4月の君、スピカ。の最終巻である9巻のネタバレあらすじを書いています。
最終話までしっかりと書いていますが、漫画版が読みたいと言う人はこの方法を使うと無料で読めますよ♪
最終話までのネタバレあらすじ
アメリカで働く泰陽。
最近では仕事も板についてきたようです。
星も大学受験に向けて着々と成績を伸ばしています。
最近ではTV電話で話す時間も少しあり、仕事を頑張っているおかげで次の土曜日に帰れることになったと言われ、嬉しさが込み上げます。
そして当日、そわそわしながら空港で泰陽を待ちます。
「ただいま 星」
久しぶりの再会に幸せを噛みしめ、二人は家路に。
今日は時間も時間なのでそのまま帰る予定だったのですが、下車駅が来ても降りようとしない星。
「降りそびれちゃった。手、離したくない」
2人はそのままホテルに行きます。
泰陽はバイト代がたんまりあるからとスイートルームを取ってくれて、本当は割り勘にしたいところですが、今回は甘えることに。
2人は初めて同士ということもあって、初々しさ満点の初体験を迎えるのでした。
星はその日、始めて、愛おしいという意味を知るのでした・・・
一皮むけた二人はさらにラブラブになります。
翌日は体を心配して家まで迎えに来てくれて、一緒に学校へ行きます。
学校で天文部の皆とも再会して、進路のことなどを話します。
泰陽は東大へ進学するようで、離れ離れにならずにすみます。
しかし、深月は京都の大学に進学することを決めたようで、次の天文部の合宿が皆で出来る最後の活動になるのでした。
深月が京都に進学すると聞いて、ショックを受けた星。
相談も無しに言われたことで自分たちのことは大切じゃかなったのかな?と合宿中も暗い顔をしています。
ですがそんなことは無く、宇宙飛行士になるという夢の通過点にしか過ぎなかった高校生活が星と出会ってかけがえのないモノになったのだと深月から気持ちを聞きます。
”オレの宇宙が広がった”
たとえ離れていても空を見れば同じ星を見ることが出来る。
「俺たちは同じ星で繋がってる。」
深月のそんな言葉にみんなで感動し合っていたその時!!
「スピカの下、新しい星できてる・・・」
昨日までは確実に無かったと断言する深月。
それは彼が毎日、スピカを見ていたからでした。
数日後、新星だったと結果が出て一躍、時の人となります。
「イケメン星の王子様」とニュースで取り上げられた深月の元には大勢の女性ファンが押しかけてきました。
天文部にも新入部員が殺到し、顧問は泣いて喜びます。
瞬く間に時間は過ぎていき、星は希望していたT医大の受験に合格。
春から大学生となります。
そんな星は在校中に最も頑張った生徒、として卒業式に答辞を任されるのでした。
3年間、自分が頑張ってこれた理由を伝えます。
最初はなんとなくで入った高校、しかしかけがえのない出会いから自分の世界が広がり、成長できたこと。
人を想う尊さや強さ、そして生きることの意味を知ったこと。
信じる心と強さが未来を切り開くこと、高校3年間はまさに奇跡の連続でみんなのおかげでここに立てた。と締めくくります。
気持ちのこもった答辞はみんなの涙を誘いました。
卒業証書を受け取り、泰陽が屋上で待っていると言うので向かいます。
するとまるで出会ったときと同じように天文台から泰陽が出てきました。
既に、第二ボタンやらなにやらは取られていて落ち込む星。
そんな彼女にボタンよりも貰って欲しいものがある、と取り出したのは婚姻届けでした。
「今じゃ無くてもいい、いつか心が決まったらここに名前を書いて欲しい」
「オレと結婚してください」
それから数年後、宇宙服に身を包んだ深月。
日本人で最年少の宇宙飛行士として夢を叶えたようです。
そこから少し離れた場所では夫である泰陽と一緒に病院で働く星の姿があるのでした・・・
最終話の感想とまとめ
最終話の後には星たちの結婚式の様子や新婚生活の読み切りが掲載されています。
それから数年後の子供が生まれる物語も描かれているのですが、二人の子供が可愛すぎで萌えます♪
全9巻で綺麗にまとまっていて、読んでよかったと思える作品でした。
漫画版は誰でも無料で読めるのでこの方法を使ってみて下さいね。