きみが心に棲みついたSの漫画を無料で読む方法と、2巻のネタバレ感想を紹介します。
きみが心に棲みついたSを無料で読む方法
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2巻5話から10話|ネタバレあらすじ
堀田の口からトレードの話が八木に告げられます。
猛反対の堀田に対して、八木は使えないキョドコが居なくなるので、上の命令には従うつもりのようです。
その頃、キョドコはバッタリ出くわした、吉崎に弱音を吐き慰められていたのですが、星名が声を掛けてきたので慌てて逃げていきます。
吉崎の言葉はキョドコをさらに不安にさせたようで、翌日、彼女は逃げるように会社を休みます。
そして、腹いせとばかりに吉崎に”無責任なことを言わないで”と何十通もメールを送るのでした。
最初こそメールを無視していた吉崎でしたが、さすがにしつこく思い、仕事終わりにキョドコを呼び出します。
そこでも優しい吉崎はキョドコを励まし、悩みに対しての意見を言ってくれます。
「何があってもその人の一番の味方でいる心構えが必要なんじゃないかな?」
八木にもプレッシャーが相当かかっているはずなのに、自分の事ばかり考えていたキョドコは反省します。
そして今からでも何か出来ることはあるのじゃないか?と会社に向かうのでした。
キョドコはもう一度、八木が求める素材を見直し、コスト面と合わせて何か方法が無いか?と模索します。
”辞令が出るまでに何か一つでも残さなきゃ・・・”
翌日、自分が考えた記事を八木に提案します。
キョドコが考えたのは、イメージ通りの生地が無いのであれば、作ろうという事でした。
触り心地のシルクとコストの綿を織り交ぜた記事にすることで、デザインとコストを両立しようと考えたのです。
ですが、問題は期限です。
キョドコは片っ端から工場を当たります。
星名さんには「最善を尽くしたところで、トレードの話を撤回するつもりは無い。」
と言われますが、今のキョドコはそんなことではうろたえません。
やっとの思いで見つけたのは、自分が苦手な担当者のいる工場でした。
とはいえ、やっと話しを聞いてくれる工場が見つかり八木に報告に行くと、彼女も商談には同行すると言ってくれました。
早速、向かった先の工場で商談に取り掛かりますが、やはり相手からはコストが見合っていないと馬鹿にされてしまいます。
しかも、コンペライバルである堀田さんの企画デザインも半分をこの工場が請け負うことになっているようで、メンズ上がりの八木のデザインを否定するのでした。
そんな時に、キョドコの中に吉崎に言われた言葉が思い浮かびます。
”何があってもその人の一番の味方でいる”
その言葉どおり、キョドコは八木のデザインには他に無い良いところがある。と熱弁するのでした。
結果、企画が通った際には8割を卸すと言うことで話しはまとまり、サンプルを作ってくれることになるのでした。
そんなキョドコの働きもあって、八木は会社にトレードは必要ないとクレームを出します。
それ以前に、辞令が下る前に星名がトレード予定である飯田にデザインを見せていたことにかなりご立腹で、当事者4人を集めて話し合いをします。
”どいつもこいつも面倒くせーな”
誰も居ない時には星名の闇の部分が垣間見えます。
話し合の中で八木はキョドコの粘り強さを強く評価しており、また堀田も飯田をそのまま使いたいと言うことで話は難航します。
結果、飯田の提案する生地とキョドコが提案する生地を見て判断する。と言う話に落ち着きます。
星名の言いなりである飯田はなんとしてもこの勝負に勝つために、自身の叔父の会社から格安で良質な生地を譲ってもらいます。
両者のサンプルが仕上がり、精査する八木。
飯田の生地は過去に叔父の会社で作っていた物を融通してもらうと言うことでコストもかなり抑えられるようです。
更にモノはキョドコが作った生地より格段に良いモノです。
誰がどう見ても勝ち目がない勝負。
しかし、八木が選んだのはキョドコの生地でした。
「あんたはこの勝負の事しか考えてへん。生地の在庫が無くなったら明らかに予算オーバーや」
その場しのぎの飯田のことを真っ向から否定したのでした。
「おまえはさっさと工場おさえてこんかい!!」
キョドコは涙交じりの笑顔で「はいっ・・・」と答えるのでした。