モーメント 永遠の一瞬 8巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介します♪
家族の様々な問題や事情、大人たちに翻弄され、スケートだけには集中できない雪達。
睦月に抱いていた淡い思いも雪の中で変化し始めて!?
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
ここからネタバレです!
8巻 あらすじ
15歳になった雪。
怪我は治ったものの、競技スケートからは遠のいていました。
気持ちの晴れない日々を送っていたある日、リンクの上で特別な出会いが!?
ネタバレ|滑り続ける理由
雪はコケたその日からトウループがひっかかるようになってしまいます。
体調も悪かったし体格が変わって重心が変化したせいだという人もいました。
身体を酷使した末の運動障害なのか、心理的なものからくるのか、今まで簡単にできたことができないのです。
オリンピックに繋がる細いレールの上から私は落ちた。
それでも雪はダイヤと共にスケートを続けていました。
「ダイヤ、一緒にアイスダンスに転向しない?」
雪は、ジャンプはもうキツイし、ダイヤとカップルになればすごい安心できると思っていました。
雪が滑り続ける理由の一つはダイヤなのです。
スケートをやめないもう一つの理由は、睦月でした。
もう見えないけれどここに居ればいつかまた会える気がするからです。
そして滑る続ける一番の理由は、雪自身が諦めをつけられないからでした。
ネタバレ|出会い
ある日、雪がリンクで滑っているとロシアチームの総監督(マリヤ・聖子・グラチョワ)に声をかけられます。
「あなたは勝てない。可能性というのは自分を信じるものにしかないのだから。ただし私がコーチにつけば別よ。私ならあなたが勝つために進むべき道をもう識っているからね。」
彼女は旧ソ連のアイスダンサー、そして今は金メダルゲッター。
日本の何百倍も選手がいる中でエカテリーナがここまで残っているのは、彼女のおかげだと言われています。
グラチョワは雪に30分間有料でスケートの指導をしてくれました。
体に寄り添いながら教えてくれ、できれば抱きしめて褒めてくれました。
そして今まで”勝つ”という言葉から避けていた雪に真正面からぶつかってくれます。
「勝ちたいのは本能なんだよ!私にコーチして欲しかったら全てを捨ててロシアにおいで。」
ネタバレ|雪の決意
グラチョワは、雪の欲しかったもの、欲しかった言葉をくれました。
長い間、腫れ物に触るみたいに遠まきにして、誰も触ってくれなかった部分をグラチョワは真っ直ぐぶつかってきてくれたのです。
「ロシア大会グランプリシリーズに出たい!」
雪は競技スケートに復帰することを決意します。
バンクーバーオリンピックまであと4年。
アスリートとしてピークの時期にアイスリンクのある学校に通うため、スケート一本に絞り育大付属への進路を固めます。
ネタバレ|睦月との再会
睦月は歌手の今日子に拾われbarでお手伝いをしていました。
もちろん実家には帰っています。
母のことを捨てられなかったのです。
睦月の母は睦月のことを9歳だと思っているようで、睦月もそれに付き合っていました。
そんなある日、今日子が彼氏と喧嘩をしてしまいます。
睦月が発見した時には、今日子は薬を飲んで自殺をしようとしていました。
「何でもするから私を捨てないで。ひとりぼっちじゃ生きられない。誰かがいないと私消えちゃうの。」
睦月と今日子はそのままキスをし身体を重ねます。
その後、彼氏が戻ってきたのですが、手には刃物を持っていました。
今日子は睦月を庇い怪我をしてしまいます。
駆けつけたゲンちゃん(おかま)は、救急車を呼び睦月を逃します。
「あんたは2度とここへ来てはダメ。あんたは表現者だよ。ここに居る人間じゃない。」
その帰り道、睦月は駅のホームで雪と再会します。
睦月は雪のガリガリにやせ細った身体を見て驚き心配します。
「その場所でいいの?無理してない?楽しい?」
雪の眼からは大粒の涙がこぼれ落ちていました。
9巻へ続く
感想
1巻分飛ばしてしまった?と思うくらい7巻からは時が流れています。
その間にいろんなことがあって、今こうなっているという1冊でした。
大体の想像がつくものもありますが、想像でしかないのでその過程が詳しく知りたいです!
ワクワクするより不安になる、そんな状態が表現されています。
今後明らかになる部分もあるのでしょうから、9巻を早く読みたくて仕方ないです。
漫画を読みたい方は、ぜひ無料で読んでみて下さいね( ´ ▽ ` )ノ