あやかし緋扇は12巻が最終巻になります。
今回は最終話までのネタバレをしっかりと書いていく予定なので漫画版を読んでみたい人は先にこの方法を使って無料で読んで下さいね。
61話から最終話までのネタバレ
時雨を追いつめる龍。しかし聖に隙をつかれて形成は逆転してしまいます。
向こうはそのまま時雨を抱え姿を消し、こちらは龍と陵共に大怪我を負ってしまいます。
2人が修行を終えた後に治療してもらい4人が向かったのは最後の神器が隠されている祇夕のお墓でした。
前世の記憶に心当たりがありやってきたのです。
予想通りお墓には神器の耳飾りが隠されていました。
しかし、時雨が仕掛けた幻術に驚いた未来が落としてしまいます。
全ての神器をそろえた時雨の力は巨大で太刀打ちできそうもありません。
陵が殺されそうになり、時雨の為に舞を踊ろると言う未来。
彼女が舞ったのは闇の舞。修行の成果もありかなり効果的のようです。
苦しみ叫び狂う時雨。
しかし神器の力で何とか持ちこたえたようです。
これ以上、時雨に敵うちからは無く絶対絶命のピンチ!!
その時、扇子から光があふれ出し祇夕が現れます。
「それわわらわの墓にあった耳飾りじゃぞ」
一つの神器を失った時雨に蓄積したダメージが降りかかります。
聖は最後の手段で祇夕を獣に代えた契約を施します。
すると陵の身体を乗っ取っていた時雨はドンドンと元の姿へと戻っていきます。
ですがまだ力が馴染んでおらず、龍の日本刀によってあっけなく切り伏せられます。
その隙に、未来は陵の身体を回収し陵の魂を元に戻すために渾身の舞を舞います。
「ただいま 未来さん」
元の身体に戻った陵が喜び噛みしめます。
「身体を取り戻せた今、伝えたいことがあります。」
「高校を卒業したら僕と結婚して、神山未来になってくれませんか?」
2人は将来を誓います。
後は問題を解決するだけ。
ネコの身体に閉じ込められていた陵はそれが聖の仕業だと気が付いていました。
実は彼は敵では無かったのです。
時雨を成仏させて戻った姿は幼い姿の優でした。
魂が浄化されないまま転生すると前世の罪が降りかかり不幸な運命をたどることになる。
つまり優を救うためには時雨を祓う必要があったのです。
問題は解決し、優との再会を約束し彼は転生の輪に加わったのでした。
”きっと近い将来会える。僕たちの子として”
エピローグ|ネタバレあらすじ
高校を卒業した二人は約束通り式を挙げます。
結婚後は神山家で嫁修行の毎日を送ります。
卒業旅行はさくら達と一緒に京都へ行きやっと迎えた初夜。
その5年後、未来たちには二人の子供が居ました。
扇を継がせた娘の美羽、そして泣き虫の優です。
4人の新たな物語がスタートするのでした。
最終巻の感想
ファンタジー系は好みという訳でな無いですがこの作品は読みくて最期まで楽しめました♪
陵君のやるときはやる感が結構、ツボでしたね。
総合的に見ても良作でした。あやかし緋扇は誰でも無料で読むことが出来るので気になった人はこの方法を使ってみて下さい。