その男、運命につき全巻

その男、運命につき2巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています!

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女にはだらしなくて仕事にお厳しい最悪な男・松平健のもとで嫌々働き始めた栞。
しかし本当の松平は誰よりも相手を思いやる営業であると知り・・・。

そんな男と運命の出会い線で繋がっている!?

2巻|ネタバレ

手相占い師”新宿のアンジュ”。

今夜もたくさんのお客様が手相の相談に・・・来ません。

最近お客さん減ったな。

お客さんが減った理由は、”六本木のカレシ”こと癒し系イケメン占い師に人気をもっていかれたからでした。

同じ手相占いのライバル出現に危機を感じる栞。

父の性転換手術費を早く稼いで、一日も早く松平から解放されたいからです。

おのれ!六本木の彼氏!

そんな中、見学会の催し物の目玉として”新宿のアンジュ”と”六本木のカレシ”が手相占いをすることになります。

六本木のカレシは、佐々木建設・杉部長の補佐・里見航太でした。

佐々木建設は社員の副業を認めているのです。

7年前、アンジュを始めたばかりの頃、里見はアンジュに手相を占ってもらったことがありました。

その時、会社員と手相占いの両立を相談した里見は、アンジュに「どちらかひとつ安定した仕事の方が向いている」とばっさり言われたのです。

悔しくて諦めきれなくてアンジュを見返す一心で、二足のわらじを成功させた里見。

見学会当日にアンジュに会い、その気持ちを伝えると、アンジュは嬉しそうな笑顔で応えてくれました。

「7年前は外してごめんなさい。だけど里見さんがそれをバネにして、夢を叶えたから、すごく頑張ったからまたこうして再会できたんですね。」

大切なのは占いの結果ではなく、自分がどう動いたかなのです。

全てはお客様の幸せのため。

アンジュと里見のわだかまりも解け、里見がアンジュを師匠といったことで、以前にも増してアンジュの占いには行列が戻ります。

一方里見は、見返してやりたいと醜い気持ちでいっぱいだった自分に、笑いかけてくれたアンジュのことが忘れられませんでした。

自分の気持ちに気づいた里見は、アンジュに告白をします。

「僕、アンジュさんが好きです。」

しかしアンジュにはフラてしまいます。

「夢を叶えた相談者に喜ぶ私の姿が特別に見えたのなら、それはあなたがまだ相談者の気持ちに寄り添えてない未熟者だということではないでしょうか。大体、好きだと言えるほど里見さんは本当の私のこと何も知らないじゃないですか。」

里見にアンジュの手相を見られている栞は、2人が同一人物ということがバレないように隠しています。

本当の姿を知っているのは、唯一見破った松平だけ。

ある日、栞のパパ(ヒロコママ)の元においしい話が持ち込まれます。

再開発計画で田舎の土地を高く買い取ってくれるというのです。

土地が売れれば手術費用も余裕で返すことができ、栞がアンジュも辞めることが出来ます(=奴隷から解放)。

話を知った栞は松平に邪魔をされないように内緒にしておくことに。

しかし接待でパパの店に行ったときに、パパがうっかり喋ってしまいます。

話を聞いても無関心な松平になぜかイライラする栞。

いてもいなくてもいい奴隷なら、なんで強引に営業部に異動させやがったんだ。
嬉しいはずなのに、なんで・・・。

無関心だと思っていた栞ですが、松平は裏で情報を集め動いていました。

大型商業施設はテナント料が高すぎて入る企業が予定の3分の1も集まらず、建設予定は白紙に。

それを知った松平は、計画案廃止が発表される前に土地の売買を阻止したのです。

もし何も知らずに判を押していれば、お金はどこからも払われえないどころか、土地の権利も戻らなかったでしょう。

結局、奴隷をやめられるどころか、親子で狩りを作って借金もそのまま。

「バカめ。オレから逃げられるわけないだろう。」

一方、アンジュのことは諦めたと思っていた里見ですが、諦める気はなくて・・・!?

「知らなければ知ればいいんですよね。僕はあなたのことも諦めません、アンジュさん。」

3巻へ続く

感想

仕事を通じてお互いに信頼を作りつつある2人。

しかし今のところ恋愛に対しての気持ちの変化は見られず、その点では変化のない第2巻でした。

松平さんは下半身が落ち着いてくれればイイ男なのになぁ。

今後は六本木のカレシが良い感じで盛り上げてくれそうで楽しみです♪

ネタバレは省略している部分も多いので、ぜひ漫画も読んでみて下さいね(*ノωノ)

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