テセウスの船3巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
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1986年にタイムスリップした心は、事件の犯人として現在死刑囚となっている実父である佐野文吾と協力し、音臼村を守るため奔走します。
次のターゲットである田中義男を救うことはできるのか・・・!?
3巻|ネタバレ
「この絵、誰が描いたんですか?」
不気味な絵を見て心は田中に尋ねるのですが、田中は何も知らない様子。
もしかしたらウサギを殺した人物とあの絵を描いた人物は同一人物かもしれない。
学校のウサギは2羽のうちい1羽が殺されました。
ノートに描かれていた絵も2人の女の子のうち一人が潰されていました。
心は嫌な予感がしてなりません。
念のため2月5日は田中につきっきりで様子を見ることに。
当日、田中の家に行く前に心は鈴に謝ります。
この前怒鳴ってしまったことと、自分のせいで明音の妹(千夏)のことで変に誤解されて鈴に迷惑をかけてしまったことです。
鈴も明音の気持ちを考えて反省し明音に謝りに行くことに。
心と文吾が田中につきっきりで一緒にいる時、明音の両親が慌てた様子でやってきます。
明音が鈴と出掛けたきり帰ってこないと言うのです。
その時、心はあの絵を思い出します。
あの絵は、姉ちゃんと明音ちゃん・・・!?
しかし明音が行方不明になるのは来月のはず。
それにノートにはなかった鈴まで。
猛吹雪の中、みんなで明音と鈴を捜索することに。
その頃、明音は何者かによって小屋のような暗い場所に閉じ込められていました。
「どうして?こんなことするの?ここから出してよ。」
明音はなんでもするからと泣いてすがります。
明音の前に現れたのは翼でした。
翼は明音の服を脱がし乱暴したあと「絶対に秘密だよ」と言い明音をまた閉じ込めて去っていきます。
翼が去ったあとまた誰かがやってきました。
「明音ちゃん。もう大丈夫、助けてあげる。」
鈴と明音を探す心は、様子のおかしい翼を目撃します。
同じ頃、鈴が見つかります。
明音について聞くのですが鈴は「知らない」としか話しません。
高熱で倒れた鈴を寝かし、心は念のため田中の様子を見に行くことに。
無事だった田中を見て心は過去が変わったのだと確信します。
翌日。
明音は見つけられず行方不明のまま。
吹雪も酷く捜索隊も動けいてくれません。
いなくなる当日、明音と一緒にいた鈴に聞いても鈴は「知らない」としか言わず詳しいことを話したがりません。
心は翼が何か知っているかも知れないと予想し家に行ってみることに。
しかし家に翼はおらず婚約者の佐々木紀子が出てくるのですが、無言でドアを閉められてしまいます。
心は「佐々木紀子」という名前に見覚えがありノートを見返します。
2月12日、飼い犬が死んでいるのを妻の佐々木紀子が発見。
4月6日、佐々木紀子が自殺。死因は青酸カリ。
とありました。
青酸カリは音臼小無差別毒殺事件で使われる毒薬です。
どうして佐々木紀子が青酸カリを持っていたのか?
その毒薬は今この村のどこにあるのか?
心はノートの隅に書いてあったヒントを元に、青酸カリは鍍金工場にあると気づきます。
紀子は木村鍍金工場でパートとして働いています。
しかも工場からは青酸カリが一つなくなっていました。
その頃、不気味な絵を見た子供の一人が隅に書いてあったプロペラに気づきます。
そのプロペラは音臼岳の中にある小屋の上についているプロペラにそっくりだったのです。
心は文吾と一緒にその小屋に向かうことに。
鍵は開いていて中に入るのですが、明音はいませんでした。
しかし床には子供と大人の足跡、嘔吐物、そして鈴が明音とおそろいで持っていた「S」のイニシャルのキーホルダーが落ちていました。
キーホルダーの裏には「suzu&akane」と名前が彫ってあります。
心が小屋の周りを調べていると、2人の跡をつけてきた金丸が現れます。
金丸はわざと倒れたふりをして心を公務執行妨害で現行犯逮捕。
その頃、明音と翼は雪の上で死んでいて・・・!?
4巻へ続く
感想
犯人が判明か、と思いきやミスリードで黒幕は別にいるようです。
今回田中は助かりまだ先のはずの明音が殺されてしまいました。
誰かを守っても犯行に遭う順序が変わるだけで犠牲者は無くせないのでしょうか。
心が逮捕されるという最悪のシナリオになってしまい真犯人の思惑通りになっているのがもどかしい。
この窮地をここからどう挽回していくのか、次巻も楽しみです!
ネタバレで細かい所は描き切れていないので、ぜひ漫画も読んでみて下さいね♪