みだらな熱帯魚7巻(最終回)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています♪
天童勇人の言葉と彼から渡された叶の選手時代の映像を観たことで、愛梨は自分の中にくすぶる想いを自覚して・・・!?
※みだらな熱帯魚の漫画を無料で読む方法は、下の記事で紹介しています!
ネタバレを見る前にぜひ参考にしてくださいね♪
ではここからは最終巻のネタバレです!
最終巻 ネタバレ
17歳の夏、インハイで友達の洋子に負けたことを認めたくなくて水泳から遠ざかった愛梨。
泣いてる愛梨に”誰か”がかけてくれたタオルだけは捨てられずに。
27歳の夏、弱かった愛梨をまた水泳に戻してくれたのは、ムカつく上司で、タオルの人で、今は大好きな恋人の叶雄星。
愛梨は叶の選手時代の本当の泳ぎを見て、ずっと自分が満たされなかったものが何か気づくことができます。
泳ぐだけでは満たされなかった理由。
子供の頃から吐くほど練習して自分を追いつめて追いつめて、その先に自分も知らない自分を超えた自分に出逢いたかったから。
「なんて、10年も経って今さらなんですけどね」
愛梨の気持ちを聞いた天童は、来月8日に行われるハートスポーツクラブの競泳選考会に愛梨を誘います。
「海月さん、もう一度こっち側に来ませんか?」
競泳選考会で標準記録タイムを切れば選手としてクラブ登録されることができるのです。
天童は「今さら」だと言う愛梨の背中を押します。
「今までの生活を全部捨てて血の滲むような努力をしても無駄に終わるかもしれない。だけどこの先50年今さらだからと自分に言い聞かせ続けて死を迎えることと海月さんにとってどちらが本当の後悔ですか?」
愛梨は覚悟を決め翌日叶に話をしに行きます。
すると先に叶の方から箱根旅行の話を持ち出されます。
「箱根旅行のやり直し来月の8、9日で行かないか?」
8日は競泳選考会の当日。
「あたし10年前の忘れ物を取りに行きたいんです。もう一度選手として挑戦してみたい」
叶ならわかってくれると考えていた愛梨ですが、逆に怒らせてしまいました。
「そんなバカなことを言うとはな。だったらもうお前とは一緒にいられない」
愛梨は自分の競泳に対しての想いを必死で伝えるのですが、叶の理解は得られず別れ話の方向へ。
「8日正午に新宿駅で待ってる。それともクラブの選考会にいくのかどちらを選ぶかは愛梨が決めろ」
愛梨は家に帰ってずっと泣きながら悩み続けます。
あの手を放したらきっともう恋はできない。
したくもない。
あんなに大切に力強く愛してくれる男はいないから。
こんなにありったけの尊敬と愛情で包みたいと思える男は他にいないから。
愛梨はある決意をし8日を待たず叶の元へ。
「今から行きたい。二人の最後の思い出に。」
これが朝まで泣いて愛梨が出した答えでした。
箱根旅行に行く二人ですが叶は一言も喋りませんでした。
愛梨は何度も心の中で「ごめんなさい」と謝ります。
それでもあたしバカな挑戦をしてみたい。
初めて名前を読んでくれた場所で愛梨はお別れの言葉を言います。
「叶さん、今までありがとう」
「頑張れよ、オレよりバカな挑戦を選ぶって。17歳の自分にケリをつけに行くって」
二人は最後のキスを交わしお別れをします。
選考会当日。
愛梨は天童から、天童が愛梨に今日の話をした翌日の朝、叶から「愛梨をよろしく」と電話があったことを聞きます。
愛梨が叶に話をしたのは翌日の昼。
叶は愛梨のコートのポケットに入っていた選考会の申請書を先に見て気づいていたのです。
叶が知っていてわざと自分と選ばせていたと気づく愛梨。
叶を選んで諦めるくらいの気持ちならやり通せるわけがないからです。
別れは叶からの最上の応援だったのでした。
あなたと出会えたこと。
あなたを愛したこと。
愛されたこと。
その全てを血肉にしてあたしはこれから何度だって立ち上がってみせる。
3年後。
今日は世界水泳選手権14位・海月愛梨の「if」のインタビュー。
叶は愛梨にインタビューをするのですが愛梨はうつむき泣いたままで話ができません。
ちゃんとしなきゃと思っているのに、顔を見たら声を聞いたら我慢ができなくて泣いてしまったのです。
「if、50年後もオレの側にいて欲しいって言われたらどう答えますか?」
「100年後だって一緒にいたい」
愛されること、愛し続けること、これからはそれが二人の全て。
完結
感想
最終回、感動しました!
まさか愛梨が現役選手に戻る道を選ぶとは思わなかったので驚きましたが、10年前の後悔がそれほど愛梨にとって大きいものだったというのが伝わりました。
どちらかを選ばないといけない苦渋の決断や、二人の別れるシーンは辛かったですが、最後は全てがハッピーエンドに終わったのでそれが一番良かったです!
唯の仕事もうまくいっており、雛子と圭は付き合い同棲もすることになって順調です♪
全巻通して面白かったのでまだ漫画を読んでいない人は、ぜひ無料で読んでみてくださいね♪( ´▽`)