潔く柔く13巻

潔く柔く13巻(最終回)の結末ネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています♪

前回、営業先で偶然出会った野原から、禄に付き合ってもらえることになったと教えられるカンナ。
禄が野原と一緒にいることにモヤモヤしたまま、1日を過ごしていたカンナだったが、気がつくと禄の元へ走り出していて!?

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長い時間をかけてようやく過去と向き合うことのできたカンナのたどり着く未来は・・・?

では最終回のネタバレ書いていきます♪

最終回 ネタバレ

野原先生の家で仕事を手伝っていた禄の元に駆けつけたカンナは、告白の返事をあやむやにしてしまっていたことを謝ります。

野原先生と禄が付き合っていると勘違いをしているカンナは、二人を祝福しその場を去ろうとしますが、禄に引き止められます。

禄に抱きしめられお互いの動悸が伝わってきます。

ぼんやりしてる間にまた消えてしまわないように。
もうあの後悔の闇には。

二人は禄の家へといくのですが、このタイミングでキヨが登場。

一押し新商品を持ってやってきました。

その帰り道、カンナはキヨからハルタの本音を聞き出します。

「あたし何も聞いてないの。本人からは何も。教えてよ、清正くん。」

禄には「カンナには絶対死ぬまで言うな!」と止められていたキヨですが、カンナの頼みを優先し話してしまいます。

ハルタの気持ちを聞けたカンナに後悔はありませんでした。

ハルタをしこりにしてしまったのは私だ。
暗い落とし穴に入れて動けなくしてしまった私の弱さだ。

付き合うことになったと思っている禄ですが、カンナには「お試し期間でしょ?」と意地悪を言われてしまいます。

「だって私、まだ何も言われてないし。何も聞いてないです・・・。」

すました顔で耳を傾けるカンナ。

禄は「ずっと一緒にいたいくらい好きだけどね!」と伝え、カンナも「私もあなたを一人にしたくないです。一人にしません。」と気持ちを伝えます。

本人さえ忘れていましたが、今日はカンナの誕生日。

百加、そして朝美から誕生日おめでとうメールが届きました。

魂はきっといろんなことを忘れないでいてくれるんだと思います。

今辛くて忘れたいことも、思い出そうとしても思い出せない大切なことも。

思い出そうとせず忘れられてゆくことも。

等しく、愛しく。

完結

感想

いくえみさんの漫画は、答えをはっきり出さず読者に解釈を委ねる書き方が多くて、今回も解釈に時間がかかりました!

カンナは、ハルタのことは恋愛感情として好きになれなくて、あやむやにしたままハルタがいなくなってしまい、その罪悪感がしこりとなっていたと言うことですね?

結局カンナは誰も好きになれなくて(恋愛感情として)初めて好きになった人が禄さんだったのだと思います。

カンナの気持ちを見抜いた禄さんはすごいです。

みんなが前を向いて進んでいる中で、カンナだけが15のまま止まっていたのですごく心配していました。

最終回はカンナが救われるようなラストで本当に良かったです。

いろんな登場人物、エピソードが出てきたのに、すっきりと収拾つけるところが、流石いくえみさん!

もう一度1巻から読み返したくなるような内容でした。

番外編には、カンナの親友・百加の恋の行方・完結編が描かれています。

百加と古屋のエピソードもほっこりするような内容で幸せな気持ちになれました。

漫画を読みたい方は、ぜひ無料で読んでみてくださいね( ´ ▽ ` )ノ

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