10万分の1 6巻

10万分の1の漫画、6巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています♪

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ASLの診断が下り、自由になる時間が多くないことを知った莉乃は桐谷と結ばれたいと強く望むように。
桐谷もまた自身の進路を考え直すようになります。

祖父を説得し桐谷と2人東京へと旅立つ莉乃。
その夜「帰りたくない」と涙する莉乃に桐谷は!?

ではここから6巻のネタバレです!

6巻 ネタバレ

幸せな時間を終わらせたくなくて2人は長野へ逃避行に!

親や友達に連絡をしないといけないと分かっていつつも、お互い今だけは2人の時間を大切にしたいと強く思っていました。

誰かを少し悲しませることになったとしてもオレはこの笑顔を守りたいんだ。

2人は星を見るために山を登ることに。

山を登る前にお土産屋さんで絵ハガキを送ります。

莉乃はこっそり桐谷へのハガキを綴ります。

山を登り始める2人ですが、莉乃は不安に思っていました。

実はさっき座った時、少しの時間立ち上がることができなかったからです。

このままやめた方がいい?
でもまだ諦めたくない。
蓮くんに迷惑かけるのに諦めたくない。

正直に話すことができないまま星見台に向かって歩く二人。

そんな中、莉乃は思うように足が動かなくなり転んでしまいます。

笑って平気なふりをする莉乃ですが、桐谷は気づいていました。

莉乃の気持ちを考えて「行けるところまで行こう」と言い背中におぶります。

途中で雨が降ってきたので2人は近くの小屋で雨宿りをすることに。

わがままを言ってごめんと謝る莉乃に、自分も同じだと笑う桐谷。

「俺が莉乃と一緒にいたいんだ。誰にも邪魔されたくなかったんだ。だから俺と考えてること一緒。俺たち共犯だね!」

雨も止み、充分に綺麗な星を見ることができたので、そのまま山を降りることに。

「また一緒に来たい」と言いかけてやめる莉乃。

来れたらいいのに。
来れるかな。
一緒にいけなくなった時いつでも思い出せるように覚えておこう。

なんとか最終のバスに間に合い2人が乗り込むと、後ろから車椅子の夫婦が乗ってきました。

車椅子を見てどんどん不安になっていく莉乃。

宿に帰り1人になった時、おじいちゃんや千紘たちからの優しいメッセージを見て泣いてしまいます。

帰りたい気持ちと、帰って現実を突きつけられるのが怖くて旅を終わらせなくない気持ちが交差します。

莉乃が1人で泣いているのを見た桐谷は、何もできない自分が悔しくて悩みます。

「俺は莉乃の力になんて全然なれてない。この先どうやって莉乃の手を引いていけばいい?」

その時、バスで一緒になった車椅子の夫婦に声をかけられます。

桐谷はその夫婦に悩みを相談するのですが、車椅子の彼はなんと莉乃と同じASLだったのです。

彼も今の桐谷と同じように焦っていた時期があったけど、奥さんのおかげで自分は自分のままで良いと気づき乗り越えたんだと聞きます。

「君たちが君たちのままでいる限り失うものはないんだ。今は乗り越えられなくてもいつか乗り越えられる日が来る。大丈夫だ」

夫婦の体験談を聞いた桐谷は不安が吹き飛びます。

翌日、もう一度小屋まで戻り2人で未来を約束します。

売店で買った箱に未来の自分たちへの手紙を埋めて毎年掘り返そうと約束します。

「来年だって俺たちなら来れるよ。絶対」

手紙を入れた箱とひまわりの種を植えて2人は家に帰ります。

莉乃が家に帰ると北海道のおばあちゃんが来ていました。

莉乃はおばあちゃんに、桐谷は父親に今回の旅行のことを怒られますが後悔はありませんでした。

2人はみんなに心配をかけたことを反省し夏休みの間は会わないでおくことに。

始業式、莉乃が教室に入ると終業式に2人でサボっていたことが話題になっていました。

男子にからかわれ戸惑う莉乃を桐谷は庇います。

「莉乃を連れ出したのは俺だ。からかうなら俺だけにしろよ」

自分ばかり桐谷に迷惑をかけて何もしてあげられていないことを気にする莉乃。

落ち込んでいる時、クラスの女子に”病気”のことを聞かれます。

たまたま近くにいた裕が助けてくれ、落ち込んでいる莉乃を励ましてくれます。

「あの人俺を負かした男なんだから莉乃のことくらいで面倒臭くなんかなんねーよ」

莉乃はASLのことをクラスのみんなに話す決意をします。

桐谷と一緒にいるためにもっと強くなりたいと思ったからです。

今の自分にできることはこれしかないから。

「私はASL患者です。みんなに知られるのが怖くて言えなかった。そのせいで桐谷くんも巻き込んでしまいました。私はこの学校を卒業したいと思ってます。みんなの力を貸してくださいっ!お願いします!」

桐谷と千紘と比名瀬も莉乃の隣に立ち頭を下げて一緒にお願いをします。

そんな中、莉乃が北海道へ転校をしてしまうことに。

北海道のおばあちゃんが莉乃が重症だと知り一緒に暮らしたいと頼み込んできたからです。

莉乃は仕方なく納得するのですが、千紘は莉乃の本当の気持ちを引き出します。

「そんなの私はやだよっ許せないよ!莉乃が仕方ないなんて言ってるうちは許さないんだから!」

「私だってやだよ。最後までみんなと蓮くんと千紘と比名瀬くんとずっと、ずっと最後まで一緒にいたいよ!」

事情を知ったクラスの皆はおばあちゃんを納得させるのを協力してくれることに。

皆が一丸となって莉乃のために行動を始めるのですが!?

7巻へ続く

感想

難病という障害がある以上、読めば読むほど辛くなってきます。

2人を見ていると幸せになって欲しいと願うばかり。

毎度のことですが莉乃や周りの人たちの気持ちを考えると涙なしでは読めません。

辛い道のりだけどこれからも2人で乗り越えて頑張って欲しいです。

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