夏目友人帳4巻

夏目友人帳の漫画を無料で読む方法と、4巻のネタバレ感想を書いています。

強い妖力を持っていた祖母・レイコの遺品である妖怪たちの契約書「友人帳」を手にして以来、あやかしから狙われる羽目になった少年・夏目。
封印を解き自分の死後、友人帳を譲ることを約束した用心棒・ニャンコ先生と共に、妖怪たちへ契約した名前を返したりと忙しい日々を過していて・・・?

4巻のネタバレの前に、漫画を無料で読む方法から説明しますね♪

夏目友人帳を無料で読むには?

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次にネタバレです!

4巻|ネタバレ

夏目は小さい頃から時々変なものが見えました。

他の人には見えないらしいそれらはおそらく妖怪と呼ばれるものの類。

身寄りなくうとまれ、ずっとタライ回しだったのを最近引き取ってくれたのは、心優しい藤原夫妻でした。

妖が見えることは絶対に秘密です。

ある日の学校帰り、ニャンコ先生と立ち寄った雪の原っぱで、夏目の身体を借りようと妖怪が飛び掛かってきます。

夏目はとっさに交わし、妖は夏目の作った雪うさぎの中に入ってしまいます。

その妖怪の名は”玄”。

しばの原にある森の守り神の石の像に宿る妖でした。

「人の子よ、この器が溶けきるまでの間、力を貸してくれまいか。」

しばの原から西へと行った村に「魔封じの木」というのがあるのですが、3日程前に切れたらしくそこに封じられていたものが解き放たれたのです。

それは黒い気を放ち、時には草木を枯らし時には獣の心を乱す悪しきもの。

つまりその悪霊退治を手伝えと言うのです。

「断れば三代先まで祟る」と脅され、夏目は雪兎の手伝いをすることに。

「必ず、必ず奴をこの手で封印してやる。」

そう話す玄の気からは、悲しみと憎しみの感情が溢れていました。

「どんな事情か知らないけれど、悪霊なんてのを放っておけないな。玄、この街には俺が守りたいものがいっぱいあるんだよ。」

学校の友達に「魔封じの木」について聞くと、むかっし村を突然襲ってきた悪霊を村人と坊さんとで力を合わせて大木に封印したという話が浮上します。

しかもその木は、最近道路を広げるために切られたのだそう。

(感じることのできない人間はどこまでも恐れ知らずだな)

夏目は玄と一緒に噂の森林公園へ。

悪霊の痕跡を辿ると、一件のボロ屋からなにかを感じます。

小屋の中の空気は淀んでいて案の定、悪霊が夏目に襲い掛かってきます。

実は悪霊の正体は、玄の相方・翠だったのです。

「翠が悪霊になったんだ。だから俺がこの手でどうにかしたかったんだ。」

玄は翠を捕まえるのですが、逃げられてしまいます。

玄と翠は二対で一対、しばの原の石像に宿り森のことを守っていました。

悪い気が流れくれば2人で浄化し、邪鬼共が原を通って村へ降りようとすれば祓い飛ばしていました。

ところがある時、近くの村の土が痩せ作物がほとんど取れなくなってしまったのです。

「どうか土を肥やして欲しい」と村人は泣きついてきました。

玄と翠は祓い神であり畑を潤してやることは出来ませんでした。

それでも苦しそうな彼らを何とかしてやりたいという一心で、力の限り邪気を祓い続けました。

それでも畑を潤すことは2人にはできなかったのです。

ある日ついに、人間たちは不作の苦しみを玄と翠のせいにして「役立たずの神」だと鍬や鋤を手に押しかけてきたのです。

彼等は容赦なく二人を打ちました。

その時、翠はやめろと泣き叫びました。

「愛してやったのに」、「幸せを願ってやってきたのに」と。

その凶行により玄は獅子とは呼べない形に崩れ、翠は谷底へと落とされ砕け散ったのです。

その後、翠は砕けた器から飛び出し、悲しみと憎しみから悪霊となって村を襲ったのです。

そしてそこで人々に魔封じの木に封じられそれっきり。

「私は守ってやれなかったのです。人々から翠を。憎しみから翠の心を。」

だからせめて悪霊へとなり果ててしまった翠を自分の手で葬ろうと思ったのです。

その後も聞き込みを行うも、なかなか翠の居場所は掴めず。

そんな夜、夏目が眠っていると突然玄に首を絞め襲われます。

憎しみや悲しみが育ち、玄も悪霊になりかけているのです。

玄は自分の状況を把握し、夏目に「友人帳」に自分の名を書いてほしいと頼みます。

もし悪しきものになった時は、名前を書いた紙を燃やして欲しいと。

「玄!しっかりしろ!まだ一人ではないだろう?翠がいる、なんとかしてやるんだろう?」

しかし玄の妖力は日に日に衰え、おそらくもう強い光や熱に触れれば身体を保つことが出来ない状態。

ついに翠を見つけ出すことが出来た夏目は、玄がなんとかするまで翠を捕まえ離しません。

夏目の身が滅びそうになる一歩手前で、玄が翠を抱きしめます。

「一緒に帰ろう。君の心がいつか癒えたらまた2人で虹を待とう。」

まるで手に落ちた雪が溶けるように、玄も翠も消えていきました。

その時放たれた光はとても暖かく、その夜ははしゃぐように2つの光が虹のかかった山へ帰っていく夢を見たのでした。

続きは漫画で♪

感想

雪うさぎの玄がとてつもなく可愛かったです。

ネタバレでは省略していますが、翠を想ってぽろぽろと泣いたり、塔子さんが作った雪うさぎに寄り添って寝たり。

翠を想う気持ちに心打たれました。

他にも名取さんとの温泉旅行、絵の中の人、特別編三編が収録されており、どれも面白く満足のいく巻でした!

全話読みたいと思った方は、ぜひ無料で読む方法を参考に、漫画も読んでみて下さいね♪

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