リメイク(六多いくみ)7巻のネタバレ感想と、漫画を2冊分無料で読む方法を紹介しています!
※漫画を読みたい方は、無料で読む方法を参考にしてくださいね♪
前回6巻では、ついにかのこが憧れの上司・四十崎さんに告白をしました。
四十崎さんとの恋の行方は・・・?
そんな矢先、尊敬するチーフの嶋田が突然の退社!?
美容部員・かのこのステップアップストーリーついに完結です!
7巻|ネタバレ
四十崎にまさか婚約者がいたなんて考えたこともなかったかのこ。
嶋田が同期として四十崎とよく話すようになった頃には、2人はもう付き合って長かったそう。
婚約者の美樹は嶋田の5歳上で、美容やコスメの話をきっかけにすぐに仲良くなり、2人だけでもよく会うように。
うまくいっているように見えた2人ですが、美樹は内心で結婚を躊躇っていました。
四十崎にも話せず悩んでいる美樹を見た嶋田は、四十崎に「ゆっくり話をしてみた方がいいんじゃないかしら」と声をかけるのですが、彼は「でも彼女が僕に話したがらないんだから仕方ない。」と言い、向き合おうとしませんでした。
嶋田は、その答えが四十崎の本音なら美樹に対してあまりに心がないと呆れました。
「結婚に向いてる人じゃないのよ。」
しかしこれはあくまで嶋田目線の話。
何があったかは当人同士にしかわかりません。
嶋田は知りたそうにしているかのこに「本人に直接聞いちゃいなさい」と言います。
かのこは告白をしたことを打ち明け、「返事は待ちますと宣言したからには聞き出しにくい」と言うのですが、これは言い訳でした。
本当は聞いてはぐらかされたり、迷惑に思われたりするのが怖いのです。
本当はずっと考えてしまっていました。
今こうしている間にも四十崎と宝木は会ってるんじゃないか、宝木はヨリを戻しに来たんじゃないか、と。
「頭の中ぐしゃぐしゃです。余裕なくてホントにかっこ悪いですよね。」
嶋田に話を聞いてもらったおかげで少しすっきりすることができたかのこ。
今日のことは2人の秘密にしておくことに。
今日から12月。
一年で一番百貨店が華やぐ日。
売場にはカップルとプレゼントを求めるお客さんで溢れかえります。
なにも予定のないかのこですが、クリスマスの雰囲気は好きでした。
男性のお客様がカウンターを見ていることに気づいたかのこは、さっそく声をかけます。
彼は彼女へのプレゼントを探していました。
彼女のメイクの雰囲気などを聞き、ギフトに喜ばれやすいものを提案するかのこ。
男性はリップクレヨンと入浴剤を選び嬉しそうに購入していきました。
ああ・・・いい彼氏さんだな~。
好きな人と過ごせるクリスマスか、やっぱり羨ましいな。
四十崎さんはどう過ごすんだろ?
ダメ元で声をかけてみたいかのこですが、待つと決めた手前誘うこともできません。
そんな時、コウスケに声をかけられます。
コウスケにはかのこが四十崎を好きだということはバレバレでした。
「好きなんだろ。四十崎さんが。俺はやめといた方がいいと思うな。だって俺見ちゃったもん。あの人が美人と仲良く歩いてたの。」
どうしても詳細が気になるかのこ。
詳しく話を聞くためにコウスケと飲みに行くことに。
コウスケの話によると、先週の金曜黒髪で長身の美人と四十崎が歩いていたのだそう。
不安になるかのこですが、コウスケが見たのはそれだけでした。
かのこが帰ろうとすると、コウスケに引き止められます。
「ちゃんとお前に謝りたいと思って。」
確かにコウスケが今の仕事を始めたのは邪な動機だったのかもしれません。
始めてみたら勤務時間は長いし、体力もいるし、上司は厳しいし、怒られてばっかりだし、最初はすぐやめてやろうと思っていました。
だけど、変わったかのこを見て、負けたくなくて今日までやれているのです。
「だから俺なりに感謝してるし、それに4年前俺の浮気で傷つけた事本当にごめん。」
頭を下げて謝るコウスケ。
初めてみるコウスケの顔に、自分がこの2年で色々経験したように、コウスケも見えないところで頑張っていたのかもとかのこは思います。
「もういいよ、わかった。時効にしよう。あの頃は今みたいにはっきり言えなかった。あたしにも悪い所はあったんだし。でもありがとう。そんな風に言ってもらえてちょっと嬉しかった。」
コウスケは改めてかのこに気持ちを伝え抱きしめます。
「俺は今のままのかのこがいい。俺とやり直してくれないか!?」
コウスケはもう前とは違います。
真正面から気持ちをぶつけてくれました。
四十崎さんは憧れの人。
だから少しでも素敵な女性になれるように努力してきました。
でも今素のままのかのこを受け入れてくれる人が目の前にいます。
この手を取ったらあたしは幸せになれる?
一瞬、心揺れるかのこですが、やはり四十崎さんの顔が脳裏を横切ります。
コウスケの気持ちは嬉しいけど、かのこが好きなのは四十崎で、諦められないのです。
かのこが四十崎に本気だと知ったコウスケは、かのこの背中を押し応援します。
「かのこは人の気持ちを考えすぎる所があるけどさ、そういうの一回全部とっぱらってぶつかってみれば?」
コウスケに背中を押されたかのこは、勇気を出してみることに。
悩んでいる様子の四十崎に話を聞きます。
四十崎は元婚約者とのことを打ち明けてくれました。
「彼女とは別れたきりだったんだけど、急に来たのを不思議に思って2人で会ったんだ。」
その時美樹は、あの時なにも言わず別れて欲しいと言ったことを四十崎に謝ります。
あの頃はいつも不安で四十崎は優しかったけど誰に対しても公平で、本当の事はいつも胸にしまって見せない人だったので、美樹は自分がいる意味はないと思ってしまっていました。
しかし傷つくのが怖くて気持ちをぶつけることができなかったのです。
一方の四十崎も、別れ話を切り出された時、何か言うことも引き止めることもできなかったのは、本当のことを聞くのが怖かったからでした。
本音で接することを避けてきた四十崎の態度が彼女を傷つけていたのです。
「同じことは繰り返したくないのに、結局奥村くんのことも傷つけてしまった。自分が情けなくて君に申し訳ない。」
今まで四十崎のことを、理想や憧れで勝手にイメージを作り上げていたかのこ。
こんな風に悩んでいるなんて考えもしませんでした。
かのこは素直に四十崎に気持ちが聞けて嬉しいと伝えます。
「私も同じです。かっこ悪い所を見せたくないとか、嫌われたくないとか、そんなことばかり気にしてました。でも今は違います。しつこいって思われてもいいから四十崎さんに関わりたい。弱い所もズルい所も。四十崎さんを知りたいです。私じゃダメですか?」
四十崎はかのこを抱きしめます。
「ありがとう。これからはちゃんと向き合うから隣に居てくれる?」
続きは漫画で♪
感想
仕事も恋愛も試行錯誤のかのこでしたが、成長がめざましくその姿はまるで別人のようです。
全巻を通してかのこの成長、またメイクの指南書的な要素が散りばめられていて、最後まで楽しく読めました!
最近デパコスにご無沙汰だった私ですが、久々に行きたくなりました。
綺麗になるって素敵なことなんだなぁと改めて実感!
ネタバレではかのこと四十崎さんが付き合ったところまでしか書けていないので、ぜひ続きは漫画で読んでみて下さいね♪