高嶺と花11巻ネタバレ
高嶺と花の11巻ネタバレあらすじを紹介しています。

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58話から63話|ネタバレあらすじ

高嶺さんの誕生日パーティーの日に鼻にキスをされてしまった花は全く寝付くことが出来ませんでした。

翌朝、キスをされた理由が分からないので本人に直接聞くことにします。

しかし「昨日のことなんですけど」と言っただけなのに、誕生会の料理の感想などをつらつらと並べられ、挙句にはパーティーの後の事はまるで覚えていない。と断言されてしまいます。

花から言わせれば”絶対に覚えているだろ!”というその態度。

高嶺さんはそのままお爺さんに顔を出す。と言って家を出ていきます。

彼は内心、花に手を出したことを後悔し、彼女を怯えさせてしまったと思っているのでした。

花の方は、出会ったころとは違う対応を見せてくれるようになった高嶺さんにキスまでされてしまったのでうぬぼれずにはいられません。

今夜、何も言ってこないのであれば問い詰める気のようです。

帰ってきたタイミングで姿を見せますが高嶺さんは今後は部屋に二度と入るな。と完全に拒否の姿勢です。

ですがそれをぶち破り「何でキスしたんですか!!」と直球を投げます。

「正気じゃなかった。悪かった。怖がらせるつもりは無かった」

昔ならキスされてメロメロだろ!!と言ってきそうなシチュエーションですがそんなことを言ってくれて花の心は温かくなります。

「恐いなんて思ってません。私高嶺さんのこと好きですし」

突然の告白にあたふたする高嶺さん。

しかし、気持ちを知りたいとさらに問い詰めると急に冷たくなります。

「何寝ぼけたこと言ってんだ。頭を冷やせ」

花は暴走してしまったことを心底後悔するのでした。

その日以来、高嶺さんはあからさまに花を避けるようになります。

日常で必要なこと以外の会話が無くこれまでお見合いを彩っていたモノは無くなってしまいます。

一方、高嶺さんも何か思う所があるようで完璧主義にも関わらず仕事が手についていないようです。

実は高嶺が花に冷たくした訳は従兄にありました。

仕事の関係でアメリカに行ってた筈なのに高嶺の誕生日の日に帰ってきたのです。

八雲という高嶺より3つ上の従兄なのですが出来の良い高嶺と比べて育てられたため事あるごとに嫌がらせをしてくるのです。

その為なら手段は選ばないので花にも危険が及ぶのでは?と考えての行動でした。

しかし八雲はすでに高嶺が花と一緒に暮らしている情報を手に入れており、花を拉致します。

丁度、高嶺は出張中で花が襲われているのを従兄からのテレビ電話で知ります。

「止めて欲しいならココにきて土下座をしろ」

八雲がそう言った数分後”バババババババババ”という爆音が聞こえてきます。

外に出てみるとそこにはヘリから飛び降りる高嶺さんが居たのでした。

花を助けるために屈辱的な相手に土下座をする高嶺さん。

自分には何をしてもいいから花には手を出さないで欲しいと懇願します。

すると八雲は「全裸になってタップダンスでも踊れ」と言ってくるのでした。

そんなこと高嶺さんがする筈が無い、と思う花でしたが彼はネクタイを外し服を脱ぎ始めます。

しかしそれを見ていられなかったのは花です。

八雲の隙をついて彼に防犯スプレーを噴射し高嶺さんが脱ぎ掛けていたズボンを”グイ”と持ち上げるのでした。

「あたし以外の奴が高嶺さんを困らせるのは許せない」

興がそれた八雲は手下たちを引き連れてその場を去ります。

この事件をきっかけに二人の距離はまた縮まるのでしょうか?

12巻に続く

11巻の感想

相変わらず二人の距離は引っ付いたり離れたりを繰り返していますが今回の事件は大きかったような気がします。

お互い言葉にして相手にも伝えていますしこれをきっかけに急接近して欲しいです。

とは言え花はまだ中学生なのでまだ時間はかかるのかな?

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