情交4巻

情交(久嘉めいら)4巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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中学生の頃から叔父に支配されているるりは。
男という生物を憎む彼女は、幼なじみの那結が汚されないように、那結の恋をいつものように邪魔するのですが・・・!?

4巻|ネタバレ

中等部2年の春、信頼していた男にあたしは摘まれた。

両親が死んで引き取られた母の妹夫婦の家。

叔母は、るりはと叔父の関係を知ってか知らずか、ある日突然家を出たきり。

あたしの人生はおおかた地獄で確定した。

一度底の底まで落ちてしまえば、今まで恐れていた”男の獣欲”なんてたいしたことなかったとるりはは気づきます。

男なんてどんなに威張って支配してるつもりでも結局はその対象である”弱者”がいないと生きられないから。

女がほんの少しの間我慢してやるだけで、勝手にスッキリしておとなしくなってくれるとるりはは知っているからです。

るりはの人生で唯一、綺麗なまま残されたものは、幼なじみの那結でした。

どこまでも普通で純粋な親友。

せめて彼女だけは守りたい、そう思っていたのに、那結に彼氏ができたと知り、るりはの世界は崩壊します。

愛しい那結、憎たらしい那結。
あなたをあたしの世界に巻き込んであげる。

那結の彼氏を寝取り、那結を男性不信に陥れ自分しか見えないように操作したのです。

一度は結ばれたものの、那結から別れ話を切り出されてしまいます。

「るりはちゃん、ごめんなさい、私好きな人ができた。るりはちゃんとは親友に戻りたいの。」

るりはは聞き分けの良いふりをして、また那結の想い人をいつもの手で籠絡しようと考えます。

大丈夫、二宮の時と一緒の展開よ。
また必ずあたしに落としてみせる。

るりはの好きな人は、那結と同じバイト先で二宮と同じK大の鵤木でした。

こいつを落としてまた那結を絶望させる。

るりはは鵤木が所属するバスケサークルのマネージャーになり鵤木に近づきます。

大学内でるりはと再会した二宮は驚きます。

「なんで急に連絡なくなったの?なんで那結ちゃんとキスしてたんだ。」

るりはにとってもう用なしの二宮は興味ありませんでした。

「今更あんたに話すことなんかないわ。所詮あんたが浮気するゲスってことに変わりないんだから。那結ちゃんとより戻そうったって無駄よ。」

ある日、バスケ部でるりはの歓迎会をやっている時でした。

るりはが少し前フットサル部に出入りしていたのを見た女子たちが嫌味を言ってからかってきました。

すると鵤木がかばってくれます。

付け入る隙を見つけたるりはは、すかさず鵤木にメッセージを送り距離を詰めます。

好意があるふりをして様子を伺うるりはですが、鵤木はなかなか落ちませんでした。

そんな中、二宮に校門前で待ち伏せされ捕まってしまいます。

もめていると気づいた鵤木が助けてくれました。

チャンス!だと思ったるりはは、嘘泣きをして二宮を悪者に仕立て上げ、同時に鵤木とも距離を縮めようとします。

なんだ、やっぱり脈アリじゃん。
さっさと口説けよ。

しかし鵤木はるりはに全く興味がない様子で冷たく突き放します。

「鵤木さんは、あたしみたいのは好みじゃないですか?」

「俺は単に誰とも付き合う気がないだけ。男女とか恋愛とかちょっと今こりごりで。」

想定外の言葉に混乱するるりは。

るりはの中の男は、毎分毎秒卑猥なことしか頭になくて、彼女がいようが犯罪犯そうが女とヤりたくて仕方ない生き物だからです。

みんなが欲しくてたまらない「あたし(女)」がフラれてる?

るりはは信じられませんでした。

自分が今まで堕とそうと思って堕ちなかった人はいなかったから。

”そうじゃない男もいる”なんて認めてしまったら自分が壊れてしまいそうでした。

そこでるりはは少々手荒な行動にでます。

「鵤木さん、付き合うのとかしなくていいから、抱いて・・・。」

手荒でもなんでも、既成事実さえできればなんとでも那結を洗脳できるからです。

男に一番都合の良いセリフを吐き誘惑します。

それでも鵤木はるりはの手に堕ちませんでした。

自分の思い通りにいかずイライラが募ったるりはは、思わず言ってしまいます。

「男がなんの下心もなく女を助けるなんてありえなくない?鵤木さんてゲイなの!?」

「斎城さんて・・・寂しい人だね・・・。」

鵤木はとても哀しい目をしていました。

それから一週間がすぎ、完全に詰んだと思っていたるりは。

きっと那結にも本性をバラされ、いよいよ那結まで自分の元から去っていくかもしれない。

本当に全部失ってしまう、そう思っていた時、那結に「ご飯に行こう」と誘われます。

那結はいつも通りで、鵤木はチクってはいないようでした。

それに初めからるりはが動かなくても、那結から聞くかぎり鵤木は本当に彼女を作る気はないようでした。

「脈ないうちは特に告白もしないつもり。私のこと女としてじゃなく一人の人間として見てくれるところが好きだから。」

るりはは、こんな自分にも”人間扱い”してくれる那結や鵤木を思って涙を流します。

那結ちゃん、あたしもこの人(鵤木)が好きだな。
また一緒になれたね・・・。

続きは漫画で♪

感想

本当に人間の嫌な部分(恋人や友達にありがちな妬み、優越感、劣等感など)がよく描けている漫画だと思います。

正直リアルすぎるために読んだ後重い気持ちになるのですが、それでも読み続けてしまう魅力があります。

登場人物が次々と変わるオムニバスですが、ちゃんと繋がっているのが面白いです!

ネタバレでは、るりはのエピソードしか描けていませんが、他にも様々な闇を抱えた人物が登場します。

上で出てきた鵤木くんがメインの話もあり、彼もまた闇を抱えている人物の一人です。

まともそうなのに意外とクレイジーでびっくりしました。

漫画を読みたい方は、無料で読む方法を参考にしてくださいね( ´ ▽ ` )ノ

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