荒ぶる季節の乙女どもよ5巻

荒ぶる季節の乙女どもよ。5巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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文化祭で行う朗読劇を利用して、泉に「好き」を伝える決意をした和紗。
友の決意に曇る顔の新菜は・・・?

5巻|ネタバレ

朗読劇は和紗が主役で男役は新菜に決定しました。

新菜の演技力が高すぎて和紗とのバランスを心配していましたが、手慣れた新菜を相手にすることで和紗のたどたどしさが逆に純粋さとイコールに見えとても良い感じ。

当日に向けて何度も何度も練習をする和紗。

一方、新菜はもやもやした気持ちを相談するため、三枝の元へ。

自分の事を客観視できる方だと思っていた新菜。

しかし今は自分の心に起こった変化に理解がついていけずにいました。

「キスしてもらえませんか?」

三枝とキスをする新菜。

しかし全くドキドキしませんでした。

「友達が彼を好きなんです。友達というにも私には初めて出会う存在で私は・・・。」

自らの中に起きる泉への想いを自覚し始めている新菜。

悩む新菜に三枝は、「人は誰かの所有物ではない。もっと自由に愛せる」と新菜を煽ります。

文化祭当日。

告白しようと決意した和紗ですが、いざとなったらやっぱり緊張して逃げ出してしまうかもしれない。

だけど、決戦はキャンプファイヤー。

影を踏み「告白したい」という意思を伝えて、逃げ場を無くしてしまおうと考えていました。

そのためには告白する前に、泉に朗読劇を見てもらう必要があります。

2回目の上演で泉がやってきました。

そして泉の隣には三枝が。

劇が始まり泉が見ていると思うだけで、緊張し立ってるので精一杯の和紗。

ドキドキの和紗の隣で、新菜もまた想いを巡らせていました。

いよいよ見せ場のシーン。

「この痛みをあたなに捧げたい。私は今叫ぶ、(泉が)あなたが好き!!」

和紗がセリフを言った瞬間、新菜が三枝の元へ動きます。

「だけど僕は伝説になど頼らない。」

台本になりセリフを口にし三枝にスポットライトをあてます。

「壁の影は踏むことなどできない。ならば直接この手で・・・。」

新菜は隣に座っている泉の心臓に手をあてます。

台本にはない動きで泉にほぼ告白のようなことを伝える新菜。

すると泉は新菜の手をひきどこかへ行ってしまいました。

「ごめんなさい。なんか・・・自分でもよく分からなくて・・・。」

泉に謝る新菜。

泉は、新菜の行動は、三枝にヤキモチを妬かせたいためのものだと思っています。

「菅原さんが、俺にあんなことするぐらいあの人の事まだ好きなんだったら、俺協力するよ。」

良い人すぎて、でも間違ってて、そんな泉のことが好きだと自覚する新菜。

しかし新菜のこの行動が、泉の気持ちを確信に変えます。

一方、和紗はとても落ち込んでいました。

「許せないんだ、私。私のことが。」

泉のことが好きなのに、応援してくれていた新菜のことを思い、和紗は落ち込んでいたのです。

「私は本当に自分の事ばっかりだった。悲劇ぶってぐだぐだするだけで、かえって菅原氏を傷つけてた。」

伝えてももう意味はないかもしれないけど、和紗はちゃんと泉に気持ちを伝えることに。

これからも、新菜と泉とも仲良くしていきたいから。

だからこそ、自分の気持ちにけじめをつけたいのです。

キャンプファイヤーが始まり、和紗は泉を捜します。

その頃、曽根崎は天城の元へ。

今まで肉欲と男女交際をイコールで繋げて糾弾してきた曽根崎。

そんな自分が男女交際に目覚めてしまえば、肉欲に溺れていると周囲に見られているんじゃないかと、天城との関係を隠してきました。

だけどもうどう見られても、自分の気持ちに嘘をつきたくないのです。

「私は、あなたが好きです!!」

天城の影を踏み、みんなの前で堂々と告白をする曽根崎。

カップル誕生に、周りも盛り上がり、それに続いてみんなどんどん告白していきます。

そして和紗の元にも泉が。

「思い出したんだ。いつも俺を護ってくれてた和紗が女の子なんだって分かった時の事。そのとき和紗のこと今度は俺が護りたいって思ったこと。和紗は姉貴みたいだ。妹みたいだ。親友みたいだ。でもどんな和紗でも俺は・・・好きだ。」

和紗の影をしっかりと踏み、告白する泉。

一方、新菜は三枝と一緒にいました。

「あなたへの私の気持ちは恋じゃありませんでした。」

新菜は今回初めて”恋”を知りました。

初めての恋、そして初めての失恋。

だからこそ、新菜はもう一つ初めてをしようと思っていました。

それは初めての”執着”。

「初めて私、執着をしようと思います。」

伝説が生まれる場所で、恥ずかしがりながら手を繋ぐ和紗と泉。

嵌らなかった破片を残し、この季節はまだ終わらない。

6巻へ続く

感想

大きく物語が動いた今巻。

曽根崎先輩の告白シーンは心に響くものがあり、うるっときちゃいました。

恋って本当人を変えるんだなぁ。

泉と両想いとなった和紗、泉への恋心を自覚するも失恋する菅原氏、ちゃんと気持ちを伝えることができた曽根崎先輩、しつこつ付きまとわれていた男子をはっきり拒否するもーちゃん、ミロ先生に想い人がいると気づき傷つく本郷ちゃん。

ひとまず各キャラの恋の結論が出たのですが、これで終わりではありません。

むしろここからが面白くなっていきそう。

ネタバレでは省略している部分もあるので、気になる方はぜひ漫画の方も読んでみて下さいね♪

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