ちいさいひと【青葉児童相談所物語】2巻のあらすじ感想と無料で読む方法を紹介しています。
この漫画は試し読みではなく丸々一冊無料で読める漫画です。
まだ読んだことのないひとのために無料で読める方法を貼っておくので読んでみてください。
1巻では虐待の疑いのある兄弟・かーくんとゆーくんが保護する寸前に姿を消してしまいました。
兄・海斗には体中に傷があり、父親に叩かれたと証言していたことを知ります。
家に戻ると再び虐待の可能性がっ!!
少ない手がかりの中、必死に捜索をする健太たちですが・・・!?
ではここから2巻のネタバレです!
ちいさいひと 2巻 あらすじ
虐待を受けたと思われる小さな兄妹が消えた。
兄妹の身元を示す手がかりはほとんどなく・・・
それでも必死に捜索続ける健太たち。
『一刻も早く二人を探し出さなければ』
途中緊急のケース会議が入り一度、児相に戻らないといけないことに。
それでも健太はギリギリまで捜索を続けます。
長澤も仕事終わり一緒に探すのを手伝ってくれ何件も家を訪ねては聞き込みます。
その頃、家に帰ってきた海斗は父親にまた虐待を受けていました。
叩かれ、タバコの火を押し付けられ・・・。
止めに入る母ですが、恐怖で止めることすらできなくなってしまいます。
1年前、海斗と母は前の夫にDVと虐待を受けている過去がありました。
その時に助けてくれたのが今の夫。
「許せないですよ。子どもに暴力振るう奴なんて・・・」
なのに・・・・・。
「葵、お前もやれ!!」
夫に逆らえず、泣きながら手をあげようとした時でした。
ピンポーン
家の前に置いてある三輪車に目をつけた健太たちが訪ねてきました。
泣いている海斗の口を押さえつけ、妻を睨みつける夫。
留守だと思った海斗たちはそのまま児相に戻ってしまいます。
その後、夫の命令で海斗を叩く妻。
『付き合い出した頃は本当にいい人だったのに・・・』
半年前
前の夫とは別れ拓真(今の夫)と結婚することに。
海斗に好かれようと頑張っていた拓真ですが、海斗は虐待がトラウマになっておりなかなか思うようにいかず・・・。
『なんで・・・懐いてくれないんだよ・・・・・』と焦るあまり虐待をしてしまったのでした。
いつまでも泣く海斗を外に放り出します。
会議中の健太たちの元に保育士さんから
「保育園の近くに兄弟の靴が落ちていた」と連絡があります。
名前は書いていなかったがヨットのイラストが描かれていると。
その時健太は捜索中に見た三輪車を思い出します。
三輪車にも同じヨットのイラストが描かれており、候補者リストと照合するとピッタリ当てはまります。
会議を抜け急いでそのマンションに向かう健太と塚地。
その頃そろそろ家の中に入れようと拓真がドアを開けると海斗はいません。
「あのガキ・・・どこまでなめた事を・・・ぶっ殺してやる!!!!!」
そう言い飛び出す拓真
健太はマンションのゴミ置場で一人泣いていました。
見つけ出した拓真は海斗を引きづり家の中に連れ戻そうとします。
その様子を下から見た健太は家に鍵をかけられる前に保護する為、階段を走ります。
ドアを閉められそうになった所、間一髪で手を挟み込みセーフ。
「海斗くんを・・・一時保護します・・・」
躾だと言い張る拓真
しかし海斗の目は、虐待を受け全ての感情を放棄してしまった、悲しみと絶望で凍りついた瞳をしていた。
その後、海斗は拓真のことを好きだったことを知ります。
保育園から逃げたのは、虐待のことを他の人に言ったらいけないと思ったから。
健太は診察の結果、頭蓋骨骨折、左鎖骨骨折、左下肢の骨にはヒビも入っており、命の危険もあった状態でした。
母・葵は自分も叩いたことを泣きながら告白。
酷い暴力を受けPTSD(恐怖体験によるトラウマ)にまでなっており被害者でもある。
「何の理由もなく殴りたい母親なんていないのよ」
その言葉を聞き母を思い出す健太。
父親の拓真は逮捕・起訴され、母親の葵は心のケアをする為にもしばらくは子供と別々に暮らすことになります。
母と別れることを泣きわめく海斗と優真。
葵は泣きながら
「必ず迎えに来るから・・・・」と言い去っていくのでした。
ちいさいひと 2巻・感想
ちょっとしたことで虐待に発展するんだなと改めて感じます。
『理由もなく自分の子供を殴りたい母親なんていない』
本当にその通りだと思います。
経済的理由、そして今回の話のように夫からのDVが怖くてしてしまったり理由は様々ですが理由もなく殴るなんてないんですね。
最後のお別れのシーンは涙が止まりませんでした。
この後に、”震災特別編”が書かれているのですが、長くなってしまったのでネタバレには書いていません。
『ちいさいひと』は無料で読むことのできる漫画なので気になる人は是非漫画を読んでみてくださいね♪