隣の悪女2巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
復讐をするために隣に引っ越してきた花音。
可憐でミステリアスな彼女に翻弄される桐太と亜里子は、徐々に虜にされていく。
そんな中、人生を変える大きな事件が・・・！？
ではここからは2巻のネタバレです！
6話
付き合い当初、亜里子は愛情表現が乏しい子でした。
桐太が甘えると、顔を真っ赤にしソワソワもじもじ。
それから時間をかけいつしか亜里子の方から甘えてくれるようになりました。
その頃から亜里子はぽつりぽつりと自分の母のことを話しだします。
亜里子の母は目が不自由でした。
亜里子は母の力になろうと幼いながらに料理などを手伝おうとしていました。
しかし母は理不尽な理由で亜里子を怒鳴り暴力をふるうのです。
母と父は仲が悪く常に喧嘩をしていました。
（きっと親は愛し方を間違っとる）
（そんな愛情は呪いと同じばい）
亜里子はけなされ続けたせいで自信を持てなくなってしまいます。
情緒不安定な親には安心して甘えることなどできなかったのです。
そして亜里子は家を出て東京の大学へ。
そこで桐太と出会い優しさに惹かれ付き合うことになります。
桐太はふと保健所で出会った犬を思い出します。
人間不信のその犬は人に牙を向けるのですが、人を疑いながらそれでもまだ信じてみたい、桐太にはそんな目に見えました。
（あの目、出会った頃の亜里子に似てるんだ）
（あの時、抱きしめたかった）
（もし嬉しそうな仕草を見せてくれたら愛しくてきっと泣いてしまっただろう）
目覚めた亜里子に桐太は言います。
「亜里子、俺半同棲をやめたい。」
7話
「な、何で？」
桐太は本当のことを言って不安にさせてはいけないと、自立するためにしばらく一人で暮らしたいと嘘をつきます。
亜里子は寂しそうな表情を見せながらも桐太の意思を尊重してくれます。
荷造りをしていると、不幸なニュースが目に入ります。
吉祥寺の住宅で夫婦の遺体が発見。
夫の島袋雄大さんが妻の美紀さんを刺殺後自殺。
桐太の地元でしかも”島袋”と聞き、桐太は顔色を変えます。
「島袋・・・まさかな・・・。」
その時、亜里子に母から電話があります。
亜里子の母はアルツハイマーが進んでおりボケているようでした。
その頃、亜里子の実家には花音がいました。
母は花音を亜里子だと思っています。
8話
亜里子の部屋を出て桐太は新居へ。
家賃2万円、四畳半のボロアパートです。
桐太の家、佐藤家は貧乏でした。
（でも昔は貧乏じゃなかったような）
（いつからこうなったんだっけ・・・？）
桐太の父・杉彦は当時、母・松子とデキ婚。
そして双子の姉妹が誕生します。
ハードな子育てをして3年後、生まれたのがまた双子の兄弟（桐太）です。
この頃はまだ普通の家庭の経済状況でした。
ターニングポイントは姉達が高3の頃にきました。
姉たちが私立の美大と音大に進んだので、学費のため安アパートへ引っ越しました。
さらにその後、桐太たち双子も私立の大学へ。
学費の為さらに激安アパートへ引っ越します。
家は貧乏になりましたが、佐藤家は幸せいっぱいでした。
そんなことを思いだし「ふふ」と笑う桐太。
翌日、友達からタダで貰ったボロボロの原付で通学している途中、桐太はブレーキが利かず事故に遭ってしまいます。
9話
目覚めると病院のベッドの上でした。
桐太は骨折などの他、頭蓋骨に外傷性くも膜下出血をおこしていました。
最短でも2カ月は入院。
投薬治療して経過を見ることになるのですが、いつなんらかの障害がでるか分からない状態でした。
桐太は将来のことを考えると不安でまた気絶してしまいます。
目を覚ますと隣には亜里子がいました。
花音が桐太の状況を亜里子に連絡をしたのです。
花音は桐太の入院する病院で看護師となっていました。
10話
日本画は副業で、看護師が本業だと話す花音。
「収入は逆転しちゃったけど、看護師が私の夢だったから。」
花音の親友だった人が小学生の頃病気になり、闘病生活を経て半年前に亡くなりました。
親友の死がきっかけで命や生き方について色々と考えた花音。
「まだ自分なりの答えは模索中だけど、患者さんに尽くすことで何か見つかるかなって。」
花音を避けていたのに、また巡り合うことになってしまった桐太は、奇妙な運命や縁を感じるようになります。
亜里子は桐太をサポートするために、桐太が大学でやることを調べ桐太に伝えます。
亜里子が力になろうとしてくれているのはありがたいのですが、桐太はまだ痛みと不安でそれどころではありませんでした。
次の日、桐太は目が見えなくなってしまいます。
11話
一度は見えなくなった桐太の目ですが、今は酷い乱視のような状態でした。
頭痛と嘔吐も酷く、不安な日々を送ります。
亜里子は心配して毎日お見舞いに来てくれるのですが、亜里子の言葉が桐太をさらに追い詰めます。
