Piece10巻

Piece10巻のネタバレ感想と漫画を無料で読む方法を書いています。

ついに最終回を迎えたPieceなのですがどういう最後になるのか予想がつきません!!

ネタバレが苦手な方は「無料で読む方法」だけを読んでいってくださいね♪

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ではここから最終回のネタバレを書いていきます!

Piece 10巻 ネタバレ

名古屋から戻った水帆はその足で成海の家に向かいます。

家に入るとリビングには食べかけのオムライスがありました。

『えっ・・・成海が食べたの・・・?』

成海は部屋で寝ていました。

成海の頭を撫でる水帆。

「逃げないでここにいてくれてありがとう」

明日は成海の20歳の誕生日で朝11時には清掃業者が来る予定です。

水帆はたくさんのペンキとカラースプレー缶とマジックを持ってきており、最後くらい好き勝手にやろうよと誘います。

二人で真っ白な壁や床をめちゃくちゃに汚していきます。

「破壊と創造を繰り返しながら人は大人になっていくんだよ」

水帆は子供の頃懐いていた怪しいお兄さんの言葉を思い出します。

「オレはずっと同じ場所にいる」

『あの日成海とあのバスに乗らなかったら私は今もあの場所にいたのかな・・・。』

築き上げた固定概念をぶっ壊す。
成海と出会ってからそんな連続でした。

一通り落書きをしまっくた後、水帆は自分から成海にキスをします。

両腕は自分を防御するためにあると思っていた。

ただ欲しいモノに真っすぐ手を伸ばし抱きしめる。

たったそれだけのことに随分時間を使った・・・。

「やべ・・・気分わり・・」

成海は途中でトイレに走り、卵を食べたせいで嘔吐をします。

そうしている間に日付が変わり二人で誕生日ケーキを食べるのでした。

「成海・・・今日この家を出てどこに行くの?」

「近く・・・?それとも遠くに行くの・・・・?」

翌朝、シャワーの音で目が覚める水帆。

成海はどこに行くのか何も言わず一人で家を出て行ってしまいます。

あっさりと成海が水帆の前から消えてから2週間が過ぎました。

成海がいなくなっても案外平気だと話す水帆。

しかし礼美には強がって無理しているようにしか見えませんでした。

その日の夜成海の夢を見ました。

水帆は別れのあの日を夢の中で繰り返します。

「・・・須賀ちゃん。愛してあげらんなくてごめんね」

その夢で目が覚め、ふと思い出したのは肌の感触でした。

『二度と触れることはないんだな。』

そう思った瞬間えぐるような絶望感に襲われます。

礼美は心配し水帆の家に押しかけます。

「私・・・今ちょっと・・・死にたい・・・かも」

礼美は「必ず時間が解決するよ」と話し水帆を支えます。

ひとしきり泣いた後、冷静を取り戻し、睡眠が取れるようになり、ご飯が食べられるようになり、少しずつ回復していきます。

折口宅に出向く礼美と水帆と矢内。

はるかのことをすべて正直に話します。

「大切な友達だったのに・・・本当にごめんなさい・・・!!」

涙を流し頭を下げながら謝る礼美。

はるかの母はそんな礼美を抱きしめ泣きながらお礼を言います。

「あの子に・・・あなたみたいなお友達がいたなんて・・・ありがとう」

成海が消えた後も水帆の日常はなんら変わりませんでした。

でも世界はほんのすこし色を増してる。

成海と出会うまで知らないことばかりだったと気づく水帆。

涙が悲しくて溢れるわけじゃないってことも。

世界にラブソングが溢れる意味も・・・。

成海から遅れて3ヶ月後、水帆も20歳の誕生日がきます。

ボソボソの生クリームは全力で回避し、年が明け、成人式を迎えます。

成人式にはいろんな人が来ていましたが、やはり成海はいませんでした。

式が終わり一旦解散して二次会に行く水帆。

「楽しんでくるね。お父さん行ってきます!」

表情豊かになった水帆を見て父は「水帆は・・・最近雰囲気が変わったな」と母に言います。

バスに乗り店に向かう水帆。

途中で昔遊んでいたお兄さんを見かけバスを降り声をかけます。

するとお兄さんは水帆のことを思い出したようでした。

「水帆ちゃん、君は絶対まともな大人になんかなれないよ」

そう言われ、成海の母に言われたことを思い出す水帆。

頭の中がおかしくなりそうになった時、店の前で待っていた同級生たちに会います。

笑顔を取り戻し駆け寄る水帆。

その頃、水帆の母は成海クリニックでカウンセリングを受けていました。

「私・・・あの子のことが怖くって・・・」

母は今まで水帆がついていた嘘を全部知っていて黙っていたのでした。

「先生の御本は全て読みました・・・・!」

これからも・・・全て先生の指示どおり、先生がいれば大丈夫。

「全部全部。先生のおかげです」

水帆の母は成海理沙子の信者になっていました。

何が現で何がまやかしか。

選ぶのはいつも私自身。

感想

Pieceの最後は、少女漫画らしい夢物語ではなく期待どおり現実的なエンディングでした。

サスペンス感が強く含みを持たせているような最後で、読み終わった後も色々想像が膨らみます。

水帆の母親が全て知っていたこと、信者になっていること。

怖〜〜〜と思いました( ;´Д`)笑

1回読んでもう一度読み返すとまた違った考え方ができ面白いと思いました。

ネタバレだけだと伝わりにくいので是非、漫画を読むことをオススメします!

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