、そして令児をこの町から出そうとしていることを玄に話します。
「玄、あの女に教えてあげて。あたしと令児と玄の絆がとーってもとーっても深い事。玄はこの町のヒーローやもんね。」
母は先生の部屋の鍵を玄に渡します。
先生の話をあっさりと受け入れたように見えた母ですが、心の中では許せない気持ちでいっぱいでした。
翌日、令児は久しぶりに学校へ。
一方、母は似非森を呼び出し喫茶店で会っていました。
店の人にサインを求められている似非森を見た令児の母・夕子は「昔のあなたを見せてあげたい」と言います。
小さくてひょろひょろでおどおどしてて、そのくせ夕子のことをいつもじっとりと見つめていた野添旭を、と。
「親の死に目にも来なかったのにどうして今更この町に帰ってきたの?」
この町にはなにもないと逃げて夢を叶えて、全部なかったことにして幸せに暮らしていたはず。
夕子はネットで見つけたナギの写真を見せ「こんな”異物”持ち込んで何がしたいの?」と問い詰めます。
夕子の言う通り、似非森はどこまでいっても”ここ”から抜け出せませんでした。
そんな町が今も昔も大嫌いなのです。
似非森はこの町を壊してしまおうと思っていました。
6巻へ続く
少年のアビス|5巻感想
今巻もあっという間に読み終わってしまいました。
令児の周りやばい女ばっかりやな・・・。
チャコには幸せになって欲しかったのにもう闇落ち確定やん。
この漫画は大人のずるくて自己都合な部分が良く描けているな~と思います。
まだまだ謎は多くて毎回続きが気になります。
漫画を読みたい方はぜひ無料で読んでみてくださいね♪