今回は4巻の表紙にもなっている新の話になります。
新がかるたを辞める事となった出来事はかなり気になっている人も多いと思いますのでかなり詳しくあらすじを書いていきたいと思います。
長すぎたらすいません(汗
ではあらすじです♪
4巻22話|ネタバレあらすじ
一人近江神宮へ向かう新だったが今は完全に道に迷っていた・・・
何度も来ているはずなのにその時は決まってじいちゃんの車で来ていたからだ。
じいちゃんが麻痺した時はまだ小学生だった・・・
じいちゃんが倒れてから初めて病室に入る前に母さんに「びっくりしないでね」と言われたが
頭に包帯を巻いて少し元気がなくなっていてもじいちゃんはじいちゃんだった。
入院中も新のために札の配置を考えてくれたりかるたからはひと時も離れないじいちゃん
新はそれが嬉しかった。
麻痺と言っても手すりを使えば歩くことも出来るしリハビリにも積極的に励んでいる。
使えない右手の変わりに「左手でかるたが取れるようになるでの!」とまで言っていた。
ある日じいちゃんに「名人戦ってどんな感じ?」と聞いたことがある。
ライトが煌々と暑くぎょうさんの人がこっちを見てる。
目の前には最強の名人
そこには畳の叩く音だけがする・・・
新、イメージするんや「勝つ自分を!」
そう言っていた。
中学に入ったころじいちゃんは新が居ない時によく騒ぐようになる。
そのため学校が終わると走って家まで帰った。
しかしその日はいつもと違い家の前に救急車が止まっている!?
幸い軽い発作を起こしただけで大事には至らなかった。
「良かった」そう胸をなでおろしじいちゃんが寝ている病室のドアを開ける。
「救急車乗ってびっくりしたやろ?」新がそう言うと
「あんた・・・どちらさんかの?」とあまりにショックな言葉が返ってきた。
初期の認知症、医者からはそう言われた。
退院してからもその症状は一向に良くならない。
新がかるたを見せて「これなんやろ?」そう聞いても「それなんやろな?」と話すじいちゃん・・・
ウソや!ウソや!ウソや!
そこにはもう新と同じかるたが大好きなじいちゃんは居なかった・・・
学校では同級生の翔二がA級選手になった事が話題になっていた。
当然クラスで一番強い新だったがじいちゃんの介護で大会にも殆ど出れず、未だにB級止まり
千早からもC級に上がったと便りが届き自分だけ何処か置いていかれている様に感じた。
6/8福井大会・・・
この大会には出場しようと思っていたがこの日も母が出掛けることとなりじいちゃんの介護をすることとなった。
じいちゃんがご飯を食べるのを手伝う新
ふとじいちゃんがカレンダーをじっと見る
そこには8の数字に○を付けて福井大会と新が書いていた。
「袴・・・袴出せ!行かなあかん!福井大会!」とじいちゃんが血相を変えて言う。
毎年、運営責任者だったじいちゃん
「今年は栗山先生が運営してくれてるからじいちゃんは行かんようになってる」と新が説得する。
「ほうか・・・」新の説明でじいちゃんは安心してくれた。
「なんで新はいかんのや?行くかなあかんやろ!」そう言うじいちゃん。
戻ってる!?
戸惑う新を「どーん!」と突き飛ばし
「大会行かんとはどういうことや!行って来い!」と活を入れる!!
行きたい!皆に取り残されたくない・・・
A級に・・・
昼には父ちゃんが帰ってくる。
「バタバタバタ」と大会の準備をする新
「新!イメージや」
「うん!」
それがおじいちゃんと交わした最後の言葉となった・・・
-近江神宮-
今試合が行われているであろう会場の前に新は居た。
そっと扉を開ける新
そこには袴を来て懸命にかるたを取る千早が居た・・・⇒23話に進む
まとめ|感想
新の話、読み返したらかなりさらっとした感じになっていて何回も手直ししたんですがどうしてもこれ以上伝えきれませんでした・・・
本当はもっといろんな感情が感じ取れる場面なんですが私の文章では上手く表現できませんでした。
4巻はかなり濃い内容のストーリーが多いのでマンガで読むのがおススメかもしれません♪
その時は無料で読める方法を使ってみてくださいね♪