コドモのコドモ3巻(最終回)ネタバレ感想と、漫画を全巻無料で読む方法を紹介しています。
春菜は赤ちゃんを産むことを決意。
周りの大人が気づかない中、おばあちゃんだけにはバレてしまいました。
出産まであともう少しの春菜は・・・!?
※全巻無料で読む方法は下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
ではここから3巻のネタバレです!
最終回|ネタバレ
春菜は妊娠していることをおばあちゃんから母に伝えてもらうことに。
しかし話そうと思っていた日、おばあちゃんは発作で亡くなってしまいます。
「おばあちゃん何でいっちゃったの。春菜をおいて」
深い悲しみの真ん中にいて春菜は知りませんでした。
まさか3日後に出産を控えているとは・・・。
母には結局妊娠していることを言えず、春菜は陣痛が始まってしまいます。
近くの秘密基地にみんなが集まり春菜を囲みます。
破水をし産気づく春菜。
ミツオの父や春菜の母に急いで連絡しに行くのですが、みんな家にいませんでした。
結局大人を捕まえられず子供たちだけで出産することに。
ミツオは父の仕事を見て学んだとおり呼吸法を教えます。
ダイゴとヒロユキは春菜の手を握ります。
「僕らでやるしかないんだ、できる!きっと!」
赤ちゃんの顔が出てきてミツオが引き抜いたところを美香がキャッチします。
なんとか無事出産を終え赤ちゃんも元気よく泣いています。
出産に立ち会った7人は感動し泣いたり喜んだり。
クラスメイトにもこの報告は伝わりみんなで春菜の出産をお祝いします。
みんなで赤ちゃんのために必要なものを持ち寄りしばらくは交代で子守をすることに。
名前は「元」と書いて「はじめ」と名付けられます。
そんな中、おじいちゃんに赤ちゃんがいるのがバレてしまいます。
おじいちゃんはおばあちゃんが死んだショックでおかしくなりボケていました。
「でかしたぞアヤコ!待望の後継じゃ」
母も姉もおじいちゃんの世話でいっぱいいっぱいで気づきません。
そんな中、八木先生をストーカー男から守るために秘密基地にかくまったことで赤ちゃんがバレてしまいました。
春菜の今までの行動全てが繋がる八木。
春菜はおじいちゃんのことで家の中が大変な今は言えないとまだ言えずにいました。
春菜は元を連れて学校へ行くことに。
八木は子供だけの力で協力して育てていることを知り、授業内容を”赤ちゃんの育て方”に変更することに。
学級崩壊の危機だったクラスは見違えるほど団結し結束力を高めます。
でもいつまでもこんな風に秘密にしておくことはできない。
春菜とヒロユキは今度の日曜、親にいう覚悟を決めます。
そんな中、元がボケたおじいちゃんに連れさられてしまいます。
春菜の母たち大人はおじいちゃんを、春菜たち子供は元を探すため走り回ります。
ちょうど見つけたのはどちらも同じタイミングでした。
「おじいちゃんその子は誰!?」
春菜は泣きじゃくる元におっぱいをあげながら「うちの子なんだよ」と打ち明けます。
「他に、他に方法がなかったんだよ」
ヒロユキの両親は信じられずにいました。
というより信じたくなくて現実を受け入れようとしませんでした。
春菜の祖父はやっと春菜が産んだ子供だと理解します。
「子供を作ることが何の恥ぞ。子供は宝じゃ」
ヒロユキの家族とは連絡が取れなくなり引越しすることを人伝いに聞きます。
せめて最後にみんなで見送るため駅のホームへ。
新幹線に乗る両親ですがヒロユキは一人だけホームに残っています。
「元は僕のコドモだから。ほら同じ爪してるだろ」
連れ戻しに来た母親はカンカンに怒りヒロユキを連れて広島へと立ちます。
あれから12年。
春菜はモデルをしながらPTAの役員もしていたりと大忙しです。
周りの建物はすっかり変わってしまいましたが、何とかあの小屋だけは残してもらっていました。
今日は5年ぶりにみんなと小屋に集合する日。
「ここだけ変わってないよね。空気がまんま。タイムスリップしたみたい」
実は春菜には内緒でゲストを呼んでいました。
「久しぶり」と現れたのはスーツ姿のヒロユキでした。
「紹介するよ元、これは・・・」
「とーちゃんだろ?大きくなったんだね」
ヒロユキが東京に戻ってきたのはもう一度やり直したいからでした。
生徒たちの顔を見たら嬉しくて八木先生も産気づき元気な赤ちゃんを出産します。
名前は「ハルナ」。
全ては繋がっている。
僕らはみんな生きている。
完結
感想
衝撃的なテーマなので初めから興味は湧いていたのですが、この作品の魅力はそれだけにとどまりません。
子供が子供を産むという部分だけ注目されていますが、子供たちがみんなで春菜ちゃんを助けよう守ろうとするシーンに感動しました。
まっすぐな子供の気持ちがすごい。考えさせられるテーマでした!
興味がある人は、ぜひ漫画の方も無料で読んでみてくださいね♪