遂に高校最後の試合となった瑞沢 対 藤岡東
千早が太一とぶつかるときに太一はどこに!?
前半を読んでない方はまずはコチラを読んでくださいね。

ではさっそく続きを書いていきます♪

31巻161話|ちはやふる

「宜しくお願いします。」
4校が一斉に礼をする。

決勝戦 富士崎高校 対 北央学園
3位決定戦 瑞沢高校 対 藤岡東高校

正真正銘、最後の戦いが始まる。

千早を見守る部員達は「何故ここに太一が居ないのか!?」ともどかしさを感じる。

この対戦の本当の意味が分かるのはきっと真島部長だけなのに・・・

そのころ太一は、大阪でTV収録中のクイーン若宮と名人周防に付き添っていた。
二人は雰囲気もたっぷりにそのかるた能力の高さを見せつけその中でもクイーンは特別な雰囲気を出していた。

「私には札がみーんな小さい神様に見えるんです。」そう言う若宮は優しい笑顔で周りから見ても一目で分かるほど札を愛していた。

「自分はあそこまで札を愛おしいと思ったことはあるか?」そう考えさせられる程の空気だった。
名人と挨拶を済ませ帰りの新幹線へと乗り込む太一。

帰りが遅くなると母に連絡を入れる。

「今新幹線で大阪から帰ってる。」

「なんでそんなとこにいるの?」そう言う母の後ろでは「バン!ババン!」と聞きなれた音が!?

「母さんこそ何処にいるの!?」

「あなたが朝早く出掛けたから全国大会に出てると思って近江神宮にきてるのよ。」と言うのだった。

そして太一が居なくて瑞沢が負けたこと、3位決定戦を行っている事、福井のメガネの子と対戦していることを告げる。

「京都~京都~」プシューと新幹線の扉が開くと同時に太一は飛び出していくのだった。

千早と新の試合は5枚差で千早がリードしていた。
ここまで差を付けられた新は見たことが無いと周りは固唾をのむ。

「これが千早?」新はその雰囲気に圧倒されていた。

新の調子は決して悪くない。でもそれ以上に千早が圧倒的だった。
ただ早いだけで無く「肉まんくん今の惜しかった」「机君ないす連取」とチームメイトの動きまで把握していた。

そして新は気付いた。「千早は大会中ずっと瑞沢のかるた部キャプテン(主将)なんやな」と・・・

白熱した試合が所狭しと繰り広げられる。
何故勝てないんだと自問自答するのも、詩が好きで始めたのに札は決まり字にしか見えなくなってしまい申し訳なさそうにするもの。

それぞれの全部を見せるような自分の持つ武器を全て出し切るかのようにぶつかり合う!!

そして遂に!会場に太一が到着するのだった・・・

他のメンバーは直ぐに気付いたが集中している千早は全く気付かずにそのまま試合を続ける。
それどころか自分の横で試合している肉まんくんの札まで飛ばすほどの気迫。

6枚差をつけ新を徐々に追い詰めていた。
「余計なことを考えんやつが強いんや」そんなじいちゃんの言葉が頭をよぎる。

「音と札だけの世界」すさまじい集中力

しかし新も負けじと自分のかるたを見せる!
そんあ時に空札で「ちはやぶるー」この札には空札でも体が反応してしまう。

気がまぎれふと顔を上げる千早
そこには太一の姿があった。
蘇る記憶!

幼いころ3人で取ったかるた。今も変わらず自分のかるたを貫く新・・・
大会で初めて主将ではなく千早になった。

そんなときに飛び交う仲間の声「瑞沢1勝!!」「瑞沢2勝!!」

太一に新に自分かるたを仲間を見せつける千早 「瑞沢3勝!!」「瑞沢4勝!!」

残すは千早と新・・・

そして「「瑞沢5勝!!」の掛け声が会場に響き渡った・・・

まとめ

遂に最新巻を書き終わってしまいました。というより読み終わってしまいました!!
もう書いてるだけで感動しちゃって泣きそうになりながらも一生懸命かいたので読みにくいかもですがここまで読んでくれたかたありがとうございます♪

次巻はもう少し先になると思いますが随時追加していきますのでお気に入り登録頂けると幸いです。
千早、太一、新の三人が再び近江神宮に集結し今後の展開はどうなるんでしょうかね?

もう待ちきれないって感じですが取り合えず今回はこの辺で♪

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