かくかくしかじかの漫画を無料で読む方法と2巻のネタバレ感想を書いています。

この漫画は東村アキコ先生の実体験を元に書かれた漫画です。
笑いあり、感動ありのドラマチックメモリーズ第2巻!

先に漫画を無料で読む方法から紹介していきます!
3分ほどで読み始めることができるので参考にしてください^^

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かくかくしかじか 2巻 ネタバレ

かくかくしかじか2巻

最後の試験が始まります。

100%受かると思っていた東京の大学に落ちた東村にはもう後がありません。

モデルはランニングタンクトップの半パン麦わら男。

『裸の大将in魚村かよ!!』

こんなモデル書いたことないし、周りは2浪3浪当たり前のベテラン揃い。

完全に心が折れ、結局全く調子が出ないまま二次試験は終了。

「絶対に落ちた・・・」

そして東村は長かった受験旅行を終えてヘロヘロになって宮崎に帰ります。

先生に呼び出されダメだったことを報告すると散歩に誘われます。

「お前一年うちで絵描け!」

東村も先生もてっきり金沢美大に落っこちたと思い込んでいて、泣くだけ泣いて家に帰ると合格通知が届いていました。

絶対に妥協しない先生。

とにかく先生の絵に対する姿勢は常に一貫していました。

だからどうしても言えなかったことがありました。

東村は画家ではなく少女漫画家になりたくて美大に入ることを。

もし言ったらば「マンガぁ!?そんなもん絵じゃない!やめろ!」とか言われそうで怖くって・・・。

東村は本当のことを言わないまま飛行機に乗り金沢の美大へ。

最高の環境だったはずなのに、大学を入ったとたん絵が描けなくなってしまいます。

さあ、地獄の4年間の始まりです!

せっかく苦労して入った美術大学なのに全く絵を描かずに毎日遊んでばかりのバカ大学生になってしまいます。

アトリエには入らず家にいる時はいつも漫画ばかり読んで過ごしていました。

夏休み前に先生から電話があり、夏休みは宮崎に帰りそこで課題を描くことに。

準備を整えいざ描こうと筆をとるのですが、やっぱり描くことができません。

実家に帰った安心と両親に対する甘え心からか今まで溜まっていたモノが一気に噴き出します。

1時間くらい部屋に籠り大泣きしていると、先生が駆けつけてきてくれました。

「余計なこと考えんでいいから見たまんま描け!」

先生の家から車で飛ばしても1時間かかるくらい遠いのに、ボロい原付に乗って全速力で飛ばしてきてくれた先生。

先生が喝を入れてくれたおかげでなんとか絵を描くことができます。

無事スランプを脱出できたと思ったのですが、やっぱり世の中そう簡単にはいかないようで・・・。

何をやってもうまくいかない。進まない。

結局描くことのできないままあっという間に大学3年生に。

その頃、同じ大学の1年生に一目ぼれをしすぐに猛アタックを開始。

あと1年で大学を卒業すると言う時に年上の後輩と人生最大の恋に落ちます。

もう浮かれて脳内お花畑状態の東村。

そんな時、先生から電話がかかってきます。

「俺、来週金沢行くわ」

実は東村は彼氏や大学の友達に先生のことを話したことがありませんでした。

すごく努力したのがカッコ悪いというのもあり、先生との過去は隠していたのです。

そしてその日はやってきます。

「観光はいいから早よお前の大学連れてけ!」

今日は土曜日なので誰もいません。仕方なく連れていくことに。

なんとか絵を描いていないことがバレないように誤魔化そうとするのですが、アトリエを見られバレてしまいます。

先生に大声で怒鳴られついに東村はキレてしまいます。

とにかく東村は先生の行動が、宮崎の時のままのノリが、鬱陶しくて。

二人は無言のまま歩いて東村のアパートへ。

先生と晩御飯も食べずにさっさと彼氏のアパートに逃げてしまいます。

翌朝アパートに戻ると、先生は東村のベッドで寝ていました。

たった1泊で宮崎に帰ってしまった先生。

東村が家に帰ると机の上には宮崎の有名な高い焼酎が置いてありました。

おそらく先生は金沢の狭いアパートで20歳を越えて堂々とお酒が飲めるようになった東村と、油絵科の友達を呼んで焼酎を飲みながら夜通し話をしようとしていたのだと思います。

それはもちろん絵の話を。

せっかく先生が遠い遠い金沢まで来てくれたのに。と後悔をする東村。

でももう取り返せない。

かくかくしかじか 2巻 感想

2巻では高校を卒業し、美大生になってからの生活が描かれています。

がむしゃらに頑張っていた高校時代と違い、まるで燃え尽き症候群のような大学時代。

その時は分からないけど、今になって分かる人の優しさ。

東村先生がすごく後悔をしているのが伝わります。

過去の浅はかな自分と対峙するのはツラかっただろうな~と思うと読んでいる私も胸が締め付けられる想いでした。

最後方のエピソードは切なすぎて涙が出てきました。

ページ数が多くネタバレでは書ききれていないエピソードもたくさんあるので、気になる人は無料で漫画を読む方法を参考にしてくださいね^^

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