ういらぶ。-初々しい恋のおはなし-11巻(完結巻)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています♪
ついに完結した「ういらぶ。」ですが、11巻では優羽と凛の結婚式に始まり、各キャラ達のラブの行方が盛りだくさんで大満足の最後でした!
本編の他、番外編3つ、特別編、実花が主人公の「花とモンキー」が収録されています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね。
前回、両親の引っ越しを機に凛の家で同居することになった優羽。
栄養士を目指して受験に臨んだ大学にも無事合格。
そして迎えた高校の卒業式。
蛍太や暦、凛と共に過ごし、少し成長した優羽は高校生活に別れを告げ、4人はそれぞれの道を歩み始めて・・・?
ではここから11巻のネタバレです!
最終話
高校を卒業して4度目の春。
今日は待ちに待った優羽と凛の結婚式。
暦が控室で優羽といると和真も挨拶にやってきます。
現在、和真は医学部の5年生。
薬学部5年の暦とはお互い忙しく会うのは実に2カ月ぶり。
スーツ姿の和真にキュンキュンする暦ですが、和真の前では素直になれずツンツンしてしまいます。
(久しぶりに会えて嬉しいのに)
(もっと色々話したいのに)
オープンに気持ちを伝えあう蛍太とるり先輩と比べ暦は落ち込んでしまいます。
そしていよいよ挙式が始まります。
凛と優羽はみんなの前で永遠の愛を誓いあいキス。
本当に幸せそうな優羽ですが、ドレスの裾を踏んずけて転びそうに!
皆が焦る中、凛が見事に優羽を支えます。
いつものように悪態をつきながらも凛らしく自信満々です。
「優羽を幸せにできんのはこの世で俺だけだからな!」
そんな中、結婚について話をフラれる暦ですが、本当は憧れているのにまた可愛げのないことを言って否定してしまいます。
(どこまで可愛くないんだアタシ・・・)
すると挙式が終わった後、和真が自分の名前を記入した婚姻届けを渡してくれます。
「オレはわりと考えてたよ。暦ちゃんとずっと隣で生きていくってこと。」
突然のプロポーズに暦の目からは涙が。
そう遠くない未来、優羽は隣に居る大切な人達と幸せな毎日はずっとこれから続いていくのです。
番外編#1
6月、ある日曜日の夕暮れ時。
優羽の元に凛から「牛乳持ってこい」と連絡があります。
しかし優羽の家にもストックがありません。
なので一緒にコンビニに買いに出かけることに。
突然のコンビニデートにわくわくの優羽。
(凛くんの彼女になって隣で手を繋ぐこと、同じ帰り道がこんなに幸せなんて)
買い物を終え帰っている途中、雨が降ってきました。
バス停で雨宿りすることになるのですが、優羽の服が濡れて下着が透けている事に気づいた凛は慌てて自分の服を着せて家へとダッシュします。
幸せなコンビニデートは早々に終わってしまいましたが、凛の隣で過ごす夜はまだまだこれからです。
特別編
凛の休日の過ごし方はだいたい決まっています。
これと言って特別なことはなにもありません。
ただ隣に住んでいるヘタレ(可愛い)彼女の面倒を見にいくことくらい。
今日も優羽の家に行く凛ですが、両親から親戚の集まりで一泊家を空けるからと優羽のことを任されます。
と言っても優羽の母と「清く健全なお付き合い」を約束しているため、夜はそれぞれのおうちです。
(だけど正直その決断をした俺を褒めて欲しい)
(だって俺の彼女は理性がぶっ飛ぶほどクソ可愛い)
優羽のことが可愛くて可愛くて頭がおかしくなりそうな凛ですが、なかなか素直になれず高圧的な態度をとってしまいます。
夜ご飯を優羽が作ってくれることになるのですが、料理ヘタな優羽は失敗してしまいます。
そんな優羽をすかさずフォローする凛。
「まじお前料理の勉強しとけよ!将来俺、毎日お前のメシ食うんだからな。」
料理上手な凛の完璧なオムライスは優羽のお皿へ。
俺様で高圧的な凛ですが、それでも優羽はいつも「やさしい」と言って笑ってくれます。
(結婚して子供とかできる頃にはもっと素直に優羽に優しくできてればいいな)
ご飯を食べ優羽の部屋へ。
イチャイチャしてくる凛にドキドキして思考が回らない優羽。
凛は欲情を抑えるために部屋から出ていき、明日の約束も断ってしまいます。
大事にしたいだけなのに、どうしても素直になれず凛は1人落ち込みます。
12時に来た母からのメールで日付が変わった今日、自分の誕生日だと思い出す凛。
(こんなトコで何やってんだ俺?)
