理想的ボーイフレンド3巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
友達の恋を応援するために、クラスメイトの楓くんにウソの彼氏になってもらった結沙。
一緒にいるうちに好きになり、ついに前回2人は両想いに!
今巻では初めての放課後デート、クリスマスデートにお宅訪問などラブラブな2人が盛りだくさんです♪
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね。
9話|放課後デート
何度も目が覚めて、そのたびに「現実だよね?」と確認する結沙。
寝不足なのに、早く学校に行って実感したくて、いつもより早めに家を出ます。
すると約束してないのに楓が待っていました。
(昨日のこと本当なんだ。現実なんだ)
(どうしよう、すごいかっこよく見える)
じっと見つめてくる結沙に、少し照れている楓。
しかし浮かれモードも束の間。
今日から期末テストが始まります。
冬休みいっぱい遊ぶために補習だけは絶対に避けたい結沙は頑張ります。
テスト期間が終わった後、結沙は奈々未と谷に楓の本当の彼女になったことを報告します。
奈々未は自分のことのように結沙の幸せを思ってくれました。
放課後、結沙は楓と放課後デート。
浮かれている結沙とは反対に、楓はとても冷静で今後について話し合いをしようとしています。
「付き合う」が何なのかまだいまいちわかっていない楓。
「何したらいいんだろう。何がしたい?」
結沙にとっても初カレなので、実は聞かれえても何をすればいいのか分かりません。
うまくできなくて、結沙は落ち込み気味。
「片想いはたくさんしたけど、こっから先は未知だから私も付き合うのがどういうことかとかよく分からないの!頼りにならなくてごめん。」
結沙の気持ちを聞いてホッと安心する楓。
結沙の方が恋愛を知っているから早く追いついて同じ認識持たなくちゃと焦っていたのです。
「同じなら良かった。ゆっくり一緒に考えていったらいいんだもんね。」
理由付けなく手を繋いでくる楓。
今日やっと結沙は楓が彼氏だと実感することができました。
「こういうことで十分かも。手つないで歩いたり、いろんなこと話しながら楓くんのこともっと知って、そうしてるうちに同じ思い出が増えてっていう。付き合ったら何がしたいかっていうさっきの答えです。」
10話|クリスマスデート
初めての好きな人と一緒のクリスマス。
特別なことは起こらなくても、ずっと楽しくてずっと幸せな一日を過ごします。
お互いにプレゼントを交換し、街を歩いていると、ぐうぜん奈々未たちカップルに出くわします。
先輩は結沙に飴をプレゼントしてくれます。
結沙のことを「妹のようにかわいい」と思っている先輩に、奈々未がヤキモチを妬かないのが不思議な楓。
2人と別れ結沙たちはイルミネーションを見に行きます。
「結沙はさ、あの先輩のこと好きだったでしょ?好きな気持ちは消えてなくなるの?」
好きじゃなくなる気持ちを知らない楓は疑問でした。
「なくなるっていうか、恋だったのが自然に普通の”人としての好き”に変わった感じかな。」
好きになったことを後悔はしないと話す結沙に、ホッとする楓。
楓は八重に何も返せないことがずっと少し気になっていました。
「勝手かもしれないけど、俺もちゃんとそういういい通過点になれたらいいな。」
八重のことを言ったのですが、結沙は自分のことだと勘違い。
「楓くんは、そういう好きじゃなくなる気持ちわからなくていいからずっと!分かられたら困る・・・から。」
楓にとって人を好きになる気持ちが分かったのは、すごいことでした。
だから自分から手放す気など少しもありません。
この先もずっと一緒にいようという楓の気持ちが伝わり、それが今までで一番嬉しいクリスマスプレゼントとなった結沙。
11話|お宅訪問
イルミネーションを見たあと、楓の希望で結沙の家に寄ることに。
結沙の両親にちゃんと挨拶をしておきたいと思っていたのです。
結沙の帰りを満面の笑みで出迎える父。
しかし楓を見た父の態度は急変。
結沙に彼氏がいたことがショックでずっと拗ねています。
父は自分の得意分野(お菓子作り)で楓に勝負を挑みます。
ダメだったら交際は認めないと無茶苦茶なことを言っています。
できないと思っていたこともすんなり器用にこなす楓を見て認めざるを得なくなる父。
こんなに面倒くさい父親なのに、楓はちゃんと向き合ってくれました。
「ご両親にお父さんに大事にされてこの家で育って、今の結沙になったんだって肌で感じることができて嬉しいです。」
「こんな風に思うのは初めてなんです。そばにいさせて下さい。」
両親にも認められ、親公認カップルとなりました。
12話|ファーストキス
年が明け初詣に一緒に行く結沙と楓。
「好きな人と付き合いたい」という一番のお願いは去年叶ったので、強く望むことがない結沙の今年のお願いは「世界平和」。
(特にお願い事がないってすごいな)
(すごい幸せなんだな私・・・)
配ってる甘酒を一つ貰い2人で飲むことに。
間接キスを意識しまくりの結沙に対し、全く気にしていない様子の楓。
(やっぱり温度差じゃないけど)
(気持ちの種類にちょっと差があるような気が・・・)
幸せには違いないのですが、妹の延長のような気がして複雑な感情でした。
さりげなく聞こうとする結沙ですが、楓の様子がおかしいことに気が付きます。
顔が赤くふわふわご機嫌な様子。
しかし甘酒にはほぼアルコールは入っていません。
とにかくふらついている楓を階段に座らせる結沙。
(これはこれで新鮮で面白いかもしれない)
(なんとなく同じ学校の人とか会いたくないというか見せたくないような・・・)
結沙がそんなことを思っていると、谷から電話があります。
谷の話によると、楓は超微量のアルコールでも酔うほどお酒に弱いそうなのです。
楓が戻るまで階段でいると、楓が突然キスをしてきました。
「楓くんはこういうことしたくないんだと思ってた。」
結沙は楓の好きは、女としての好きじゃないのかもと不安に思っていたのです。
「なにそれ、俺ちゃんと恋愛感情分かったって言ったのに。ちゃんと好きって言ったのに伝わってない?」
「・・・別に何回でも伝えるからいいけどね!」
そう言って楓はもう一度キスをしてきます。
結沙は嬉しくて泣きそうでした。
(絶対、忘れられないファーストキスだよ)
なのに楓には「最悪だ。ごめん忘れて」と言われてしまい・・・!?
4巻へ続く
感想
楓くんの誠実さがすごく伝わる巻でした。
少しずれてるとこもあるけど、優しくて誠実で素敵な彼氏!
バカ正直なほど真っすぐに結沙の父と向き合う楓くんが本当に理想的な彼氏だわ。
甘酒で酔っ払う楓くんも可愛すぎた。
最後のアレはショックだけど、楓くんなりにファーストキスは理想のプランがあったのかな?
それとも結沙パパへの義理立て?
あまりに結沙が可哀想だったので、次巻ちゃんとフォローしてくれますように。
ネタバレは省略している部分もあるので、ぜひ漫画も読んでみて下さいね♪