セキララにキス3巻

セキララにキス3巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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山美に通い始めて新しい友達もできた千歳。
しかし山美祭を前に樹を怒らせてしまったうえに、予備校と学校の板挟みで大ピンチに!

だけどそんな千歳を樹が助けてくれ、山美祭を迎えられたのですが・・・?

ここから3巻のネタバレです。

9話

自由制作が完成した山美祭当日。

樹の本音が聞けると思っていたのに、突然現れた不審者に遮られた千歳。

「こんな所で再会できるなんて運命だね!」

そう言って千歳に抱きついてつきたのは、実は樹の兄・結之助だったのです。

雰囲気は似てないもののさすが樹の兄!顔面偏差値は超高めです。

千歳は半ば強引に結に連れられ一緒に周ることに。

山美卒業生の結は、生徒達からレジェンド扱いされるほど凄い人物だったようで、結の周りには人だかりが。

なのに気取ってなく、裏があるような人でもなく、気付けば千歳は結の人柄を好きになっていました。

2人でいると樹が立ち入り禁止場所から現れ、千歳を結から引き離します。

「あんなやつに付き合わなくていいから。」

さらに千歳が結のことを褒めると、樹のヤキモチは爆発。

「だったらあいつにしとけば?」

顔を赤らめている樹を見た千歳も思わず顔を赤らめます。

そして樹は千歳がいない場所で結に忠告します。

「千歳には手だすなよ。」

10話

(あれが嫌がらせのキスじゃないとしたら?)
(あの顔が私に対してのものだとしたら・・・?)

樹が一緒に作品を作ってくれたり、最初の頃とは違うような笑顔を見せてくれたり、それだけで死ぬほど嬉しいはずなのに、小さなことが積もり積もってやはり欲が出てきてしまうのです。

いよいよ山美祭自由制作の授賞式が始まります。

頑張ったかいもあり、デザイン工芸コース男鹿先生賞を受賞することができた千歳。

賞を取れたことは嬉しい千歳ですが、樹と結を見て2人の仲を心配していました。

(お兄さんとあんまり仲良くないのかな・・・)

夏休みが終わり、今日からまた通常授業が始まります。

山美の帰り、千歳は目黒と良子に誘われジェラート屋さんへ。

恋バナになり、話題は千歳の今までの恋愛話に。

千歳は今まで、告白されても大抵友達がその人のことが好きで、友達に嫌われたくなくて、付き合ったりしたことがありませんでした。

「好きな人はいなかったの?」と聞かれ思い浮かんだのは、小さい頃遊んでいた男の子でした。

(あの男の子のことは好きだったかも・・・)

樹のことが好きになったきっかけも話し、話題は目黒の好きな人へ。

背が低く童顔な目黒は、幼く見られ初対面でナメられることがコンプレックスでした。

しかし栗栖先輩の言葉で、自分がいかに小さいことにこだわっていたのか気づくことができたのです。

良子はそんな目黒の背中を押します。

「いつ告白するの?先輩が合格したら会えなくなっちゃうんだよ?この先進路別々なんだから。」

その言葉を自分に重ね、千歳も背中を押されます。

(今の関係が壊れるのが怖いなんて思ってたけど)
(一歩進まなきゃ一緒にさえいられなくなっちゃうんだ)

11話

「目黒ちゃん!栗栖先輩に告白しよう!」

「私も樹くん文化祭に誘うから!」

一歩進む決意をする千歳でしたが、樹と目黒が仲良さそうに話をしているのを見て萎縮してしまいます。

(自分だけ特別になれた気になってバカみたいだ)

一方、目黒は栗栖への気持ちが抑えられず2人きりの時に、ついに気持ちを伝えます。

「私のこともっとちゃんと女の子として見て欲しいです!今度デートしてくれませんか?」

その頃、千歳はうまく絵が描けず一人残っていました。

そこに結が現れ千歳の絵に手直しを加えます。

同じ鉛筆なのに、全然違うくて千歳は結の絵に感動します。

そんな千歳を見て結は「変わってないな~」と嬉しそうにしみじみ。

しかし千歳にはなんのことやらさっぱり分かりません。

結は顔を赤らめながら人形を手に取り千歳に見せます。

「コレはなんでしょう!?」

それは小さい頃に作ったヒューゴくん人形でした。

(うそ・・・)
(あの時の男の子?本当に?)

小さい頃お店で遊んでいた男の子が結だと気づいた千歳の目からは涙が。

「私ずっとあの時のお礼が言いたかったんです。」

「それは俺のセリフだよ。」

2人の様子を見た樹は大激怒し、強引に千歳を連れ去ります。

「あんな奴に付き合わなくていいっつっただろ!?」

目黒と仲良さそうにしていた樹を思い出した千歳も嫉妬心から樹を突き離すようなことを言ってしまいます。

「なんで樹くんにそんなこと言われなくちゃいけないの!?」

樹はついに自分の気持ちを千歳に伝えます。

「好きなんだ。おまえを。だから嫌なんだ。」

12話

樹の心臓の音が速くて、嘘ではないと言っているようでした。

千歳は今週末にある高校の文化祭に樹を誘います。

「高校の文化祭があるの!樹くんに来て欲しい!」

文化祭当日。

騒がれることが嫌いなはずなのに、樹はちゃんと来てくれました。

2人で周るはずだったのに、またしても結に邪魔をされてしまいます。

結は樹から千歳を引き離し2人きりに。

「千歳ちゃんにお願いがあってさ、俺の絵のモデルやってほしいの!」

結は昔からなんでもそれなりにできましたが、夢中になれるものがありませんでした。

しかし自分の作ったものであんなに喜んでくれるのだと知った時、すごく嬉しかったのです。

なにを描けばいいのか分からくなっていた結に、この道に進もうと思ったきっかけを思い出させてくれたのは千歳でした。

「千歳ちゃんのあの表情が描きたいって思った。だからお願いします。」

千歳は自分を救ってくれた結の力になってあげたいと望む一方で、やはり樹のことが気がかりですぐには返事を返せませんでした。

予想外のことばかりが起こる中、千歳が選んだ選択は・・・!?

4巻に続く

感想

樹の兄の登場、そして樹の告白と、大きく進展した巻でした。

樹くんはもう少し今の自分のスタイルを貫くのかと思っていましたが、兄の登場で加速してしまったのでしょうね。

両想いだけどまだ付き合ってはいない・・・よね?

千歳を好きだと自覚してからの樹くんの行動や言動にキュンとしました(*ノωノ)

目黒ちゃんもアクションを起こして、なんだかうまくいきそうな感じで良かった♪

目黒ちゃんのあのギャップはたまりません(*´Д`)

漫画を読みたい方は、ぜひ無料で読む方法を参考にしてくださいね♪

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