(俺にはアイツしかいないのに)
凛は優羽に謝ってちゃんと気持ちを伝えようと立ち上がります。
すると玄関を開く物音が聞こえてきました。
泥棒だと思い焦る凛ですが、優羽が凛の誕生日ケーキを作って持ってきてくれたのです。
凛はケーキを食べ涙目に。
(優羽、ごめんな)
(俺いつもこんな愛し方しかできなくて)
(だけどなんてことない毎日が特別に変わるのも全部優羽だからなんだ)
番外編#2
両親の転勤で今日から凛の家にお世話になることになった優羽。
一つ屋根の下で2人きり。
そのシチュエーションにドキドキの優羽ですが、なんだか凛はそっけない態度。
(やっぱり突然同居だなんて迷惑・・・だったかな)
優羽は寝付けずリビングへ。
するとリビングのソファで凛が眠っていました。
凛に毛布をかけようと近寄ると寝ぼけた凛に抱きしめられてしまいます。
「おじさん、おばさん。今日だけ許して。ちゃんと優羽のこと守ってく・・・から・・・。」
少しだけそっけなく感じたのは、凛なりのいつもの優しさだったと気づくことが出来た優羽。
その後目覚めた燐は、夢じゃなかったことに驚くのでした。
番外編#3
去年のバレンタイン。
用意したチョコはどうしても渡せなくて結局自分で全部食べたほろ苦い思い出がある暦。
あれから1年、今日は2月14日。
暦は和真の家に勉強をしにきています。
だけど今は友達としてではなく”彼女”としているのです。
内心ドキドキの暦ですが、恥ずかしくて可愛げのない態度ばかり。
(どうしてアタシはこんなに可愛くないんだろう)
(付き合えてめちゃくちゃ嬉しいのに)
これではダメだと、暦は和真が席を立っている間に机の上にチョコを出します。
戻ってきた和真は自分の座る場所に置かれているチョコを見て驚き大喜び。
「チョコひとつで大げさな」と言う暦ですが、和真はチョコが貰えて喜んでいるわけではありません。
「こんな可愛い彼女にこんな可愛い気持ち貰えたのが幸せなんだよ。」
「ありがとう。大好きだよ暦ちゃん。」
(たぶん世界でたった一人だよ)
(こんなアタシを可愛いなんて言ってくれる人)
和真はチョコを食べた口で暦にキス。
来年はもっと甘くて幸せな気持ちをあげようと思う暦なのでした。
完結
感想
しょっぱなから優羽と凛の結婚式でとても幸せな気持ちになりました。
大学時代の2人や結婚後の2人も見たかった気持ちでいっぱいですが、本編ラストの4カップルの笑顔は最高でとても満足です。
とても幸せで楽しそうなのが伝わってきました。
番外編や特別編もキュンキュンするような甘い内容で読みながらニヤニヤ♪
ネタバレでは書いていませんが、他にも実花(和真の妹)が主役の「花とモンキー」も面白かった。
追いかける恋ばかりしてきた理想の高い実花でしたが、本当の愛に気づけて良かった。
実花の彼氏の尾田くんはかなり素敵男子でした。
最後には連載中の「恋するレイジー」の短編ストーリーも。
ぜひ漫画の方も読んでみて下さいね♪