校舎のうらには天使が埋められている２巻ネタバレ感想と漫画を無料で読む方法を書いています。
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隣のクラスの担任・野呂瀬先生が４年２組のいじめに気づき、優を一生懸命助けようとするのですが・・・・！？
校舎のうらには天使が埋められている ２巻 ネタバレ
優のいじめに気づいた野呂瀬先生。
いじめをチクったってバレたら殺されるから誰にも言わないで欲しいと震える優。
野呂瀬は優しく声をかけ自分の電話番号とアドレスを書いた紙を渡します。
「話してもいいかなって思えたら・・・連絡してね。」
野呂瀬は自分が小学校の時いじめから救ってくれた先生のように、生徒を救ってあげたいと強く思っていました。
夜、優から相談の電話がかかってきます。
辛かったら休んでいいんだよと話す野呂瀬ですが、優は学校を休んだら画像をネットにさらすと脅迫されていました。
その会話を隣の壁から聞いていた隼人。
いじめをなくすには担任の木戸先生に協力してもらう必要があると考えた野呂瀬は優の承諾を得て木戸先生にいじめの実態を話します。
「本当は気づいてらっしゃったんじゃないですか・・・？」
木戸は４年２組のみんなにいじめを疑っている先生がいると話します。
「私はみんながいい子だって知ってるから犯人捜しなんてしないわ」
いじめに気づいながらも『みんなは天使』だと自分に言い聞かせる木戸先生。
木戸先生のやり方はあまりに乱暴だったが、結果として優へのいじめは抑止されていました。
野呂瀬と優の会話を聞いていた隼人は、優を取られたと勘違いをし嫉妬をします。
そんな隼人の気持ちをあいは利用しようと考えます。
「私が戻してあげるよ。優ちゃんを隼人くんのところに。」
そして校内合唱コンクール当日。
４、５、６年生がクラスごとに発表し合う秋の恒例行事で、日曜参観を兼ねていることもあり保護者も大勢聴きに来てくれます。
『今年もみんなの心に残る合唱会になればいいな』とそう思っていました。
しかし表彰式の時、スクリーンに野呂瀬と優が抱き合っている画像が映し出されてしまいます。
ざわつく会場。
「罰を与えるときがきたんだわ！！私の理想郷を壊そうとした罰を！！」と嘲笑う木戸。
その時、菜奈芽がみんなの前に飛び出し４年２組を指差し言います。
「浜上も野呂瀬先生も悪くない。悪いのは４年２組！！」
無表情で友達もいなかった菜奈芽に唯一優しく声をかけていた優。
学校で飼育しているうさぎが変質者に殺された時も、菜奈芽が疑われている中優は一人庇ってくれていました。
菜奈芽はその頃から優のことを大切にしたいとそう思っていたのです。
しかし優が隼人に脱がされた時思わず逃げてしまった菜奈芽。
『もしもあの時私が止めていれば・・・・』
何もできなかったと後悔をする菜奈芽は今度こそは逃げないと決め大勢の前で勇気を出したのです。
『私は今度こそ４年２組。白い悪魔を討つ！！！』
野呂瀬先生も画像から想像できるような不適切なことは一切していないと否定し、いじめがあることを他の先生たちに訴えます。
「木戸先生・・・またあんたのクラスか・・・」
他の教師たちから責められる木戸先生。
しかしいじめを認めることはせず、このクラスの天使を守ることが正義だと思っています。
「先生・・・２組のためなら何だってやってやるわ・・・！」
その頃、あいは後堂を脅し４年２組を壊そうとしている”敵”を撃退するように指示します。
菜奈芽は自転車のブレーキを壊されトラックとぶつかり事故。
その頃、木戸は味方を作るために他の教師を取り込もうと誘惑します。
自分を庇ったからだと責任を感じる優は勇気を出していじめについて全部話すことを決意します。
職員会議の日に合わせて学校に登校する優。
その時、『新しいわんこ、けって〜い』という文字と共に隼人の画像が送られてきます。
隼人なんかどうなったって知らないと思う優なのですが、直前になりやはり隼人のことが気になって何も話すことができませんでした。
『隼人がいくら最低な奴でもやっぱりできないよ・・・』
校長はすでに木戸に取り込まれており野呂瀬が話しても聞く耳を持ってくれません。
いじめの調査は中止になり、野呂瀬は休職という措置を取らされてしまいます。
そんな中、意識を回復した菜奈芽。
ボロボロな状態の菜奈芽を見てあいは微笑みます。
「心配したんだよ。人間ってとっても壊れやすいから」
菜奈芽はあいに殴りかかり、頬をかすめます。
「やっと届いた」
必死な菜奈芽と楽しそうなあい。
「これからもっともっーと遊ぼうね」
校舎のうらには天使が埋められている ２巻 感想
２巻では、菜奈芽ちゃんが立ち上がります！
１巻で隼人のことが好きだと噂をされていた菜奈芽ですが、気にかけていたのは隼人ではなく優のことだったんですね。
心優しい優の為に勇気を出して自分だけでも動くという行動力が凄いですね！！
２巻では泣きそうになりました。
早く女王蜂をギャフンと言わせて欲しい・・・。
まだまだ最後の展開が読めず続きがとても気になります！！
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