てをつなごうよ2巻ネタバレ

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2巻4話から7話|ネタバレあらすじ

てをつなごうよ2巻ネタバレ

今日も朝から大豆に起こしてもらう小豆。

低血圧の姉も最愛の弟に起こして貰えば一気に目を覚まします。

朝食とみんなの弁当を作り、弟と一緒に家を出ます。

放課後は柊くんと合流して、弟たちを迎えに行きます。

しかし今日は帰り道で豪雨に見舞われてしまい、しかも柊くんは鍵を忘れてきたようで、小豆の家でお世話になります。

自分の事をほったらかしで大豆や柊くんの世話した小豆は翌日、熱が出てしまうのでした。

千花ちゃんに説得され、学校を休むことになった小豆ですが、幼馴染ならではのやり取りにモヤモヤしていた、柊くんは学校をサボって小豆の看病をします。

”橘さんより早く、小豆さんの体調に気づきたかった”

出遅れてしまった自分を少しでも取り戻すため、流星も美味しいと言ってくれるおかゆを作ったり、家事を手伝ったりします。

ですが結局最後は疲れて眠ってしまうのでした・・・

それから数日後、GWに毎年恒例のぬくもりの里コテージを借りてキャンプにやってきます。

楠家と橘家に混ざり今夏は柊家も一緒です。

流星が居れば大豆の可愛い写真が撮れるという弟ファーストの考えですが誘ってもらえたのです。

完全に蚊帳の外の千花ちゃん。

更に遊んでいるうちに、柊が小豆の事を好きなのを確信してしまいます。

でも超鈍感娘の小豆は今までと変わらないだろう。と自分を落ち着けますが、ふと柊を見る目が違う??

”本当に小豆はいつまでも変わらないのか?”

急に不安になってきた千花ちゃんはその後、何だかギクシャクしてしまいます。

子供たちが寝静まった後、一人コテージを出ていく千花ちゃん。

その姿を見かけた小豆も後を追いかけます。

一人、今日の事を黄昏ていると、小豆が横に座ります。

実は千花ちゃんの元気が無いことに気が付いていて、少し気になっていたのです。

気のせいを誤魔化しますがそんなに簡単では無いようです。

「ずっと一緒にいるのに気がつかないと思ったの?」

そんな言葉にとは裏腹に、柊の事を意識しているのを思い出すと嫉妬心は膨れ上がり、思わずキスをしそうになってしまいます。

何とか唇をそらして、抱きしめることで誤魔化す千花ちゃん。

「あーぬくいわーお前ほんといい人間湯たんぽ!」

恋愛関係なんて、うまくいこうかいこまいがいずれどこかで終わりが来る。

そんな博打は打ちたくないと、千花は心に決めていたのです。

どんな形であれ、小豆の近くにずっと一緒に居たい。

そう思っていたのに止められなかった自分に少し後悔するのでした。

翌日はあいにくの雨、今日は一日コテージでゆっくりすることにします。

昨日の事があったからか、いつもは”大豆!大豆!”と騒いでいる小豆がずっと千花ちゃんの隣に居ます。

キス仕掛けたのは流石に誤魔化しきれなかったのか、明らかに様子がおかしい小豆。

それと柊くんも行動がおかしいです。

と言うのも、昨日2人が抱き付いているところを目撃してしまい、完全に空気になろうとしていたのです。

流石に痺れを切らした千花ちゃんは小豆と飴玉がどっちの手に入っているか当てるゲームをします。

”もし俺が勝ったら12年分の思いぶちまけてやろう”

一世一代の大勝負、しかしその勝負に勝ったのは小豆でした・・・

キャンプの帰りの電車で心理テストをする3人。

出題者は千花ちゃんです。

赤・白・緑に当てはまる人物をメモ用紙に書いてもらいます。

赤は家族、白は友達、緑は恋人。

それぞれ、白の部分には小豆と柊、緑の部分には千花ちゃんの名前を書いていました。

つまり心理テストの結果は小豆が千花の事を好きだと分かります。

ですがさっきの勝負に負けた千花はある決心をしていました。

”小豆が勝ったら二人の恋を応援しよう”

「白は恋する相手です。」

千花は自分の気持ちを押し殺し、二人が意識するように嘘をついたのでした・・・

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