漫画、トモダチゲームの11巻を読んだのでネタバレを書いていきます。
このブログではトモダチゲームの11巻を無料で読む方法も公開しているので、漫画版が良いという人はこの方法を使って下さい。
11巻ネタバレあらすじ
48話|所持金をドンドン増やしてね
第1ゲームをクリアした友一は、外で待っていた天智達と合流します。
これで志法を除いた4人が揃いますが、何故か前回のゲームで懐いた紫宮がチームに入れて欲しいと言い出します。
しかも、皆が抱えている借金を自分にも均等に割り振っても良い、という条件付きです。
理由は友一たちの事情が気になるのと、友一自身にも興味を持った為。
結局、仲間に入れることはせず、協力関係を築くということで話しは落ち着き、臨時の新生チームが誕生します。
タイミングを計ったかのように運営が現れ、次の会場へと連れていかれる面々。
今回は珍しく男性の運営でした。
簡単に2回戦の話を聞きますが、これまでのゲームとは違い、前半と後半に分かれており、前半でコケてしまうと”友達を永遠に失うことになる”と脅してきます。
これまでの傾向から即死なんてことは無いでしょうが、死に類する別れ方を提供する。と言っていました。
更に、今回からは参加者もより危険な相手が出てくるのだとか・・・
そうこう言っている間に第2ゲームの会場へと到着します。
付いた先は港、目の前には巨大な豪華客船が停泊しています。
出迎えたのは”マナブ船長”
今回のゲームはこの豪華客船で行われるようです。
中に入ると友一たち以外にも3つのチームが有りました。
明らかに堅気じゃなさそうな、黒スーツのチーム。
イケメンホスト風の男とキャバ嬢らしき女4人のチーム。
師範代風の男と門下生らしきチーム。
どれも癖が強そうです。
そして、ここで行われる前半戦はギャンブル
船には一流カジノ並みの施設が揃えられておりここで自分たちの所持金を増やすようです。
船が目的地に到着した時点で条件を満たせていた人間のみ島での後半戦に進めるようですが、そもそも友一たちに所持金などありません。
「じゃあまずは軍資金を作るために、友達を売ってね。」
マナブの補助役であるバニーガールがそんな恐ろしいことを口にするのでした・・・
49話|人間は平等じゃない
今回のゲームの軍資金を手に入れるには誰が友達を売る必要がある。
そんな説明の後、マナブ船長は友一たちのチームの査定結果を報告します。
- 天智|1千万
- 紫宮|4千万
- 四部|8千万
- 心木|2億
- 友一|0
これがマナブから告げられた査定額です。
基準はこの人物からどれだけ回収できるのか?
このチームは全員が未成年なので、両親から金を回収することになります。
天智は両親が居ない分低く、四部は父の選挙地盤が有効で高めに設定。
心木は彼女自身が若く魅力的な女性、ということで高額の査定が付いたのでした。
ゲーム終了までに同額を支払うことで、担保となった友達は買い戻すことが出来ます。
しかし、島に下りるには一人1千万の乗船料が必要で、払えなければ罰金1億円。
何をしてでもギャンブルで金を稼ぐ必要があるのです。
友一たちは話し合いの末、四部が自ら名乗りを上げ、8千万円で勝負をかけます。
他のチームは2から3人売るところもあり、軍資金は1億以上。
まず初めに行われたのはポーカーです。
しかし、ギャンブル初心者の友一は、ビギナーズラックと言う言葉すらかすりもせず、あっという間に所持金が0円となってしまうのでした・・・
50話|二つ目の表情
一瞬にして所持金が尽きてしまった友一。
そこで声を上げたのは、紫宮でした。
「僕なら次の勝負絶対に勝てる」
友一が一方的に負けているのはイカサマのせいだと言う紫宮。
現状、友一が激弱なので、他に手立ても無く、ここは任せることにします。
まずは軍資金を得る為に、天智を売りに出します。
誰もが心木を売りに出すと思われたのですが、次は必ず勝つから1千万で十分だと話す紫宮。
その宣言通り、その勝負が終わると四宮たちの所持金は1億6千にまで膨らんだのでした。
51話|まぁ秘密ってことで
敵のチームが後ろに立っていた心木の表情から手札を読んでいることに気が付いた紫宮は逆にそれを利用して勝利します。
オマケにジョーカーの位置まで把握していて、それを自分の所に来るように順番を決めていたので、かつ可能性はかなり高かったのです。
心木には敵チームにバレないようにメモを渡し、あえて逆の表情をするように指示していました。
勢いに乗る紫宮は続いてゲームをしようとしますが、それを友一が止めます。
今の賞金で全員を買い戻すことと乗船券を余裕で払うことが出来ます。
だからこれ以上はギャンブルをしないと宣言します。
他のメンバーも興が覚めたとのことでお開きになりますが、友一は次に必ず負けると確信していたのです。
理由は、さっきの勝負で唯一、下りた爺さんのカードにありました。
”ストレートフラッシュ”
お爺さんの手はポーカーで2番目に強い手札だったのです。
そのカードは出ればほぼ100%勝てる程の強さで、つまり爺さんがワザと負けてくれたことになります。
何故、そんなことをしたのかは不明ですが、相手の心理を読みきり、ほぼ完ぺきな下準備をしたとしても、圧倒的な強運によってあっさり敗北する。
それこそがギャンブルだと分からされるのでした・・・
ですが、やはりこのまま何もせずにという訳には行かないようです。
既に船内の食料は他のチームに買い占められているようで、それらを手に入れるには、ギャンブルをする他ないのでした・・・
52話|君たちには我々と共闘してもらいたい
心木が一人でいるときに、あのお爺さんが接触してきます。
「あの彼の助けになりたいんじゃないのかい?」
自分は人の心をや未来が見えると自称し、心木の事を揺さぶります。
ですがさすがにすぐに信用することは無く、断りを入れるのですが、証明しよう。
と爺さんは心木が引いたトランプを当てたり、次に引くカードを言い当てたりします。
そんな場面を見つけた紫宮は変な手品で人を騙すな。と心木から爺さんを遠ざけます。
ですが、それでも自分の力は本物だと言う爺さん。
次は、友一が抱えている過去を言い当てると、言い出します。
爺さんに言われたことを早速、友一へと話す心木。
すると、その中身はごく一部の人間しか知らない内容だったようで、友一は取り乱し始めます。
”まさか爺さんの能力は本当だったのか?”
揺れる紫宮。その後も、一度敵を倒してみようとのことで、掛け金を折半して難なく食料を手に入れます。
爺さんたちの目的は共闘することだと話しますが、その裏には何か別の目的があるのでしょうか?
その頃、売りに出された四部と天智は見張りのいないうちにこっそりと抜け出そうとします。
そんな二人の前に現れたのは、運営と同じ服を着た志法でした・・・