青楼オペラ4巻

青楼オペラ4巻ネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています♪

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前回、茜が吉原へ来た本当の理由を知った惣右助が犯人捜しを手伝ってくれることになりました。
ただ純粋に茜のために協力してくれる惣右助の想いを受けて、茜の心はさらに揺れ動きます。

そしてついに想いが溢れた茜と惣右助はキスを交わして・・・!?

4巻|ネタバレ

茜はいずれ家を再興し手の届かない場所にいってしまう。

それを分かっているから未練を断ち切ろうとしていた惣右助。

しかし目の前で嫉妬し泣いている茜を見たら抑えることができませんでした。

(こうなったら辛いだけだと分かっていたのに)
(あとは辛いだけの日々か)

悩んでいた惣右助ですが、怖がっていても仕方ありません。

いつかは消える夢だとしてもそれまでは楽しもうと心に決めるのでした。

見世に行きさっそく茜を抱こうとする惣右助。

てっきり許されると思っていたのですが、茜には激しく拒否されてしまいます。

「新造に手を出すのはご法度と何度言えばわかりんす!」

「清い身のまま大門から出してやるとおっせえしたのは誰じゃ!」

茜が抱かせてくれる気配はありません。

惣右助は生殺し状態に。

一方、松坂屋から伊勢屋がらみの気がかりな話が入ってきます。

例の伊勢屋に不正ありとして御用の注文を取り消された件で、町奉行が動いた形跡がないそうなのです。

つまりなんの取り調べもなく一方的に言い渡されたお沙汰だったということ。

見ようによっては言いがかりだった疑惑もあります。

裏ではかなり権力を持ったものが動いているようで、あまり首を突っ込むのは賢明ではないと惣右助も松坂屋に忠告されたのです。

せめて伊勢屋の帳簿があれば・・・。

そこで茜は伊勢屋のお嬢さんだった葵さんに確かめてみることに。

しかし帳簿の類を預かっている者はいませんでした。

「あんた一体何を調べているんだい?事情があれば深くは聞くまいと思ったけど、なんだかうちも関わってる話のようだし。」

真実を知りたがっている葵を見て、自分と重ねる茜。

茜は自分の父に収賄の疑いがある事、その贈賄側は伊勢屋かもしれないということを正直に話します。

事情を知った葵と佐吉は真実を知るため、事件の真相を探る仲間になってくれます。

葉月8月15日、中秋の名月。
この日はその遊女の最も馴染の客があがることになっています。

もちろん惣右助は茜に会いに来ています。

「今宵はおまえも俺の布団で休めよ。」

新造は客と同衾するというのが廓のしきたりでした。

しかし茜は頷くことができません。

惣右助は機嫌を悪くし帰ってしまいました。

それからもう半月近く惣右助は来ていません。

(わかっているのかしら)
(あなたは平気で私の肩を抱くけどそのたびに私の胸がどれだけ早鐘を打っているか)

惣右助のことを思い出すだけで胸が苦しい茜。

その時、松坂屋から大門脇の蕎麦屋で惣右助の姿を見ると聞いた茜は、下駄も履かずに大門の外へ出ようします。

当然門番に止められるのですが、暴れていると近くにいた惣右助が助けてきてくれました。

「なんでここまで来て・・・」

「俺だって嫌われたかねぇんだよ!」

惣右助は自分ばかりが茜のことを想っていることが辛くなったのです。

だけど惣右助ばかりが想っているわけではありません。

茜は惣右助が近くにいると知り、下駄も履かずに飛び出してきたのだから。

「これでも自分ばかりとおっせぇすか!」

茜はどんどん惣右助に惹かれていく自分が怖いと感じていました。

もう必死に振りほどかないと放せなくなっているのです。

(怖い、この人を失うことが)
(この人の手をいつか放さなければならないことが)

そんな中、佐吉が事件と深くかかわっているであろう中村の屋敷を突き止め、家紋を手に入れてくれます。

これで中村が誰だか突き止めることができ、事件の真相に一歩近づいたと思った矢先の朝、葵と佐吉が何者かに殺されていて・・・!?

⇒5巻へ続く

感想

両想いなのにキス以上に進めない惣右助(笑)

本当に生殺しだわ(ノД`)・゜・。

2人の想いがすごく切なくて私まで胸が苦しくなりました。

ラストはフラグ立ちまくりで嫌な予感してたことが見事に的中しちゃいました。

葵さんすごく良い人で癒し系で大好きだったのにショック。

黒幕はやっぱり中村?

キナ臭い殺人事件、おー怖っ、と思っていたところでおまけの四コマ漫画に癒されました。

ネタバレでは省略している部分も多いので、ぜひ漫画の方も読んでみて下さいね(*^▽^*)

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