初めて恋をした日に読む話3巻

初めて恋をした日に読む話3巻のネタバレと感想を書いています♪

20年近く順子に片思いをしている商社エリートマンの雅志。
過労で倒れたのを助けてくれた順子に、ついに告白をするのですが!?

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ここからはネタバレです!

匡平の猛アプローチ!

「俺、おまえが好きだ。」

雅志は告白をするのですが、順子には”疲れていて空気に流されて言っているだけ”だと勘違いをされてしまいます。

「雅志なんかあったの?そりゃあ私だって好きだよ、いとこだもん。溜め込みすぎて折れちゃう前に私だったらいつでも付き合うから。」

告白を見た見られたで変に気を使う雅志と匡平。

そんな中、軽井沢での合宿が始まります。

匡平は修学旅行には参加せず塾の合宿に来ています。

合宿所の近くには雅志も泊まっていました。

「八雲さんは好きなんですよね、あいつのこと。」

20年近く恋愛対象として見られて来なかったから苦労していると雅志は話すのですが、匡平はそれでも雅志が羨ましいと思っていました。

「あいつとタメで20年近くそばにいれて何の問題もなく告えて、死ぬほど羨ましいです。」

合宿中、子供扱いをしてくる順子にイライラする匡平は冷たい態度をとってしまっていました。

匡平の態度がおかしいと心配をしていた矢先、匡平が奥の倉庫でタバコを吸っていたと他の生徒から聞きます。

しかしそれは匡平のことを妬んでいる生徒がついた嘘だったのです。

順子は急いで匡平の元へ。

あの子はそんな子じゃない。
でも今日あの子の気持ちが閉じるのを止められなかった。

順子は探している途中、足をくじいてしまい歩けなくなってしまいます。

雨が降る中一人でいると匡平が見つけに来てくれました。

二人は近くにある奥の倉庫へ。

倉庫には匡平をはめようとした生徒たちが置いたタバコが用意されていました。

「ごめんね、正直模試が近づいてて私もちょっと焦ってたのかも。誰よりも信じてるわ。」

匡平にダメダメと言ってしまったことを反省し謝ります。

匡平は自分の服を脱ぎ濡れている順子に差し出します。

「先生、俺にもご褒美ください。」

そう言って順子にもたれかかる匡平。

「春見、再来年の2月3日覚えといて。18になるから。18になったら何でも言える。受験受かれば自由になる。東大に受かったら怖いものなんて何もない。」

匡平があまりにまっすぐ見てきたものだから、何だか心を開いてくれた気がして動けなかった順子。

しかしよくよく考えると匡平にされたことが、まるで彼女にするかのような態度で、順子は混乱します。

ないないない。何でもない。気のせいよ。
あたしゃ31だよ、ありえない。

否定する順子ですが、その日から匡平の猛アプローチは続きます。

なんじゃあいつっ!!
昨日からまるで乙女ゲーのヒーローのように甘っちょろい戯言をつらつらと!!

一方、18歳になるまで気持ちを抑えるよう美和から言われていた匡平ですが、気持ちを抑えるのに必死です。

美和と匡平が電話をしているのを偶然聞いてしまった順子は、罰ゲームをしていると勘違い。

「冗談でよかった。」

順子は匡平とだけは間違いたくないと思っていたからです。

匡平は冗談ではないと傷つけたことを謝るのですが、気持ちはまだ伝えられませんでした。

しかし順子は何も傷ついてなんかいません。

むしろ心底ホッとしたのです。

「万一、万一、生徒と間違いがあった日には私担当を降りなきゃいけないもの。ユリユリに全然会えなくなる。私今それより辛いことないわ。」

匡平が合格するときに隣にいたいと強く想っていました。

それにどうしたって先生と生徒じゃなくなるその日は来るから、その時まで一瞬も離れたくないと思っていたのです。

「私はあなたを”ちょっと受験頑張った不良少年”でなんか終わらせないわよ。」

卒業までお預けしといて結局匡平の気持ちには気づいていない順子なのでした。

4巻へ続く

感想

予想はできましたが雅志の告白は本気にされず流されてしまいました(笑)

今巻では匡平が順子に猛アプローチを仕掛けてきます。

恋にも勉強にも一生懸命で若いっていいな〜と青春を感じました!

高校生なのに色気があって倉庫で二人きりの時なんてすごくドキドキキュンキュンしました!

番外編では雅志の高校時代のお話が描かれていて、本編に劣らないくらい面白かった。

雅志のことがさらに好きになりますます応援したくなりました!

まだ漫画を読んでいない人は、ぜひ無料で読んでみてくださいね♪

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