雪人YUKITOの漫画を数冊分無料で読む方法と、1巻のネタバレ感想を紹介します。
12年前に死んだ父親の事件の真相を知るべく、東京へと出てきた雪人。
父の死と関係している「田代組」を探すのですが・・・?
詳しいネタバレの前に、漫画を無料で読む方法を紹介しますね。
雪人を無料で読む方法
今回はコミック.jpというサイトを使って無料で読む方法を紹介します。
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次にネタバレです。
1巻|ネタバレ
東京都新宿
杏がいつものように友達のエリとカモを探していると、ふとある男に目がつきます。
その男は東京には異質な男で見た目はすごく田舎くさい感じ。
だけど杏が気になったのは男の目でした。
今まで見たことない透き通っていて氷のようで・・・。
杏は止めるのですが、エリに押されその男をカモることになります。
彼の名は梶雪人、東北出身で今日東京に出てきたばかりでした。
雪人は杏たちの見え透いた罠に簡単にひっかかり、いとも簡単にお店に誘導することができます。
店についた3人はお酒と食べ物を頼むのですが、頃合いをみてエリと杏は店を抜け出します。
その後、1人になった雪人にヤクザたちが不当な金を請求するのですが、雪人は怖がる素振りもなく「田代組って知ってますか?」と質問します。
ヤクザは雪人の舐めた態度に殴りかかるのですが、雪人の相手になりませんでした。
「あんたの兄貴分のところに行きましょう。田代組のことを知ってる人に会いてえんです。」
すると事務所に行くまでもなく、新陽会・宮本が登場します。
雪人は田代組について聞くのですが、宮本は知らないの一点張りで教えてくれませんでした。
その時、刑事の佐江が騒ぎの匂いを嗅ぎつけやってきます。
佐江が来たおかげで雪人はなにもされることなく解放されます。
その後も新宿の街を歩いていると、偶然にもまた杏に会います。
てっきり仕返しに来たのだとばかり思っていた杏ですが、雪人が杏を見つけたのは本当に偶然で東京で初めてできた”友達”だと本気で言っています。
エリが一緒ではないことに気づいた雪人がどこにいるのかと聞くと、エリはキャバ嬢時代に客だった戸塚という男に連れていかれたのだそう。
さんざん貢がせたあげく、バックレたことに戸塚は腹を立てて探していたのです。
エリの危機を感じた雪人は、戸塚の事務所までエリを助けに行く事に。
「その子は友達だ。放してやってくんねぇか。」
ヤクザが大人しく放してくれるはずもなく、雪人は殴られてしまいます。
その時、ずっと雪人を尾行していた佐江が出てきます。
刑事の登場にさすがのヤクザも手が出せません。
雪人がしつこく田代組について行くと、戸塚は「もう10年も前になくなった」と言うのです。
佐江はなぜ雪人が田代組について探っているのか疑問でした。
質問しても雪人は理由を話してくれません。
そこで佐江は田代組について教える代わりに、理由を話せと言うのですが、雪人は話しませんでした。
実は佐江は田代組の幹部だった人物を知っています。
その人物とは、さきほど揉めていた新陽会の宮本です。
佐江から話を聞いた宮本は、雪人が来るであろうと予想し「鹿角」という秋田料理屋で雪人を待ちます。
案の定、雪人はその呑み屋にやってきました。
「やっぱり来たか。女将、こいつは客じゃねぇ。あんたの弟、苅部耕二のことを聞きに来たんだ。違うか?梶雪人。」
12年前、二つの事件がありました。
ひとつは秋田の繁華街での傷害事件。
酔っ払い同士の喧嘩でロシア人が重傷を負い、目撃情報から犯人は秋田出身で田代組構成員の苅部耕二と断定されます。
苅部は秋田県警の捜査の手をかいくぐり東京に逃走するのですが、新宿で別件逮捕され秋田に移送されることになります。
秋田県警から迎えに来た2人の刑事が苅部を連行していきます。
そしてその後、3人の足取りはぷつりと途絶えてしまいます。
JR新宿駅構内に刑事のものと思われる血痕が発見され、数日後荒川の河川敷でその刑事・1人の刺殺死体が発見されました。
それが二つ目、警官・梶真人が殺された事件です。
雪人は梶真人の息子で、父の事件の真相が知りたくて新宿にやって来たのです。
雪人がこの店に来たのは、女将の弟であり今も2人の警官の殺害事件の容疑者として指名手配されている、苅部耕二のこと聞く為でした。
しかし女将も弟の行方については何も知りませんでした。
「耕二は田代組時代の俺の舎弟だった。だがあの事件以来、12年間一度も俺の前に現れちゃいねぇ。そしててめぇに耕二のことをこれ以上話すつもりはねえ。」
宮本が店を出た後、追いかけるように雪人も外へ。
すると外には佐江が雪人を待ち伏せていました。
宮本を張っていれば雪人が必ず出てくると思ったのです。
