官能小説5巻

藤井みつる先生の官能小説5巻(最終回)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています♪

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周知の事実で社内恋愛をする小局・彩と、営業兼官能小説家の椎野。
椎野が担当の元カレ・木村を家に居候させてあげることになり、それが原因で二人の意見はすれ違い!?

最後まで展開が読めない緊迫の完結巻です!

5巻 ネタバレ

繁忙期だけ溝口の会計事務所に会社の終わった後、バイトとして働くことにした彩。

本当に半端じゃないほどの忙しさで睡眠時間もロクに取れないほどです。

だけどそのおかげで椎野との喧嘩のことも考えなくて済んでいました。

一方、椎野も「木村のように挫折はしたくない」という思いから小説にやる気を出していて、多忙な日々を送っています。

話をしない日が続く中、彩は溝口に知り合いに仕事を紹介して欲しいとお願いをします。

木村がまだ職が決まっていないから少しは気が変わってるかもしれないし、これで落ち着いてくれれば椎野だってこだわることはないと考えたのです。

やっぱり言いすぎたなって思ってたから私も安心!溝口様様だわ。

椎野に話をする彩ですが、木村はもうすでに家を出て行ってしまっていました。

いつから彩は椎野にとって”話す価値のない相手”になってしまったのでしょう。

それでも彩は「大丈夫。きっと今だけ。仲直りしたんだものすぐ戻れる。」と自分に言い聞かせていました。

しっくりこない感じを吹き飛ばすために、彩は無理にテンションをあげて盛り上げようとします。

いつも強気な彩が顔色ばかりを伺っていることが、椎野は心苦しく感じていました。

そうさせてるのは俺なのに。
勝手なんだろうけどなんか辛いなあ。

ある日、椎野は小菅に告白をされ出来心でHをしてしまいます。

反省をし心を入れ替えようと誓うのですが、浮気はバレて彩を傷つけてしまいます。

「小菅さんとももう会わない!彩が嫌がること二度としない!彩の方が大事だから!」

椎野は土下座をして必死で彩を繋ぎとめようとするのですが、彩にはフラれてしまいます。

辛くて惨めで寂しくて一人部屋で泣く彩。

大丈夫、私は大丈夫。時間がたてば平気。経験で知ってる。

そんな彩を心配した溝口は、買い物や食事に連れて行ってくれます。

ようやく溝口の下心に気づいた彩。

溝口にすぐ飛び込めるようだったらもっと生きやすい。
あの時、椎野くんと話し合えてたら、もっと違う今になってたかもしれない。

後悔する彩ですが、何もかも今更なのです。

そんな中、小菅が彩に会いにやってきます。

椎野とは幸せなはずなのに、なぜか瞳からは大粒の涙が。

「椎野は全然書かなくなった。あれ以来私に触れてもいないよ!満足!?」

別れた彩にはもう関係のないことなのに、周りから入ってくる椎野の情報に彩は心が揺らぎます。

ですがその度に自分は「強いから大丈夫」だと言い聞かせ距離を置くのでした。

彩は今の会社を辞めて溝口の事務所へ。

椎野は完全に彩との接点がなくなり抜け殻状態になっていました。

一方、溝口は本気で彩を口説きにかかります。

そんな中、木村から「椎野を助けてやってほしい」と連絡がありました。

木村は希望どおり地方出版社に入って仕事をしていました。

ひどいことを言ってしまった彩にまで「ありがとう」とお礼を言ってくれます。

どうして私を許せるの?私はなんて小さい。
こんな私なんかで助けになるの?

自殺も頭に入れ恐る恐る椎野の部屋へと足を踏み入れる彩。

椎野はすやすやと眠っており、足元には大量の小説を書き綴った紙が落ちていました。

ちゃんと小説を書いていることを安心し笑顔になる彩。

自分の助けなんてなくても大丈夫。

気づかれないうちにこのまま帰ろうと考える彩ですが、着信音で椎野が目覚めてしまいます。

椎野は、目の前に彩がいるのが信じられず、自分のほっぺたをつねります。

そして彩のほっぺたも。

二人は「痛ったぁ」と言いながら笑いあうのでした。

完結

感想

最終巻では作品の持ち味だった「緩やかで静かな時間の中にある緊張感」が壊され、早いスピードで物語は展開していきます。

しかし1話1話の山場はちゃんと描かれていて、全くぞんざい感はありません。

その分ラストは物足りなさを感じてしまいましたが、その先の妄想が膨らむような終わり方で良かった気もします。

全巻を通して満足できる作品でした!面白いのでオススメです♪

漫画を読んでみたいと思った方は、ぜひ無料で読んでみてくださいね( ´ ▽ ` )ノ

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