校舎のうらには天使が埋められている5巻のネタバレと感想です。

ソラの死の真相を追う決心をした菜々芽ですが、同時に何者かに命を狙われ始めます。

犯人が中西だと気付いた菜々芽は中西の閉ざされた心の扉を開き真実へと一歩近くのですが・・・!?

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ではここから5巻のネタバレです!

校舎のうらには天使が埋められている 5巻 ネタバレ

校舎のうらには天使が埋められている5巻

中西はうさぎのお墓を指差し言います。

「ソラが誰かに伝えたくて、でも伝えられなかった全部が埋められているから。」

菜々芽は確かめるべくその場所をスコップで掘りおこします。

すると中から秘密箱が出てきました。

秘密箱の仕組みを理解していた中西が箱を開けることに。

「僕はソラのことが大好きだった。」

友達がいない中西に優しくしてくれたソラ。

中西は密かにソラのことを想っていたのです。

秘密箱の中にはソラの書いた漫画とカセットテープが入っていました。

漫画にはソラがいじめられていた日常や大好きなピーターパンのことが書かれていました。

菜々芽菜々芽

ピーターパンっていったい・・・?

ページをめくると近藤の似顔絵が描かれており、菜々芽は驚きます。

ソラが好きだったピーターパンとは近藤のことだったのです!

その頃、2組を不審に思う目代先生は野呂瀬先生に話を聞いていました。

「2組には何があるんでしょう?」

野呂瀬から4年2組には酷いいじめがあると聞いた目代はいじめを止めるために立ち上がります。

学校の写生授業で美術館に来た4年生のみんな。

後堂と更田はこの日、菜々芽殺害計画を実行します。

更田が考えた計画通り、まず後堂が菜々芽を崖の近くまでおびき寄せます。

しかしいざ崖の近くまでくると後堂は辛くなり自殺をしようと試みます。

飛び降りようと一歩を踏み出した瞬間、菜々芽が手を引き助けてくれました。

菜々芽菜々芽

私はもう誰も死なせたくない!

それを見ていた更田は作戦を遂行しようと鈍器を菜々芽に向かって振り下ろします。

とっさに庇った後堂が怪我を負うことに。

計画が失敗し気が狂ったように逃げていく更田。

「殺される。おしまいだ!おしまいだァーーーっ!」

その頃、目代は木戸に菜々芽から預かったいじめの証拠となるカセットテープを聞かせていました。

酷いいじめの実態を目の当たりにするのですが、木戸は信じられませんでした。

「嘘よ!!こんなの作り物でしょ!?」

わんこ制度を止めたいとあいに意見した麗音奈は人気のない場所に連れて行かれ、男子に押さえつけられ「かいぼう」をされそうに。

一方、菜々芽は戦うべくあいを探していました。

ローリエたちに導かれ”STAFFONLY” と記されている個室へ。

扉を開けると大きなあいの肖像画と椅子に座ったあい、隣には関がいました。

後ろからは近藤が。

菜々芽はソラの為にもあいたちの言いなりにならず、向き合って償ってほしいと話します。

しかしあいと関はソラの死を全て近藤のせいにし追いつめ脅します。

「オメーはソラを殺したんだよ。一緒に鉢屋を倒す?殺人犯なのに?」

関が菜々芽に斬りかかろうとした時、近藤は菜々芽を庇い自分が刺されてしまいます。

「ごめん光本。ごめんソラ。今度は今度こそは俺が全部終わりに!!」

近藤はナイフを奪い、あいを殺そうとするのですが関があいを庇います。

近藤と関は二人とも倒れてしまい、あいと菜々芽は二人きりに。

あいはいつものように可憐に微笑み、奥の部屋へと菜々芽を誘います。

外では気が狂った更田が美術館に放火したせいで建物は炎で包まれていました。

まだ中にいる生徒を救うため木戸は一人建物の中へ。

部屋で倒れている関と近藤を救い出します。

『世界中が敵に回っても私だけはこの子達を信じる!』

出口まで来た時、建物が崩れ木戸は下敷きに。

菜々芽はあいを追い、地下室へ。

あいが父のアトリエだと話す場所は拷問部屋でした。

あいあい

菜々芽ちゃんの色ちょうだい。

あいは菜々芽に口づけをしそのまま二人は海の底へ。

その後。

美術館の火事で木戸先生は亡くなってしまいました。

野呂瀬先生はいじめの事実が発覚したことで、無実だと認められ学校に戻ってきました。

4年2組の担任は、自らの志願で目代先生に。

事件があってから転校したり、入院したり、休学になったり2組の人数は減ってしまいましたが、少しずつ空気も変わってきています。

関は意識が戻り現在入院中。

近藤もあの時ソラが手を突き放して助けてくれたおかげで助かりました。

みんなに勇気を与えた菜々芽はと言うと・・・。

海岸に打ち上げられ1ヶ月がたった今でも病院のベットで眠り続けています。

優 「帰ってきてよ!一番伝えたいこと言ってない。大好きだよ菜々芽!!」

優の気持ちが伝わり、長い眠りから目を冷ます菜々芽。

それから二人はまた仲良く学校に通い始めるのですが、それを遠くから見ていたあいは・・・!?

校舎のうらには天使が埋められている 5巻 感想

あいと菜々芽の対決は一旦ここで完結となっています。

まだまだ知りたいことがあるのに色々と謎なまま終わってしまいました。

結局女王蜂あいは、人を陥れたり殺したりすることに何の嫌悪もない生まれながらにしてそういう人間だったということでしょうか。

読者の想像にお任せという感じの終わり方。

改めて1巻から読んでみると、何気ない言動に伏線が貼られていたりして別の見方ができ面白かったです!

6巻は3年後(中学生)の菜々芽たちが描かれているそうなので、とっても楽しみです!

まだ漫画を読んでいない人は是非無料で読んでみてくださいね♪

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