「奨学金やローンのパンフは見た？」
「時間は有限だよ！」
「ネガティブになるなんて桐太らしくないよ！」
亜里子の言う通りきっと借金をすれば大学も卒業でき教員免許もとれるでしょう。
だけど障害のことや、お金のことを考えると、実家に住んで就職するのが良いのかもしれないと桐太は思っていました。
「亜里子・・・これからも一緒にいたいから少し一人にして。」
亜里子は「お願い一人にしないで」と泣きつくのですが、桐太が目を合わせてくれることはありませんでした。
桐太の不安や寂しさや痛みを包み込んでくれたのは亜里子ではなく花音でした。
12話
入院して2週間。
亜里子はお見舞いに来なくなりました。
桐太は意識をして楽しいことだけを考えるように。
心が明るくなると体も連鎖するようで、視力は戻り安定した日々を過しています。
そんな中、桐太は花音からこっそり分厚い札束を渡されます。
桐太は「貰えない」と一度は突き返すのですが、教師になる夢を叶えるため、そして花音の気持ちを無碍にしないためにも、お金を借りることに。
花音は「返さなくていい」と言うのですが、それでは桐太が納得できません。
桐太はつたない字で借用書を書きます。
13話
その頃、亜里子は一人部屋に籠って荒れた生活を送っていました。
酒浸りになり大学にも行っていません。
花音はそんな亜里子の部屋に通い支えとなっていました。
「何でこうなったのかな？あ、親に感情を受け止めてもらえなかったからだ。」
きっとそれがトラウマとなり、他人に臆病になり、感情を我慢して隠して閉じこもって。
いつからか思い通りにならないと、感情が爆発して、コントロールができないようになってしまいました。
「だから桐太を失いたくなくて変わろうと・・でも（失敗ばかり）。」
なぜかと考えた時に、亜里子は気づきました。
変わろうとすればするほど、相反する感情が溢れてくるのです。
変わらないこの醜いありのままの姿の私ごと、お母さんが赤ちゃんにするように無償で愛し続けて、と。
そうじゃなきゃきっと子供の頃のあの寂しさは埋まらないって。
桐太に母親を求めるなんて亜里子も異常だと分かっています。
「普通に人を愛したいのにこんな私・・・大嫌い！」
感情が崩壊している亜里子を花音は抱きしめます。
「今まで自分を責めて辛かったね。人を責めて苦しかったね。人に責められて悲しかったね。独りで頑張ってきたんだね。」
「亜里子ちゃんの寂しさ、私に分けて。」
その日の夜、2人は体を重ねてしまいます。
14話
段木刑事は、この間の夫婦殺害事件で頭を悩ませていました。
夫は優しくてイケメン、エリート社員で、ギャンブルもせず、周囲の評価も良い完璧な人。
しかしそれは虚像で、良いのは外面と肩書だけ。
実際は日常的に妻子にDVをしていたのです。
妻は5年前から家庭支援センターに相談していた記録があり、現在20歳の1人息子は中学から頻繁に家出して補導歴あり。
機能不全家族でした。
事件当日も妻からセンターに「殺される」と相談があって、死亡推定時には近所の住人が夫の罵声を聞いています。
凶器や指紋の証拠もとれており、100％事件の真相は夫のDVがエスカレートしたもの。
唯一の救いは息子が家出中で難を逃れたことです。
しかし段木は現場に落ちていた桜の花びらが引っかかっていました。
夫妻が購入した記録がないのです。
息子と話したいと段木ですが、息子は今も家出中で行方不明。
親の葬式にも出ていないほどです。
その頃、その息子（ケロッピー）は、桐太のお見舞いに来ていました。
一方、花音は借用書に書かれた桐太の字を真似て勝手に婚姻届を提出していました。
15話
ある雨の日、花音の元に占い師で有名な美雨が現れます。
「やっと見つけましたよ。花音さんが何をする気か分かっています。」
「やめなさい。恨むことは天に向かって唾を吐くのと同じです。」
他人への恨みを持続させるためには、負の感情を燃やし続けなければなりません。
すると心は病み、思考は歪み、いつしか他の人間関係まで歪ませ、悪化させストレスが生じます。
こうして自らの怨念で自縄自縛し自滅へ。
美雨は花音を救うため忠告をします。
「自分を許してあげなさい。自分のために人を許してあげなさい。」
しかし花音は地獄に堕ちる覚悟はありました。
「私を止められる人は、救える人は、もうどこにも・・・。」
忠告を無視し復讐を続行させる気の花音を、美雨は刺し違えても阻止すると決め・・・！？
3巻へ続く
感想
桐太、亜里子の周りにまで被害が・・・。
桐太の友人・ケロッピーの両親が死んだのも悪女のせいなのか？
こんなチートキャラ絶対敵に回したくない。
そして新キャラの霊媒師？が登場し、花音の復讐を阻止しようとしています。
復讐の理由を知っている様子ですが、一体なにもの？
次巻も気になります。
漫画を読みたい方は、無料で読む方法を参考にしてくださいね♪
