その女、ジルバ5巻

その女、ジルバの漫画を無料で読む方法と、5巻(最終回)のネタバレ感想を紹介します。

ついに完結!
生き方を変えたアラフォー・アララの待つ未来は・・・?

ネタバレの前に漫画を無料で読む方法から説明しますね♪

その女、ジルバを無料で読むには?

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次にネタバレです!

5巻|ネタバレ

くじらママはアララに当時の話をしてくれます。

昭和21年から23年頃にだけ、さまざまな経歴で忽然と現れ消えた花売り娘たち。

きわどい仕事も覚悟して雇われた娘、知らずに来て逃げ出した娘、流行歌にあやかってみただけの素人娘。

くじらママ(きら子)はヤクザに騙されたバカな娘のひとりでした。

東京へ来て2カ月。
花を買うために”ヤバイ仕事”についた省次は笑わなくなり、きら子もヒロポンという覚醒剤に依存し変わってしまいました。

当時、丸の内政治家、富裕層の集まるサパークラブがありました。

経営は東京の老舗ヤクザ。

石橋はそこへ女の子を売り込みました。

ほとんどの女の子がはした金で働かされ店と石橋が儲けを折半していました。

きら子には高値がつけられ、裏じゃ酒とクスリ漬けの慰み物なのに、店では高嶺の花でした。

きら子は助之平香肝という金持ちに妾として買われます。

小さい家を借りてもらい女中が一人、下男のじいやが一人。

不自由ない暮らしをさせてもらっていたきら子ですが、一人の空間が毎日苦痛に感じていました。

ヒロポン中毒の禁断症状もあり、猛々しい興奮と落ち込みが交互に来て感覚も感情も壊れかけていました。

まもなくし、香肝の会社は倒産。
香肝も首を吊り自殺してしまいます。

残されたきら子の元に、一番会いたくなかった石橋がやってきてまた商売道具として捕まってしまいます。

「その後はまた別の店へ・・・それから・・」

アララはくじらママを気遣い話を中断させます。

人は辛い打ち明け話をせずにいられなくとも、話した後でまた傷が蘇り辛くなると何かで読んだことがあるからです。

(あたしはそれをわかっていなくては)
(ママの力になれればいいけど)

ある日、アララの元に実家から荷物が届きます。

食料品がいろいろと、甥っ子・タッツーの自作の絵本が入っていました。

「完結するまで読んじゃダメ」と言われ我慢してきましたが、今回でついに最終話です。

今まで送られてきた画を広げ繋げてみると一枚の絵になりました。

ほんの1~2年前まで「うんこちんちん仮面」だったタッツーなのに・・・と、感慨深いアララ。

「タッツー・・・どうしようこれ・・」

いよいよ今日から店の2階に引っ越しです。

お店のみんなに手伝ってもらい引っ越しが終わり、夜はみんなでお鍋パーティーです。

どんちゃん騒ぎをし、お泊り組のエリーとナマコを残しみんな帰っていきました。

その時、実はエリーよりナマコの方が年下だということを知ります。

エリーはナマコから金で最年少の座を買っていたのです。

ナマコが新婚の頃、旦那が身体を壊して働けず生活が苦しい時期がありました。

落ち込んでいた時、エリーにバレてしまったのです。

エリーは両親がくれたクマのぬいぐるみの瞳にはめてあった宝石を売ってお金を工面してくれたのです。

ナマコに気を遣わせないように最年少の座と引き換えに。

引っ越しが住み、落ち着いてきた頃、アララ宛に白浜から小包と手紙が届きます。

白浜は今勤めを辞めて、またブラジルにいました。

手紙の内容は、ジルバママの義兄のお話の続きでした。

ジルバは先に一人で読んだ後、お店のみんなにも見せます。

そして昔を思い出ししんみりしながら小包に入っていたブラジル土産・ラムのリキュール入りチョコをいただくのでした。

ある日、アララがお店の仕込みを終えて、一人で掃除をしていると、開店前なのでお客さんがやってきます。

いつも前を通るといい匂いがして気になっていたのです。

彼は開店後にまた来ますと言って店を出るのですが、アララに一目ぼれした様子。

ぼーっとしながら店から出て来て「可愛かったなぁ」と独り言を言っているのをマスターが聞いたのです。

アララも同じく彼に会ったあと、ボーっとしていました。

彼がお店に来ると思うとドレスもメイクも決まらないアララ。

そんなアララの様子を見てお店のみんなはすぐに恋をしているのだと気づきます。

アララに一番似合ったドレスを着せ、靴を選び、メイクアップをしてくれるお姉さま方。

そして7時彼が約束通りやってきます。

高齢の美女と粋なマスター、美味しい品々が今宵も「OLD JACK&ROSE」でお待ちしております。

完結

感想

ジルバママとくじらママの核心が最終巻にて明かされています!

最初は居場所がない独身アラフォーが、熟女ホステスさんに触発され、生き方を変えてゆく・・・というお話だったのですが、途中からブラジル移民、戦後、東日本大震災の福島の話と繋がっていきます。

予想外にシリアスな話になりましたが、最後まで読んで良かったと思いました。

たくさんの傷を負いながらもたくましく生きたジルバママやくじらママやその仲間たち、そしてこれからの時代を生きるであろうアララ達の幸せを願わずにはいられません!

最終巻はページ数のボリュームが多く、ネタバレでは省略している部分が多いので、ぜひ漫画の方も読んでみて下さいね♪

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