校舎のうらには天使が埋められている4巻のネタバレと感想を書いています。
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野外学習で更田に崖から突き落とされ、近藤に助けられたおかげで九死に一生を得た菜々芽。
キャンプファイヤーでかつて自殺した初代わんこ・ソラの亡霊を目撃します。
ソラが菜々芽に伝えたかったこととは・・・!?
ではここから4巻のネタバレです!
校舎のうらには天使が埋められている 4巻 ネタバレ
あいが命令した任務を失敗してしまった後堂と更田は次の標的に。
あいは死刑やわんこをする前に2人に”チャンス”を与えます。
菜々芽はソラの話を聞くために家に引きこもっている優に会いに行きます。
すると近藤も同じことを考えていたようで、優の家の前で鉢合わせます。
優はまだ人に会える状態ではなく、母親は優のことを思い断るのですが菜々芽は諦めません。
「お母様!!4年2組ではいじめがあるんです!」
なんとかしていじめを止めたいと気持ちを伝える菜々芽。
するとそれを聞いていた優が部屋から出てきました。
二人はお互いに謝り涙を流しながら抱き合います。
優は自分が知っているソラのこと、あいたちのことを話す覚悟を決めます。
その頃、関は更田に死刑判決を伝えていました。
更田に首輪をつけ首を締め付けます。
「はい。オメー次のわんこ。」
関は死刑になりたくなかったらよく考えろと言い去っていきます。
優はソラがどんな子だったのかや、ソラが落ちるところを目撃してしまったことを震えながら話します。
「ソラはあいちゃんに殺されたのかもしれない。」
3人はもう逃げずに戦うことを心に決めます。
死刑判決を下された更田と後堂は2人でこそこそと作戦を立てていました。
近くにいた3組の担任である目代先生は「死ぬ」、「殺す」の単語が断片的に聞こえ2組を不審に思うようになります。
菜々芽は何か分かればとソラの家を訪ね、ソラの書いていた漫画を見せてもらいます。
天使の女の子が日常の中から小さな幸せを見つけるという漫画で、きっとこれはソラの日記のようなもの。
しかしそこにはいじめのことが全く描かれていませんでした。
『やっぱり証拠になるものは遺してないのか・・・?』
その時、ソラの部屋で見た秘密箱の柄が中西が持っていた欠片と同じ柄だということに気がつきます。
その帰り道、気配を感じ後ろを振り向くと隼人がいました。
隼人は優のことを気にして、菜々芽を尾けていたのです。
菜々芽は腹が立ち、隼人のことをビンタし続けます。
「浜上がどれだけ傷ついたと思ってる!」
隼人は偉そうに言うなと力で押し倒しやり返そうとするのですが手を止めます。
なぜ好きな子を守るためにこうやって戦わなかったのか。
翌日の学校で誰かに階段から突き落とされる菜々芽。
『また誰かが私を殺そうとしてる・・・?』
教室では中西が男子たちにいじめられていました。
菜々芽の言葉に感化された隼人は勇気を出し止めに入ります。
さらに優のことを悪く言われ腹が立った隼人は殴ってしまいます。
『どう考えてもヤバい。俺、これからどうなるんだ・・・?』
案の定、学校の帰り道クラスメイトたちに集団でいじめられてしまいます。
「波多部隼人くん、君が四代目のわんこです!」
人間は大切なものでも、自分のために犠牲にする。
中西はどんどん強くなっている菜々芽に対して恐怖を感じていました。
『光本どこまで知ってるんだろ・・・』
中西は菜々芽を殺す覚悟を決め、上から地球儀を投げつけようとするのですが麗音奈に止められ作戦は失敗。
「人殺して捕まんのはあいじゃないよ。アンタなんだよ」
中西を犯人だと確信した菜々芽は中西に問い詰めます。
「本当はお前だって卑怯者のくせに。ソラが苦しんでても知らんぷりだったくせに!」
中西はカッターで菜々芽に斬りかかります。
菜々芽は手のひらでカッターを受け止め、ずっと見て見ぬ振りだった自分の愚かさに涙を流します。
中西 「校舎のうらには天使が埋められている・・・・」
校舎のうらには天使が埋められている 4巻 感想
登場人物に少しずつ心境の変化があった第4巻!
菜々芽の正義と罪悪感、優に芽生えた覚悟、2組を不審に思い行動を開始する目代先生、弱い自分の心に苦しむ隼人、そして辛い過去を背負い続けてきた中西。
その中でひたすら可憐に微笑む白い悪魔(あい)。
小学4年生にしては、思考がえぐいですがそこは漫画と割り切った方がいいですね。
あいの独裁政権は一体いつまで続くのか・・・。続きがとても気になります。
まだ漫画を読んだことがない人は、ぜひ無料で読んでみて下さいね♪