透明なゆりかご1巻

【漫画】透明なゆりかご1巻5話、6話のあらすじと、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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今回のエピソードも涙腺崩壊注意ですよ!!

では早速あらすじを書いていきます。

5話|透明な子

産婦人科医院のバイトを始めて3ヶ月が過ぎ、仕事にも慣れ始めた頃。
友達のカナちゃんが病院にやってきます。

カナちゃんは近所の本屋で知り合った小学生の女の子。

カナちゃんの家は少し複雑で、お父さんのDVが原因で離婚していた。
その後、母は堅実な男性と出会って再婚。

新しいお父さんは教育熱心で良い人そう。

病院内では必要なこと以外話しかけてはいけないルールがあったので、なんだろうと思っていると
他ナースからカナちゃんは『性虐待』を受けていたと知ります。

今回のケースはセカンドレイプを招く危険性もあるので、患者には接触しないこと!!と説明を受けます。

確かに。こんな酷い事件にかける言葉がない。
『例えば私だったらなんて言って欲しいだろう』

×華は自分の過去を思い出します・・・・。

それから5日後
カナちゃんの父親が怒鳴っている声が。

「簡単に警察って言うけどな!もしこのことが世間に知れたら娘はどうなる!?」

検査結果から継続的に性行為があったという事実を知ります。

カナちゃんは相変わらず何も話しませんでした。

『どうして何も話さないのか?』

自分も同じような経験があった×華は、どうしてもカナちゃんに聞いて欲しいことがあり話しかけます。

するとカナちゃんは『性虐待』の犯人は今のパパだと泣きながら話してくれました。

カナちゃんはママの為にずっと誰にも言えず我慢していたのです。

再婚相手が子供に手を出すのは珍しいことじゃない。
カナちゃんのお父さんは警察に通報しないことを条件に離婚に同意した。

カナちゃんはその後も通院を続けたが途中で学校に行けなくなってしまいました。
お母さんもずっと自分を責め続ける毎日。

やっと心身ともに完治し心から笑えるようになったのは、7年もたった後でした。

もっとしっかり向き合おう。
そして気付いてあげよう。その存在に。
”透明な子”にしないように・・・・。

それが見習い看護師の×華に今できることだと思ったのでした。

6話|母性について

母性とは妊娠した時に子供に愛着を持つ感情のこと。
しかし×華が産婦人科医院で感じた母性は簡単に定義できるものではありませんでした。

半年前の×華が病院に入りたての頃。
近所の保育園に勤めていた保育士さん後藤さんが検診に来院した時でした。

「赤ちゃんの心臓の動きが止まっています」

昨日まで動いていた赤ちゃんにショックを受ける後藤さん。

亡くなった後藤さんの赤ちゃんは他の分娩と被らない日にカイザーをすることに。

原因不明の死。
その日は綺麗にした赤ちゃんと一緒に3人でベッドで眠りました。

2日後翔くんの葬儀を行うために後藤さんは一時外出をした。

「・・・翔くん・・・ねぇ息をして?目を開けて?じゃないと燃やされちゃうんだよ・・・・」

こんなに辛い思いをするならもう子供はいりません。と退院をしていった後藤さん。

その後、後藤さんは妊娠。
翔の為にももう一度子供を作ろうと決めたのでした。

「また翔が戻ってきたみたいに感じたの。今度こそ元気に産まなきゃ」

後藤さんは前回のこともあるので”ハイリスク妊娠”として扱われた。

経過は順調で無事に出産を迎えることができます。

母性は天気のように常に変化する。
光のように無限に愛情が広がることもあるし
影のように深い悲しみに染まることもある。

そうやって母親は強くなっていくのだろうか・・・。

感想

親からの性虐待、考えただけでもぞっとします・・・。

そういう人がいると思うと胸が痛みます。

そして6話目の翔くんの話かなり泣いてしまいました。

「息をして?目を開けて?」と話しかけるお母さん。

赤ちゃんは当たり前にできて当たり前に生まれてくるものではないんだと改めて認識しました。

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