2人は1人になった宮本を尾行することに。
宮本があるアパートの一室に入ろうとした時、携帯に連絡が入ります。
顔色が変わったことから本部でなにか動きがあったのでしょう。
宮本は部屋に入ることなくその場を去るのですが、2人は宮本を追うのをやめ宮本の入ろうとしていた部屋の前へ。
ノックをしても応答なし、鍵も当然かかっていました。
部屋の中から血の匂いを嗅ぎ取った雪人は、鍵をこじ開け部屋の中へ。
その部屋には苅部耕二の死体がありました。
しゃぶ漬けにされ人相は変わってしまっていますが、間違いなく苅部でしょう。
雪人は苅部の手配写真は穴が開くほど見てました。
それに人を骨格で覚える雪人は、一度見た人は決して忘れません。
雪人の身のこなしや言動から刑事であることを見抜く佐江。
実は雪人は秋田県警の捜査一課にいた元刑事でした。
刑事の職を辞めたのは、東京に出てくるためです。
警察官は身内の捜査をしてはいけない決まりがあるからです。
父の死の真相を知っているはずの苅部が、雪人が東京に来て次の日に殺されたなんて、たんなる偶然なわけがありません。
ひとまず雪人は事情聴取を受けるため警察署へ。
雪人は秋田県警を辞めたと言っていましたが、佐江が調べたところ雪人はまだ退職していない状態でした。
課長の計らいで辞表は処理されておらず、1カ月病気療養で休職扱いになっていたのです。
つまり雪人はまだ現役の警官ということになります。
雪人は1年足らずで未解決事件のホシを3件も割った成績がある優秀なエースでした。
事情聴取が終わり帰ろうとした時、同じく事情聴取を受けに来た宮本を目撃します。
雪人や佐江の証言があるので犯人扱いはされないでしょうが、指名手配犯の苅部を匿っていたのは事実。
しばらく解放されないでしょう。
雪人は宮本に「鹿角で俺に嘘をついただな」と言います。
苅部が宮本の前に現れたのは3カ月前のことですでにあの状態だったと言います。
命を狙われているから匿ってくれと泣きつかれ、詳細を聞いても一向に要領を得なかったそう。
苅部が頭までシャブにやられているのはすぐに分かりました。
そんな状態の耕二を姉の女将に会わせられるはずがありませんでした。
だから宮本は女将の前で自分の意に反して雪人に嘘をついてしまったのです。
「俺も知りてえんだ。誰が耕二にシャブを食わせて、誰が耕二を殺したか。」
ちょうどその時、新陽会の会長が病死したと連絡があります。
宮本にとっては最悪のタイミング。
任意とはいえ取り調べ中はしばらく署から出られません。
葬儀の準備どころか葬儀自体にも参列できないとなると、外様の宮本の立場はますます悪くなるでしょう。
翌日、佐江は雪人の実力を見込んで12年前苅部が別件で新宿署に逮捕された時の供述書を見せてくれます。
雪人は今までずっと父のことを考えていました。
どうして父ともう1人の水野巡査は殺されなければならなかったのかと。
初めは苅部が逃走するためにやったのだと思っていましたが、警官になって経験を積んでいくうちにそれは違うと思うようになりました。
警官2人を殺すというのは大変なことです。
そこまでしても逃げたかった苅部が新宿で別件逮捕された時に、どうしてあっさりと秋田の傷害事件の容疑を認めたのか。
逃げるつもりがあったのならまず否認したでしょう。
苅部の後ろには田代組がいたことから、雪人は佐江に頼み、田代組の捜査資料も見せてもらう事に。
誰が一番被害をこうむったか、誰が一番得をしたか。
かなり不確定要素はありますが、雪人はもっと新宿を歩いて警官らしくないやり方で糸を手繰っていくことに。
一方、杏は雪人のことが頭から離れませんでした。
神社で「もう一度会えますように」と祈った後、偶然雪人に再会することができます。
(神様ってほんとにいるのかも・・・)
そんなことを思いながら、杏は昨日雪人を紹介してくれと言っていた人がいることを話します。
中古車のディーラーで新宿でもクラブ経営をしており、雪人のことを知っている様子でした。
2人が話していると、戸塚が仕返しをしにやってきました。
雪人は杏を1人逃がし1人で複数人を相手します。
杏が警察を呼んでくれたおかげで雪人は何事もなく済みました。
その後、杏と雪人は鹿角で落ち合います。
苅部の死を女将に伝えたことで、自分が刑事だということを打ち明けざるを得なくなった雪人。
女将と共に苅部の葬儀へ行くのですが、そこに宮本も現れて・・・!?
2巻へ続く
感想
原作は読んだことありませんが、原作の魅力をしっかりと引き出しているんだろうなぁというのが伝わってきます。
もんでん先生の絵も好きですが、話も面白くてグイグイ引き込まれました。
1巻ではまだまだ謎が多く、続きが気になって一気読みしたくなる作品です。
面白かったので気になっていた人はぜひ漫画の方も読んでみて下さいね♪